乾燥で唇が切れる!3つの注意点と神効果ワセリンパック
この季節、気がつくと唇が乾燥してガサガサしている、笑ったときに唇が切れる、唇に縦ジワが目立つ、そんなことはありませんか?
実は普段の何気ない行動が唇を乾燥させたり、切れる原因になっているかもしれません。悪化してしまう前に、しっかりとケアをしましょう。
今回は自宅でも簡単にできるケアや、唇が乾燥してしまう原因を紹介したいと思います。
唇が乾燥で切れるのを防ぐために気をつけること
1.唇を舐めない
唇が乾燥しているときに舐める人がいます。確かに、唇を舐めると一時的には潤いますが、舐めれば舐めるほど乾燥しやすい唇になってしまいます。
唇には油膜と呼ばれるものがあり、これが多いと潤いを保つことができます。しかし唇を舐めてしまうと、油膜まで一緒に舐め取ってしまいます。無意識にやってしまっている人もいるかもしれません。ぜひ、気をつけてみてください。
2.リップを塗り過ぎない
リップを何度も塗る時の摩擦が唇にダメージを与えてしまうこともあります。乾燥が気になっても、1日3~5回ほどに抑えるといいでしょう。
また、塗るときは横に塗るのではなく、唇にできる縦ジワ一つ一つに合わせて塗ると効果的です。冬の寒い時期はリップが硬くなっているので、少し温めてから塗ると唇への摩擦ダメージも少なくなりますよ。
リップを塗りすぎてはいけない理由はもうひとつあります。それは、リップにはUVケア成分など、多くの添加物や不純物が含まれているからです。保湿が目的ではなく荒れた唇を治す医薬品のような物もあります。
そこでワセリンをお勧めしたいと思います。ワセリンならば少量なら舐めても影響がないほど体に優しく、保湿力も抜群です。
ワセリンの良いところは、角質層へほとんど浸透しないこと。クリームや乳液のように肌の奥深くへ染み込まず、表面に留まります。効能とは思えないかもしれませんが、皮膚のバリア機能を回復させるには最も優れた性質です。
(出典:効果・効能 | ワセリンの使い方ガイド)
ワセリンを使った唇パックのやり方については後述します。
3.食生活を改善する
唇が乾燥して切れるほど荒れてしまうのはビタミンB2が不足しているせいだといわれています。
唇だけではなく肌や髪などの健康を維持するためには、色々な栄養を偏りなく摂取することがとても大切です。その中でも特に必要なのがビタミンB2なのです。ビタミンB2には粘膜を保護する役割もあります。うなぎや豚レバー、卵黄などに多く含まれています。
「卵を毎日食べてコレステロールが心配…」というあなた。こちらの記事に書いてあるように、卵は1日3個までなら問題ありません。
>>卵の食べ過ぎだけで人は病気にならないけど1日3個が上限な理由
家でも簡単にできるワセリンパック
- ワセリン
- ラップ
- 蒸しタオル
【やり方】
- 唇を蒸しタオルで1-2分温める
- ワセリンを唇全体に塗る。刷り込むより乗せるイメージで厚めに乗せる
- 唇全体をラップで覆う
- その状態で上から蒸しタオルを5分当てておく
乾燥がひどい場合は5~10分ほどおくのがおすすめです(Max10分、それ以上はNG)。ワセリンにはちみつを入れると保湿力がより高まり、乾燥知らずのプルプル唇になります。
「はちみつしか家にないんだけど」というあなたは、はちみつだけでワセリンの代用もOKなので試してみてください。効果はすぐに実感できると思います。
保湿成分たっぷりのはちみつは乾燥だけでなく、風邪の引きはじめにもすごく効果的なんですよ!詳しくは下記記事にて。
>>優香のマスト☆はちみつ大根の6つの効果とハンパない即効性!
なぜ唇が乾燥し切れるのか
唇は肌と違い角質が非常に薄いのです。そのため、保湿機能が低いので外からの刺激に耐える力がありません。
しかし、唇のターンオーバーは約1週間と肌の約1/4周期です。肌よりも生まれ変わりが早く回復力は高いので、こまめにケアをしてあげることで潤いのある唇を保つことができます。
まとめ
赤ちゃんや肌に使うワセリンが、唇にも使えるなんて驚きですね。どこにでもあって、安く売っているものなので試しやすいのではないでしょうか。
肌がとっても綺麗なのに唇が乾燥しているなんてもったいないですよ。まめにケアをしてカサカサ唇から卒業しましょう。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。