人前で話すのが死ぬほど緊張する人が1つだけ気をつけるなら
規模の大小はともかく、あなたも人前で話す機会があるでしょう。結婚披露宴でのスピーチや会社の朝礼・自己紹介・面接あるいはプレゼンテーションなど。
口から心臓が飛び出そうなほど緊張する。だけど代わってくれる人はいない。今回ご紹介するのはそんなときに役立つ小技です。
人前で話すことが苦手な理由
そもそも、話すこと自体が相手がいることを前提とした行為なので、「人前」という状況そのものが当然であり、本来ごく自然なことなのです。それなのに、その「状況」に意識を集中するから苦手意識につながるのでしょう。
人前で話すことにストレスを感じる最大の理由はどこにあるのでしょう?それはおそらく「他人から自分がどう見られるか」を過度に心配しているからではないでしょうか。
結婚披露宴のスピーチ
たとえば披露宴のスピーチであれば、目の前には大勢の人たちがいることでしょう。しかし、あなたは「自分が話すべきことを話し終える」という当面の自分が成し遂げるべきことに集中してさえいればいいのです。
どう見られるかなどは気に病むことではないのです。こう言うと身もフタもないのですが、あえて言います。皆、自分のことばかりを考えていて、誰もあなたの話す内容など気にしていません。
あなたが緊張しているか、余裕がありそうかといったことも気にしていません。あなたは自意識過剰になる必要はないのです。
あなたのスピーチが完璧であるかどうかなどは、誰も気にしてはいません。
「皆が自分の一挙手一投足に注目している!」そう思っているのは、あなただけなのです。なんだか緊張するのがバカバカしくなりませんか?
他人ではなく自分の目線を意識すること!!
でも頭では分かっていても、大勢の人々を前にするとやはり緊張するでしょう。これを解決するためのテクニックとして、「目線」をコントロールすることをお薦めします。
自信がないとき、人間は伏し目がちになるものです。つまり、目線が下がった状態になります。人間は目線を右下にすると「感情に浸るモード」に、左下にすると「自分との会話モード」に入るそうです。
目線を下げた状態だと、目線が左右をウロウロして「緊張するなー。失敗したらどうしよう」と心の中で独り言をいいながら、落ち着かなくなってくる。「話す内容を忘れそうだ…」と心の中で独り言をいいながら、どんどん不安になってくる。
このループにハマるとなかなか抜け出せなくなるのです。そして、焦れば焦るほど泥沼にハマります。
目線を高く保つ
これを打破する方法はてのひらに「人」という字を書いて飲み込む…のではなく、「目線を高く保つこと」です。
人が何かの感情に浸るには目線を下げる必要があるのです。これを逆手に取ります。これが人間科学に基づいた、人前で堂々と話すための手法です。
大統領も演説でそうしてる
2009年のオバマ大統領による就任演説は、その好例です。大統領は約20分にわたる演説中、ただの一度も目線を下げませんでした。200万人もの聴衆は壇上にいる彼よりも下にいたにも関わらず、です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
人前で話すことが苦手だという場合には「目線を高く保つこと」。ぜひ、これだけを意識してください。
たとえば披露宴でスピーチする状況では、部屋の一番奥の「壁と天井の境」を見て話すようにする。あるいは一番奥にいる「1人」だけに向かって話すようにする。今後、人前で話す機会があれば実際に試してみてください。
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あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。