首ニキビの原因と女性にできやすい2つの理由

首ニキビ

首ニキビはつい触ってしまいがちな場所にできることもあり、気づいた時には膿んでいたり、重症化してしまっていることが多いニキビです。

手で触っていなくても、髪や服などが触れて刺激になっていることもよくあります。

また、首ニキビができるときは1つだけではなく、フェイスラインに沿っていくつもできることが多いのもやっかいな点です。

  1. 目立つ上に治りにくい首ニキビの原因
  2. 首ニキビが女性にできやすい2つの理由

この記事ではこれらについてお伝えします。

首ニキビができる原因って?

どうして首ニキビはできるの?

結論からいうと、首ニキビができる原因は「アクネ菌が異常に増えていること」です。

といっても、アクネ菌は突然異常発生したり、感染によって爆発的に増えていくわけではありません。

もともと皮膚に存在しているアクネ菌がさまざまな要因で皮膚の外に排出されなくなり、皮脂を栄養にして増えていくと考えられています。そのため、皮脂分泌の盛んな10代頃にニキビができやすいのです。

不潔な首周りはアクネ菌のエサが豊富

首ニキビができるのはアクネ菌が異常に増えているから。その最大の原因は、首周りを清潔に保てていないことです。

汗をかいた髪の毛がずっと首に当たっていたり、何週間も枕カバーを洗濯してなかったり…といったことに心当たりはありませんか?

あるいは、洗顔後に首周りにすすぎ残しの洗顔料がついていることは?

すすぎ残しはアクネ菌のエサになるので、とくに注意が必要です。

こうした一つひとつの生活習慣が改善しなければ首ニキビは何度も繰り返しできてしまうため、悩む人が多いのですね。

首ニキビの原因はアクネ菌。なのでアクネ菌対策が必要です。

アクネ菌

あたりまえのことを書いてるのですが…

じつはニキビの原因となる菌にはもう1種類あり、それがカビの一種で「フケの主な原因」ともいわれているマラセチア菌です。このマラセチア菌は顔以外の体の部位にできるニキビの原因になります。

繰り返しになりますが、首ニキビができる原因は「アクネ菌」です。

それなのに、マラセチア菌が原因だと勘違いして、それ用のスキンケアを一生懸命してしまっているケースがあります。それではいくら頑張っても首ニキビを治すことは難しいかもしれません。

「首ニキビは一度できてしまうとなかなか治らない」といわれる理由のひとつが、このように対策を間違えているケースです。

また、首ニキビは男性よりも女性にできやすいといわれています。

首ニキビが女性にできやすい2つの理由

1.髪が長いと通気性が悪くなる

ロングヘアの女性が髪を縛らないで垂らしていると首周りの通気性が悪くなります。そうすると、汗をかいて首が蒸れたり不潔な状態になってしまうことが多くなります。

ヘアスタイル的にも男性より女性の方が首ニキビができやすいのですね。これが女性にニキビが多い1つめの理由です。

2.女性にも男性ホルモンがある

女性だからといって女性ホルモンしかない訳ではありません。女性にも男性ホルモンがあり、男性にも女性ホルモンが存在しています。ただ、女性にとっては男性ホルモンが増えることが首ニキビの原因になるのです。

どういうことか説明しましょう。

男性ホルモンの1つアンドロゲンには、皮脂の分泌を促進する働きがあります。そうなると、過剰な皮脂がたまって毛穴が詰まり、その結果ニキビになってしまうのですね。

女性はヒゲの代わりにニキビができる?

顎ニキビ

フェイスラインやあご、口周りなどにニキビができている場合は男性ホルモンが原因の可能性が高いです。

これらの部位はとくに男性ホルモンの影響を受けやすく、男性だとヒゲが生える位置に当たります。女性の場合は、ヒゲの代わりにニキビができてしまうわけですね。

ではなぜ、女性なのに男性ホルモンが増えてしまうのでしょうか?

その一番の原因はホルモンバランスの乱れだといわれています。ホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰に分泌され、首周りに限らずニキビができやすくなります。

女性は生理のサイクルに合わせてホルモンバランスが大きく変わります。これが女性にニキビができやすい2つめの理由です。

そしてこのホルモンバランスはとてもデリケートで乱れやすいもの。ホルモンバランスが乱れる原因はいくつかありますが、大きく3つに分けることができます。

ホルモンバランスが乱れる3つの原因

1.ストレス

ストレス

ストレスが美容の大敵というのは、迷信や思い込みではなく、科学的に実証された事実です。

過剰なストレスを受けると自律神経に影響を及ぼします。ですが、じつはこれは正常なことで、「ストレスは人間の体にとって害である」と体が反応しているということなのです。

肌にとって問題となるのは、ストレスを感じたときには男性ホルモンが分泌されているという点です。

そのため、ストレス反応が続くと、やがて脂性肌になってしまいます。また、男性ホルモンには肌を固くする性質があるため、毛穴が萎縮し詰まりやすくなります。そうすると、アクネ菌が繁殖しやすくなりニキビができる原因となってしまいます。

ストレスの原因はさまざま。定期的な発散を

ストレスが溜まる原因は様々なものが考えられます。全てをなくすことは無理かもしれませんが、定期的にストレスを発散し心穏やかに過ごすことで、首ニキビも落ち着いていくかもしれません。

ストレス発散方法については、こちらの記事をご一読ください。
 関連記事 【保存版】6大ストレス発散方法の頭文字は「STRESS」

また、「泣くこと」にはカタルシス(自浄)作用といって、かなり強力なストレス発散効果があることが知られています。
 関連記事 泣ける映画でストレスをデトックス。号泣感動邦画46選はコレだ!

2.食生活の乱れ・嗜好品

タバコ

首ニキビに限らず、ニキビに刺激物はよくありません。

刺激物、タバコやお酒、脂分の多いものはできるだけ控えましょう。これらは、せっかく体内に摂り入れたビタミンを壊してしまいます。

それと同時に、脂分の多い食品には血糖値を上げやすい傾向があります。血糖値の上昇は汗や皮脂の分泌につながるため、ニキビができる原因になります。

習慣行動をいきなりやめることは難しいでしょうが、タバコをやめることで得られるメリットはとても大きく、取り組む価値はあるでしょう。
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バランスの良い食事

もともと皮脂の分泌が活発な10代や女性ホルモンのバランスが乱れ始める40代は、食生活の影響がダイレクトにニキビの原因につながります。

ホルモンバランスを整えるためには食物繊維や大豆製品をしっかり摂ると良いといわれています。

さらに、野菜、たんぱく質、オメガ3などの良質な油も意識して取り入れたいところです。

食事は基本的には定食のようなバランスの良いものを選び、逆に、コンビニの菓子パンだけといった単品の食事は控えましょう。主食は、白米よりも血糖値の上昇が緩やかになる玄米がおすすめです。

食生活改善についてはこちらの記事を参考にどうぞ。

首ニキビには保湿が大切ですが、水分の摂りすぎには注意してください。肌のトラブルを抱えているときは血流の流れが悪くなっているわけですから、水分をたくさん摂ると体内に溜まって体を冷やしてしまうかもしれません。

体内の水分不足と肌の内側が乾燥しているインナードライはまた別のものです。保湿は外側からしっかりしてあげてください。

食事と首ニキビは関係ないもののように思えても、こんなにも気をつけることがあります。ぜひ、食生活を見直してみてくださいね。

3.睡眠不足

睡眠不足の女性

睡眠不足が肌に良くないというのは、もうよく知られていることですね。

睡眠不足は単に肌荒れを起こすだけではありません。日々、受けているダメージを肌は睡眠中にケアしていくので、睡眠のリズムが崩れれば肌の自己回復力も大きく低下してしまいます。

また、睡眠不足そのものが大きなストレスになり、自律神経系の交感神経が優位な状態になります。これは、男性ホルモンの分泌が活発になることを意味します。そうすると、皮脂分泌量が増加して、首ニキビができる原因になってしまいます。

ただし、単に長時間寝ればよいのかというと、そういうわけではありません。

なぜなら、肌のダメージを修復したり新陳代謝を活発にしたりする成長ホルモンがたくさん分泌されるのは入眠から4時間程度だからです。効率よく首ニキビを治すためには、長時間眠ることよりも質の良い睡眠を目指すのが正解です。

睡眠の質の重要性についてはこちらの記事をごらんください。

さいごに

首ニキビは目につく上にたくさんできてしまうので、少しでも早く治したいところ。

ですが、ニキビを根本的に治すためには、食生活や生活習慣などの見直し・改善が欠かせません。なので、首ニキビを外側からもケアしつつ、普段の生活の中にある根本原因を改善していきましょう。

じっくり取り組む内側のケアと外側からのケア、その両方に関して詳しくはこちらの記事にまとめてあります。あわせてどうぞ。