2週間でお腹周りの速効ダイエット!最小の努力で最大の効果♪
ぽっこりお腹をどうにか隠そうと、もう何年もオーバーサイズやビッグシルエットの服ばかり選んでました…
体(とくにお腹周り!)にあわせて服を選ぶことに嫌気がさした私が実践した内容をまとめておきます。
「激痩せ!」とか「見違えるほど痩せる」とまではいかなくても、ぽっこりお腹の解消だけなら、2週間もあれば十分可能です。
それで見た目の印象、選ぶ服はずいぶん変わりますよ😊
ぽっこりお腹周りの原因には大きく2つある
①内臓脂肪・皮下脂肪がついていること
②内臓の位置が下がっていること
※見た目の変化が早く実感できるのは②へのアプローチです!
この記事では、②内臓の位置を正常に戻してぽっこりお腹を解消するアプローチを取り上げます。
前半で「痩せることと凹ませることの違い」について、後半で「ぽっこりお腹を凹ませる具体策」について書いてあります。
「いやいや、凹ませたいんじゃないよ…」
「とにかく脂肪を落としたいんだよね」
という場合には、この記事ではなくお腹周りの脂肪をとるエクササイズの記事をどうぞ。
その場合も、この記事の「腹圧に関するパート」だけは一読することをおすすめします。
ぽっこりお腹の原因には2つある
前述のとおり、お腹がぽっこりと出てくる原因は大きく分けて次の2つです。
- 皮下脂肪・内臓脂肪がついている
- 内臓の位置が下がっている
このうち、早く効果が現れるのは「2」の原因を解消することでした。
お腹痩せの全体像を理解するために、まずは、皮下脂肪と内臓脂肪の違いからみていきましょう。
皮下脂肪と内臓脂肪の違い
上図のクリーム色の部分が皮下脂肪、ピンク色の部分が内臓脂肪にあたります。
この一番カンタンな見分け方は、立った状態でお腹の肉をつかんでみること。
つかめましたか?その掴めたものが皮下脂肪です。
つかめないのにお腹周りがヤバい…という場合は、内臓脂肪がついているということになります。
内臓脂肪はつきやすく落ちやすいという性質があり、いわば「普通預金」。
一方、落ちにくい皮下脂肪はしばしば「定期預金」にたとえられます。
ついた脂肪は分解・燃焼させるしかない
お腹の脂肪を減らすには、適度な運動+バランス良い食事が大切です。
よく言われることですよね。それができたら悩んでないだろ、と思うんですが…💦
しかも、年齢を重ねるとともに「脂肪を分解する力」や「燃焼する力」は低下していきます(これは避けられない事実😓)。
そこで、私はできる範囲・続けられる範囲での適度な運動+バランス良い食事にプラスして、お腹の脂肪を減らすのを助ける「[PR]シボヘール」というサプリを飲んだんですが、なかなかよかったです。
*パッケージ載せるべきでしたかね…(サイトで見てください、すみません💦)
そもそもお腹周りに脂肪がつきやすいのはなぜか?
じつはヒトの体で、脂肪が一番初めにつくのがお腹周り。一番最後まで落ちないのもお腹周りなのです。
この理由には諸説ありますが、私が納得したのは次の2つです。
1.重心が安定しないから
最初に体の中心付近に脂肪をためることで全体の重心が安定します。もしも真っ先に脂肪がつくのが左手の小指だったりしたら、人体は重心が不安定で仕方ありませんよね。
2.骨で守られていないから
脳にしろ、心臓にしろ、肺にしろ、重要な臓器は固い骨で守られています。
しかし腹部は消化器系の重要な臓器が集まっているにもかかわらず、骨で覆われていません。お腹周りの骨は背骨だけなんです。
だから、胃腸を守るためにココに優先的に脂肪のヨロイをまとおうとするのです。
お腹周りは最後の鬼門
ダイエットにおいて、お腹周りは「最後の鬼門」と呼ばれています。お腹周りがスッキリしてきたら、ダイエットはいよいよ終盤です。
体脂肪を落とすには「カロリー収支をマイナスにすること」と「代謝を高く維持すること」が欠かせません。
これに関しては生活習慣の改善も絡むため、ある程度じっくりと取り組む必要があります。
「凹ませながら痩せたい!」
「お腹周りの脂肪を落としたい!」
という場合には、以下の記事を参考に食事面から見直すことをおすすめします。
続いては、腹筋の仕組みをみていきましょう。
腹筋という名前の筋肉は存在しない!?
(参考:http://karada-design.up.n.seesaa.net/)
よく「腹を凹ませたいなら腹筋しろ!」的なことが言われますが、実際には「腹筋」という名の筋肉は存在しないんですね。
腹筋とは、以下の4つからなる筋群の総称です。
- 腹直筋:前後方向に体を倒す動きをサポート。6パックはこれのこと
- 外腹斜筋:体の横方向の動きとひねる動き(回転)をサポート
- 内腹斜筋:外腹斜筋の奥に存在。上2つの働きをサポート
- 腹横筋:最深層部にあるインナーマッスル。腹圧を高める・横隔膜を押し上げる働き
これらの腹筋群を鍛えるには、お腹周りの脂肪を落とすエクササイズが効果的です。
ぽっこりお腹解消のカギは腹圧を高める腹横筋
「ぽっこりお腹を解消するには腹筋だ!」とバッタンバッタンと体を折り曲げて腹筋運動を頑張る人がいます。
あれで鍛えられるのは腹直筋で、ぽっこりお腹解消のカギである腹横筋を鍛えることはできないんです💧
腹横筋の役割が少しつかめたところで続いて「腹圧」について理解しましょう。
腹圧とはなにか
出典:http://medical-checkup.biz/
ヒトの内臓は筋肉や骨の下に直接存在しているわけではなく、「腹膜」と呼ばれるバルーンのようなものの中にあります。
そして、このバルーンには常に圧力がかかっています。この圧力を調整しているのが腹横筋です。
腹圧が弱くなると、腹膜のバルーンが膨らみ内臓が垂れ下がることになります。
これがぽっこりお腹の原因の一つです。
逆に、腹圧を高めて内臓を正常な位置に戻すことでぽっこりお腹は解消できます。
腹圧が重要な理由がわかってきましたね😊
前述した4つの腹筋群の中でも、特に腹圧に関係している筋肉が「天然のコルセット」とも言われる腹横筋なんです。
▼コルセットってこれですね。
出典:【衝撃】3年間コルセットを着続けてウエストが40cmになった女性
腹横筋を鍛えることは、このコルセットを体の外ではなく内側につけるイメージです。
腹横筋を鍛えるのはとってもカンタン♪
ここまでの話で、次の3つのことを理解していただいていれば大丈夫です。
- お腹周りのサイズダウンには①脂肪を減らす②内臓を正常な位置に戻すという2つのアプローチがあること。
- 脂肪燃焼と違い、内臓を正常な位置に戻すのは2週間でできること。
- 腹横筋を鍛えることで腹圧を高めることがその方法であること。
*お腹を凹ませるだけなら、シットアップやクランチのようなキツいトレーニングは必要ありません。
1日5分間お腹を凹ませるだけ
あなたも温泉やプールあるいはジムの更衣室で着替えてる最中に他の人が入ってきて、慌ててお腹を凹ませた経験はありませんか?あれをやります。
やり方としては凹ませた状態を30秒キープ。これを1セットとして1日にトータルで5分(6セット)です。
最初のうちはうまくできないかもしれません。お腹を凹ませた状態で呼吸もしないといけないし、会話もするかもしれません。
「全然凹まない」という場合も頑張って続けてみてください。きっと少しずつ凹むようになります。まるで形状記憶合金みたいに、内臓が正常な位置を思い出すはずです。
なお、お腹を凹ませるときのコツは次のとおりです。
- 口をすぼめて細く遠くへ息を吐き切る
- へそを背骨にくっつけるイメージ
- 1サイズ小さめのパンツを履くイメージ
- お尻を小さく寄せる意識
- 腹筋に力を入れるのではない
(これをすると腰を痛めるので注意!)
ドローインはやれたらやる感じでOK
同じことを、よりしっかりやるとこうなります。
呼吸に意識を集中して取り組んでみてください。
ドローインとは、訳すると「引き込む」ことを意味し、トレーニングおいては、お腹を体の内側にへこませる動作のことを指します。
(出典:ドローインの概要と方法)
腹式呼吸に意識をフォーカスした方法ですね。可能であればこちらも併用すると、間違いなく効果は早いはずです。
https://youtu.be/6YP6tus4A-I?t=267
▲立っておこなうゲッタマン式ドローインの方法はこちらです。
1.足を肩幅に開きお尻を引き締めて両腕を上げる
2.息を吸いながら両腕を方の高さまで下ろす
3.息を吐きながら両腕を上げる
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
ぽっこりお腹の解消には、「お腹周りの脂肪燃焼」だけではなく「腹横筋を鍛えて腹圧を高める」という、もう一つのアプローチがあることがお分かりいただけたことと思います。
腹圧が高まれば、下垂してポッコリ飛び出していた内臓が正常な位置に戻ります。
これにより、服の上からわかるほどの「ぽっこり」は無くなるはずです。
そして同時に、以下の2点を意識すれば、さらにお腹周りのスッキリは加速するでしょう。
あなたの生活スタイルにあわせて取り入れてみてください。
- 筋肉を鍛えて代謝を高めるエクササイズと、
日常生活での運動 - 太りやすい食習慣をやめ、脂肪の燃焼を促す食品を摂る
ぽっこりお腹で悩む日々が1日も早く終わることを祈ってます!😊