辞めたいけど切り出せない。でもこのままいたら潰れそう。どうにか円満退社する方法は…? 〉〉

入社3ヵ月で仕事辞めたいという新卒は転職も失敗しますか?

仕事を辞めたい女性

入社してから数日、あるいは数ヶ月で「仕事を辞めたい!」と退職を決意し、そのまま辞めてしまう新卒の方は、年々多くなってきているのだそうです。

実際に、あなたも入社して間もないけど「仕事辞めたい!…でも、新卒だし…すぐに辞めても大丈夫なんだろうか…」とお悩みなのではないでしょうか。

ここでは「仕事辞めたい…でも新卒だし…」と、答えが出ず、悶々とお悩みのあなたに解決のヒントをご紹介します。

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仕事を辞めたい…新卒の人が見えていないこと

見えていない女性

私が現役でバリバリと働いていた20代の頃は「仕事を辞めたいんです…」と悩む新卒の後輩に対し、「石の上にも3年」ということわざをたびたび、使っていたことがあります。

なぜなら右も左もわからず、無我夢中で働いている新卒の時代は、自分はもちろん、周囲に対しても余裕が持てないまま突っ走っている状態。

このような状況のなかでは当然のことながら「ある程度の経験年数を積まなければ、仕事の奥深さや、自分なりの価値観など何も知ることはできないし、確立しない」ことを私が身を持って経験したからです。

しかし、そうはいっても、「先輩に叱られた」「失敗ばかりで周りに迷惑ばかりかけている」「人とコミュニケーションがうまく取れない」など、さまざまな悩みが次から次へと襲いかかる毎日。

常に「辞めたい。新卒だけど、もうイヤだ。こんなところにいるくらいなら別のところに転職したい…」「…とにかく仕事辞めたい…新卒だろうと、もう関係ない」という考えでいっぱいになり、冷静さを失っている状態になったとしても、無理はありません。

話は少し、横道にそれますが、もう一つ有名なことわざに「木を見て森を見ず」という言葉があります。

まさに新卒の時期は「木」は見えるけれど「森」は見えていない状態。 つまり目の前の事象は何とか見ることはできるものの、仕事の全体像は全く見えていない状態です。

全体像が見えてくるからこそ、選択肢が広がりやすいのに、「木」しか見えていない段階では、それこそ、「誤った判断」をしてしまうリスクが高くなります。

それでは、「仕事を辞めたい」と新卒の時期に考えた場合、早期退職をすることは具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

仕事を辞めたい…新卒で辞めることのメリット

仕事のストレスからの解放

仕事のストレスから解放される

社会人となって間もない頃は、右も左もわからず、極度の緊張やストレスでいっぱい。

疲れも知らない間に溜まっていき、折角の休みの日もゴロゴロと寝てばかり。家でダラダラと過ごしていると、「は!もう休みが終わってしまう!」なんて焦り出す人も。

その点、仕事を辞めればそのようなストレスはほぼなくなりますので、解放感が溢れだしてきます。

早寝早起きする必要なし

早寝早起きは健康に良いとはよく聞くものの、いざ規則的な生活になると意外ときついものです。

飲み会でも遅くまで飲めない。早く起きられるか自信がない…と前日から不安と緊張を抱えていた生活はもう終わり。寝たいときに寝て、起きたいときに起きる夢のような自由が待っています。

仕事を辞めたい…新卒で辞めることのデメリット

転職のデメリットに驚く女性

再就職をするにあたり、非常に困る

短期間で仕事を退職した理由に対し、人事課は必ずといっていいほど、その理由を聞きます。

「人間関係が合わなかった」「忙しすぎて、とても体力がもつ自信がなかった」などという理由を、考慮してくれる担当者も確かにいます。

しかし、悲しいことに人事担当者は、「長く働いてくれる人材」を求めていますので、経歴が浅いと、退職理由によっては採用を見送られてしまうことも…。新境地を開こうと、意欲満々で面接を受けても、残念ながら失敗するケースは少なくありません。

金銭面で困る

再就職先が見つからない間は、当然のことながら、無収入の時期が訪れます。人によって事情は違うものの、「無収入」は精神的にも正直、キツイ…。

社会生活を最低限、営む者としては、大金でなくてもいいので、ある程度の貯金を蓄えておかないと、途中で焦りや不安にさいなまれて自暴自棄になる可能性も。


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情報が少ない状況で下す決断はリスクを伴うことも

驚く女性

ある程度、経験を積めば、視野も広がり、様々な状況や背景も考慮しやすくなるため、多角的な視点から退職、転職を冷静に判断しやすい状態になります。

新卒のころは残念ながら社会人として働くこととは何なのかが深まっていない状態であり、冷静に判断する力も現時点では未熟な状態です。

また、残念ながら新卒は社会で身に付けた方が良いマナーも常識も浅く、様々な状況を多角的視点でとらえ、総合的に判断する力も十分ではない段階です。

社会人として、組織人として必要なことは、周囲の同僚や多職種との関わりを通じて、少しずつ学んでいくもの。

「働いて○ヶ月で辞めるなんて」とか「たった○ヶ月働いただけで、うちの会社の何がわかるの?」と周りが言うのも、それなりの理由があるからなのです。

ですから働き始めて数ヶ月で「この職場は合わないから」「私には向いていないから」などと決めつけることはある意味、非常にリスクが大きいですし、転職してからも同じところでつまづく可能性は決して低くありません。

まとめ

これまで短期間で転職することのリスクを述べてきました。しかし、我慢に我慢を重ねた結果、心身ともに疲れ、潰れてしまっては、元も子もありません。

さまざまな新卒の方の体験を見聞きするなかで思うのは、必ずしも新卒だからといって、1つの職場で長く働き続けること=幸せではないですし、実際に、新卒で早期退職をして成功したケースも存在します。

ですから、カウンセリングでも「ほんとは仕事辞めたいけど、新卒だから辞めないほうがいいですよね」というご相談に対し、「その通りです」と言い切ることはしなくなりました。

あなたの大切な人生です。どちらの選択をしたとしても、決して間違いではないのです。

たとえ、あとになって「自分の選択が間違いだったかも…」と思ったとしても、その先の未来は自分でいくらでも変えていけるのですから。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。