ワキの臭い女性が注意すべき場面3選!ニオイを防ぐ対策4つも
「もしかして私のワキ、におってる?!」
残念ながらニオイに関して本人が不安に思うことは、かなりの確率で当たっています。
実際、欧米では人口の7割、日本でも人口の1割の人にワキガがあるといわれています。
また、ワキガというと「男性の悩み」という印象が強いですが、実は意外にもワキガは女性に多いんだそう。
ワキのニオイが原因で男性から敬遠されるなんて女として考えたくないですよね…
電車やエレベーター、至近距離での会話など。
気まずい思いをしないよう、ワキガや脇汗の対策を知っておきましょう。
男性が女性のワキのニオイを意識する場面3選
1.満員電車
満員電車は、人と人との距離がとても近く、つり革につかまることでワキがノーガードになってしまいます。
「キレイな女性が隣に来たと思ったら、ワキからすっぱい匂いがしてガッカリした」
「おじさんかと思って、においの方を見たら女の人でドン引きした…」
など、男性は電車の中で女性からワキのにおいがすると、それはもうかなりガッカリするようです。
2.エレベーター
混んだエレベーターは人との距離がとても密接なデンジャラスゾーンです。
「急いで乗り込んできた女性のワキがツーンとにおった」
など、お互いに避ける空間がないからこそ、ニオイが強く意識されることになります。
3.職場
机の並んだオフィスも、人の体臭やニオイが気になる場所。
「彼女のそばを通ると、いつもすっぱいニオイがする」
「職場にワキの臭いがキツい女がいて、結構ツラい」
そんなふうに、周りの人が我慢していることもあるんだそう。
職場で自分が「ワキが臭いスメハラ女」と思われているかもしれないなんて考えたくもないですね…
スメハラとは、ワキガや加齢臭、あるいは香水や柔軟剤などの香りが強すぎて、周囲に不快感を与えてしまうことです。
ワキの臭いの原因3つ
汗には「サラサラ」汗と「ベタベタ」汗の2種類の汗がある
汗を分泌する汗腺は2種類あります。
一つは運動や熱いものを食べた時などに自然に発汗する、エクリン腺から出る汗です。この汗は、99%が水分でサラサラしています。
もう一つが思春期に発達しはじめるアポクリン腺から分泌される汗で、異性を惹きつけたり仲間を識別したりするための汗です。
アポクリン腺から分泌される汗は、タンパク質や脂質を含み粘り気があり、ベタベタしています。
ツーンとしたすっぱいニオイは、このアポクリン腺から出た汗によるものです。
1.汗に細菌が繁殖すると臭いがきつくなる
エクリン腺からの汗もアポクリン腺からの汗も、汗をかいたまま放置してしまうと、汗に含まれるたんぱく質やアンモニアに体の表面に存在する細菌が繁殖し、嫌なにおいになります。
しかし、アポクリン腺からの汗の方がより独特な臭いがするためにツーンとすっぱいニオイがさらにキツくなり「クサい女」と思われてしまうことに。
2.ワキの垢や皮脂の分泌が臭いを強くする
汗が分泌される汗腺に垢が付着したままでいると、ワキのニオいがキツくなります。
また逆に、汗を気にしてワキを洗いすぎると、皮膚バリアが傷つき水分が保てなくなります。
そうなると、皮脂が過剰に分泌されるようになって細菌がワキに繁殖しやすくなり、ニオイの原因になってしまうことに。
3.ワキ毛の処理不足が臭いを強くする
ワキ毛の処理がきちんとできていないことでも、ワキ臭の原因になります。
体毛で覆われた部分は蒸れやすく、細菌が繁殖やすい環境でもあります。
毛根や皮膚表面に常在菌が繁殖することで、ワキのニオイがキツくなることにつながります。
ワキの臭いを防ぐ4つの対策
1.ワキを清潔に保つ
ワキのニオイを防ぐカンタンで効果的な方法は、汗をかいた皮膚をそのままにしないことです。
「汗をかいたらこまめに汗を拭く」これを意識しましょう。汗は自然に乾いても、ニオイのもとは残り続けます。
また体を洗う時には、泡洗浄で優しく汚れを落とし、皮膚を清潔に保ちましょう。
ワキを強くこすりすぎないこと、石鹸成分を十分にすすぐことも、ワキのニオイケアの大切なポイントです。
2.わき毛の処理は怠らない
ワキのニオイケアには、定期的なワキ毛処理も大切です。ワキ毛の根本で皮膚の常在菌が繁殖することを予防するためです。
ワキ毛処理にも、ポイントがあります。
ワキ毛処理をした後は、皮膚ケアを十分に行うことです。傷ついた皮膚は、細菌が繁殖しやすいため、炎症などを発症しやすいためです。
このひと手間がワキの臭い女にならないポイントです。
自宅で入浴中に簡単ケアできることから大人気の脱毛石鹸(抑毛石鹸)はご存じですか?
こちらの記事をご参考にどうぞ。
3.動物性たんぱくを取りすぎない
肉中心の食事は、ワキのニオイをキツくする傾向があります。そのため、肉を食べる時は、野菜も十分に摂ることが大切です。
ワキガを抑える食事は、アルカリ性食品を多く摂取すると良いといわれています。
アルカリ性食品の代表格といえば梅干し。ワキのニオイが気になる夏場は、梅干しを意識的に摂るようにするとワキのニオイを抑えられかも知れません。
4.汗をかきやすい生活習慣を心がける
汗腺の刺激が少ないと汗の水分がうまく分泌されず、ワキが臭くなることがあります。
そのため、普段から
- ウォーキングやストレッチをする
- 冷房をかけすぎない
- 冷たいものを摂りすぎない
といったことを心がけ、体温調整のための水分の多い汗をかきやすい体質を目指すと良いでしょう。
さいごに
自分のワキのニオイは恥ずかしいですし、そのせいで他人に嫌な思いをさせることは避けたいですよね。
ですが、自分で自分のニオイに気づくことは難しいのです。
家ごとにその家のニオイがあっても自分の家のニオイには鼻が慣れて気づかないのと同じように、自分のワキのニオイにはなかなか気づけないものです。
最後にこの記事のおさらいとして、以下の11項目をチェックしてみてください。
- 耳垢が湿っている
- ワキ毛に白い粉がつく
- 衣類のワキ部分が黄ばむ
- 親のどちらかあるいは両親がワキガ体質である
- ワキ毛の処理をしていない
- ワキ毛の毛質が太くしっかりしている(女性の場合。男性は逆)
- ワキ汗をかきやすい
- タバコを吸う
- 揚げ物が好き
- ストレスが多い
- 生活リズムが乱れている
チェック項目はワキガの可能性が高い項目から順に並んでいます。
1~6のうち3つ以上当てはまる場合はワキガの可能性が高いと思われます。
繰り返しますが、ワキガの特徴は「自分では気づかない」ことです。
3つ以上当てはまった人には、以下の記事で紹介する制汗剤をおすすめします。
汗をかくことは悪いことではなく、体温調整のために必要な機能です。
汗を恥ずかしいと思うことはありません。
ワキを清潔に保ち生活習慣に気をつけて、嫌なワキのニオイとさよならしましょうね!