まぶたの乾燥やしわの原因と11の対策【ケア用動画あり】
なんだか最近、まぶたの乾燥やしわがやけに気になる……
これって疲れのせい?それとも年齢のせい?
まぶたがしわだらけでハリがないと、年齢以上に老け込んだ印象を相手に与えてしまいがちです。
女性にとって、周囲の人から実年齢よりも若く見られることは、とても価値の大きいことですよね。
簡単なセルフケアでまぶたの張りや乾燥が改善するなら、あなたもぜひやってみたいと思いませんか?
この記事では、気になるまぶたの乾燥やしわの原因とその改善策をお伝えします。
まぶたの乾燥やしわを招く10の原因
まぶたは顔のなかで最も皮下脂肪が薄く、皮脂腺も発達していない部位です。
そのため、皮膚の角質が何らかの原因でバランスを崩してしまうと、角質に必要な水分を保っていられなくなり、まぶたの皮膚が乾燥します。
顔の他のパーツ(頬やおでこ・顎など)と比較して、まぶたは皮下脂肪が薄いため、ほんの少し乾燥しただけでも皮膚の乾燥やしわが目立ってしまうのです。
まぶたが乾燥する原因には以下のようなものがあると言われています。
- 睡眠不足
- 脱水傾向
- パソコンの使い過ぎによる瞬きの減少
- オフィスなどの空調環境
- ホルモンバランスの変化
- 仕事や家事育児による慢性疲労
- 心身のストレス
- 便秘
- 皮膚のターンオーバーの乱れ
- 加齢にともなうまぶたの痩せ
年齢を重ねるにしたがって、様々なストレスや慢性的な疲労が蓄積する出来事も増えていくものです。
あなた自身はまだまだ頑張れるつもりでいても、まぶたの乾燥・しわという形で体が「お疲れサイン」を出しているのかもしれません。
日頃の行動を意識すれば、ある程度まぶたのしわを軽減できるので、次章でお伝えする11の習慣に気をつけてみてください。
まぶたの乾燥・しわを目立たなくさせる11の習慣
まぶたの乾燥やしわ改善のために留意したい習慣には、以下のようなものがあります。
- パソコンを長時間連続して見続けない
- 部屋の加湿、エアコンの風向きを工夫する
- 十分な睡眠、規則正しい食生活
- タバコを吸ってるなら禁煙する
- 紫外線対策をしっかりとする
- 日中意識して水分をとる
- 洗顔を熱いお湯で行わない
- まぶたを強くこすらない、押さない
- 基礎化粧水で十分に保湿する
- 暖かいタオルをまぶたに軽く乗せ血行を良くする
- マッサージを行う
マッサージについてはさまざまな方法がありますが、まぶただけをマッサージしないようにすることが大切です。
皮膚は、物理的な刺激で角質層がはがれてしまうこともあります。
まぶたのしわ=たるみ解消のマッサージ・ツボ押しの具体的な方法については、以下の動画を参考にしてくださいね。
【顔ヨガ】まぶたのたるみ&おでこのシワを解消!
上まぶたのたるみに効くツボ「魚腰」
目の下のたるみと、まぶたのたるみを解消するツボ押しマッサージ
https://youtu.be/7QS3Gl9MA2Q
この動画にあるエクササイズやツボ押しを続けると、まぶたの筋力アップと血行改善が期待でき、まぶたの皮膚のしわが目立たなくなっていきます。
ですが、実はもう一つとても大切なことがあります。
それが、皮脂腺が少ないまぶたの構造です。
皮脂量と肌乾燥の密接な関係
皮脂腺が少ない構造ゆえに、まぶたの皮膚は他の皮膚に比べてもともと乾燥肌になりやすい特性があります。そのため、さっぱり系の化粧水だけでは、まぶたは十分な保湿ができないケースが多いのです。
肌の水分を保つためには、水分の蒸発を防ぐ皮脂が必要です。
ですが、まぶたの皮膚には皮脂腺が少なく、一度乾燥肌に傾きかけると皮脂量がすぐに不足してしまい、まぶたの皮膚の水分がどんどん蒸発してしまうのです。
出典:https://coffrea.jp/
皮脂は本来、肌表面で膜を作り内側からの水分の蒸発を抑えて保湿する役目があります。
したがって、①この皮脂が減ることによって、②肌内部の乾燥がすすみ、③バリア機能の低下した肌が紫外線や雑菌などに無防備にさらされると、④最終的にさらなる乾燥、黒ずみやシミ・そばかすの原因になってしまいます。
そして、皮膚の皮脂量は年齢によって一定ではありません。
出典:https://coffrea.jp/
また、皮脂量は年齢によっても変化します。皮脂量は30歳がピーク。それ以降は急降下して乾燥肌や日焼けによる黒ずみ・シミの原因になります。
30代後半〜40代で急に感じる肌の乾燥は、水分量だけでなく皮脂量の減少も関係しています。
結論として、まぶたの乾燥としわを改善するには、水分だけでなく「皮脂」も補える保湿化粧品やクリームを使用することが大切なポイントになります。
さいごに
年齢とともに気になり始めるまぶたの乾燥としわ。その原因と対策についてご説明してきました。
皮下脂肪も皮脂腺も少ないまぶたのケアには、ほかの皮膚以上に保湿が必要になります。
そのスキンケアは、まぶたの肌質にあっていますか?
後々大きな差がつく毎日のスキンケアだからこそ、少し投資してもよいですよね。。
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