整理整頓が苦手?あなたに必要なのはゴールのイメージとカゴ1つだけ
「整理整頓?毎日忙しくてそんな時間がないわ!」
なんてため息が聞こえてきそうですね。
そんなあなたに、「たった1つのカゴ」を用意するだけで
いつでも散らかったお部屋が5分できれいになるお片付け法をお教えします。
さらに、
- 気持ちがスッキリ前向きに
- 在庫管理で無駄がなく
- 時間にも余裕が生まれる
という3つのメリットつき。
では実際に整理整頓・お片付け方法をご紹介していきますね。
散らかったお部屋の整理整頓ってどうすればいいの?
お部屋は心の鏡です。
イライラすればお部屋が散らかり、お部屋が散らかれば心が乱れます。
解消するためにはまず
モノと向き合い、あなたにとって不要なモノを取り除き、必要なモノだけを選んでください。
その手段は
- 出す
- 分ける
- しまう
という3つのスキルだけ。やり切ればあなたの生活は各段に快適に変わります。
整理整頓で得られるもの
ふと気がつくと手に入れたモノはきれいになった部屋ばかりでなく、イライラのないあなたと幸せな家族の笑顔かもしれません。
整理整頓は、きれいにする手段であって、目的はその向こう側にあるあなたの願う幸せのカタチだと思います。
あなたのゴールは何ですか?
今!行動を起こすのはあなたの勇気。思い切って一歩踏み出してみましょう。
モノが捨てられないんです…(;´∀`)
そうですね!もったいなくてモノが捨てられない。よくわかります!
まず頭の中を整理してみましょう。
捨てられない一番の理由は高かったから。タンスの肥やしであっても捨てられないんですね。
人にもらったからというしがらみや、まだ使えるからという理由もあります。
あなたの理由は何ですか?
実は私も高かったコートがなかなか捨てられませんでした。
15年以上前にボーナスはたいて買ったAラインのレザーコート。
お気に入りでしたが、真冬には寒い!おまけにクリーニング代も高い。
一目惚れでしたが、実用的でなかった。(今ならこんな買い物は絶対にしません!)
次第に洋服ダンスの奥の方へ追いやられました。カサもあって場所も取ります。
モノに対する価値観
2年前整理収納アドバイザーの勉強中に、全てのモノと向き合った時、やっと手放す決心がついたんですね。
それは「モノは使って活かされてこそナンボ」とモノの価値感が変わったからです。
たくさんの人の手によってつくられたコートも不要のモノになったらただのゴミ。
「ありがとう」と手放す。
お家が賃貸やローン中であれば、要らないモノのスペースを維持するためにムダなお金を払っていたことになりますよね。
これがキッカケになり、たくさんの洋服たちを手放すと
洋服ダンスもクローゼットにもかなりの空間が生まれ、心がスッキリ、使いやすくなりました。
判断基準は「今」。モノは活きているか?
手放した洋服は
- 捨てる
- あげる
- 売る
という方法があります。
幸い私より細い体型の友人がもらってくれ、上手に着こなしてくれています。
これぞ活かし活かされたモノの本来の姿。いい形になりとっても嬉しく思います。
あなたもモノと真剣に向き合って要る、要らないの分別をしていると
きっとターニングポイントがあると思います。未来形ではなく今で判断してくださいね。
今使うかどうか。「いつか使うかも」ではなく。その「いつか」はきっとこないですから。
判断のつかないモノはどうするの?
「思い出のモノ」「形見など大切にしているモノ」は捨てられないですよね。
整理をする=捨てることではありません。
人の価値観は千差万別ですが、一般的にモノを多く持つことは「コンプレックスの表れ」ともいわれています。
本当の幸せとは、溢れる程のモノを持つことではなく、心のゆとりや平穏ではないでしょうか。
大切な物入れは、メモリーBOXを作りましょう。1つか2つ、あなたの適量で決めて下さいね。
判断のつかないモノは、1年~2年先を「見直し期限日」にして迷い箱を作りましょう。
ただし、目に付く所に置いて期限日までにもう一度見直して下さいね。
きっと1~2年も必要のないものは、不要なモノかもしれませんね。
必要なモノはどのようにしまえばいいの?
難関をクリアして、しまう所までこぎ着けましたね。
収納グッズを早く買い揃えたい気持ちをグッと抑えて
ここからがより良い生活をするための真骨頂です。
1.モノの住所を決める
選ばれたモノ達の定位置、住所を決めましょう。
(迷い子があるから部屋は散らかるんですね)
2.モノをグルーピングする
一緒に使うモノを集めてグルーピングしましょう。
例えばTシャツ、パンツ、セーター等をアイテム毎に。
ポイントは、自分の行動動線に合わせてモノの定位置を決めることです。(例:お風呂場には、タオル、バスタオル、下着、パジャマ等一緒に使うモノを集める)
下着が別のタンスの中にあると不便ですよね・・・とこんな感じです。
その中で使用頻度別によく使うモノから、中段・下段・上段に置くとストレスがありません。
定位置は、使いやすい場所かどうかで決定してくださいね。
もし「やっぱりここ使いにくいなぁ」と感じれば、別の所に変えればいいんです。
3.モノをラベリングする
モノを家族と共有するにはラベリングしましょう。
これで「あれどこ?」がなくなり、家族みんながストレスフリーな仕組みづくりが完成します。
最後に「たった1つのカゴ」の正体はなに?
毎日忙しい生活の中で「いつもきれいな部屋」を維持するのは難しいですよね?
「ただいま~」
とあなたが帰ってきました。
カバンや上着はどこに置きますか?すぐに家事が待っています。
ここで登場するのが「なんでもBOX」=「たった1つのカゴ」です。
カバン、ストール何でも入れて下さい。
これがテーブルの上や椅子、ソファに置かないための時短仮置きのカゴの正体です。
これなら散らからないでしょう?
「今日の家事が全部終了!!」
ここでカゴの中のモノを指定席に戻してあげて下さいね。
「あれ~スマホはどこ?」なんて探す手間はありませんよね。
翌朝出かける時も同じです。時間がなくてテーブルの上が散らかっていれば、まとめてカゴの中へポイッ。
その日のうちに定位置に戻す
ただし、1日も2日も放置するのはNG!すぐに元に戻しましょう。あくまでも仮置きに使ってくださいね。
ご家族分を1つずつ作って、できれば各自の管理が理想です。
「とりあえず定位置以外の物はこのカゴの中!」
それがわかると探し物がなくなりますよね。
目立たない所へ、見た目きれいな籠を用意して下さいね。
これだけでストレスフリー。お部屋の中は散らからない、いつもスッキリきれいな状態をキープできますよ。
さいごに
お片付けの火は、スイッチONになりましたか?
一歩踏み出せそうですか?
整理整頓、お片付けには体力・気力が必要です。
ご自分のペースでコツコツできるのが一番ですが、手に負えなくなった時はプロの手を借りるのもいいと思います。
私も最初から得意だった訳ではありません。
習ってないからできなくて当然
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、学校でもお片付けの授業はなかったですよね。
在職中は好きだからいつも会社中を片付けてましたが、よく探し物もしていたんですね。
何故だろう?
学んでみて初めて分かった!
「整理すること(不要なモノを取りのぞくこと)」が抜けていたんです。
全部出して、モノと向き合う事は大変ですが、とても大事なことだったんですね。
まさに「目から鱗」。探し物が見つからないのは当たり前のことだったんです。
あなたもわからなくて当然だと思います。苦手で当たり前ですよね。
今まで教わったことがないと思いますから。
- 出す(その場所のモノを全部出す)
- 分ける(一つずつモノと向き合い要るモノだけを残す)
- しまう(定位置を決めたら、家族で出す・戻すを守る)
この手順で挑戦してみて下さい。
机の引き出し一つ、小さなところから達成感を感じてみて下さいね。
最初は難しいと感じられるかもしれませんが、段々と慣れてきます。
慣れてきたら楽しくなってきます。その達成感がまた次に繋がるように、まず一つだけやりきってみて下さいね。
「こんなお部屋にしたい!そしてこんな風に暮らしたい。」
ゴールをイメージして行動に移すと、願望ではなく現実的になってきますよ☆彡
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願っています。
整理収納アドバイザーtokiko