石鹸で落ちる日焼け止めもクレンジングが必要?これが正しい落とし方
暖かくなって日差しが強い季節がやってきましたね。通勤や通学などで日焼け止めを塗る日々が続くことになりますが、あなたは正しい日焼け止めの落とし方をご存知ですか?
現在では、クレンジング不要の石鹸で落ちる日焼け止めが増えてきていますが、全てが石鹸で落ちるとは限りません。クレンジングが必要な日焼け止めもたくさんあります。
今回は、日焼け止めの正しい落とし方をお話します。
石鹸で落ちる日焼け止めでもクレンジングが必要!?
最近は、石鹸で落ちるタイプの日焼け止めが増えてきていますが、ウォータープルーフの日焼け止めや紫外線吸収剤が入っているにも関わらず、「石鹸で落ちる」「クレンジング不要」といった記載がある日焼け止めがあります。
この場合は、石鹸で落ちると記載のある日焼け止めであっても、念のためクレンジングで落としておいた方が良いでしょう。また、石鹸で洗っても肌に白く日焼け止めが残ったり、日焼け止めの感触が残ったりする場合もクレンジングが必要です。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オキシベンゾン-3、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンが代表的な紫外線吸収剤です。
どれも水に溶けない成分で、ウォータープルーフの日焼け止めによく使われますが、長時間つけていたり何度も塗り直したりすると肌への負担がかかるので、できるだけ早めにクレンジングで綺麗に確実に落としたいものです。
日焼け止めの種類
日焼け止めは落とし方で以下の4タイプに分かれます。
1.石鹸で落ちる日焼け止め
「石鹸で落とせる」「クレンジング不要」といった記載があるものは、洗顔料やボディソープで落とすことができます。
しかし、前述の通りウォータープルーフのものや紫外線吸収剤が含まれている日焼け止めは、念のためクレンジングが必要と考えた方が良いでしょう。
2.クレンジングで落ちる日焼け止め
「専用クレンジング不要」といった記載があります。この日焼け止めの場合、普段使っているクレンジングを使うと落ちます。オイルやリキッドタイプのクレンジングで落とすのがオススメです。
3.専用クレンジングで落ちる日焼け止め
とくに落ちにくい日焼け止めの場合、日焼け止め専用のクレンジングを使います。
「日焼け止め落とし」といった名前で売られていることが多いですが、最近は店頭であまり見かけません。
専用クレンジングは洗浄力が高く肌に負担が大きいため、不安な方はオイルタイプのクレンジングで落とすことをオススメします。
4.お湯で落ちる日焼け止め
この記載がある場合、日焼け止めだけを使用した部分はお湯で綺麗に洗い流せます。
しかし、汗・皮脂汚れは普段通りにありますから、どちらにせよ洗顔料やボディソープを使う必要がありますし、汗で簡単に落ちてしまうので肌が弱いなどの理由がない限り実用性は低いでしょう。
正しい日焼け止めの落とし方
石鹸で落ちる日焼け止めでも、ものによってはクレンジングが必要なことがおわかりいただけたでしょうか。それでは、クレンジングをする際の正しい日焼け止めの落とし方をお話します。
1.体の水分は拭き取っておく
クレンジングの効果を高めるためにも、全身の水分を拭き取っておきましょう。「濡れた手でも使える」といったクレンジングでも、濡れていないに越したことはありません。
2.オイルクレンジングがオススメ
使うのはオイルクレンジングが、一番なじみが良くてオススメです。
3.さっとスピーディーに落とす
クレンジングはだらだらとマッサージせずに、全身にサッと隙間なく馴染ませて、ゴシゴシこすらずに優しく押さえてから流します。さっとスピーディーに落とすためにも、クレンジングの種類はオイルが一番良いのです。
4.W洗顔する
確実に日焼け止めを落としておくためにも、顔も体もWで洗っておくことをオススメします。この時もゴシゴシこすらず優しく行いましょう。
5.しっかり保湿する
日焼け止めは、塗った時も肌に負担がかかりますが、落とすときはもっと肌に負担がかかります。保湿はいつも以上に念入りにすべきです。
さいごに
塗るのが面倒な日焼け止めですが、落とすのも大変面倒で肌に負担がかかることが、おわかりいただけたでしょうか。
ウォータープルーフなどのクレンジングが必要な落ちにくい日焼け止めは、海などの長時間外出に行くときだけにとどめ、普段は肌に優しい日焼け止めを選びたいですね。
ちなみに、塗る日焼け止めから飲む日焼け止めに切り換えると落とす手間そのものがなくなります。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。