お尻の黒ずみにワセリンが効果的?黒ずみの2つの原因と対策5選
お尻は普段あまりじっくり見ないもので、ケアも怠りがちな部位ですよね。ふとした時に鏡でお尻を見ると…なんだか思っていた以上に汚い!と驚いたことがある人もいるでしょう。
そもそも、なぜお尻に黒ずみができるのでしょうか。お尻の黒ずみにはワセリンが効果的という意見もありますが、本当なのでしょうか。
今回は、お尻の黒ずみの原因と対策をご紹介します。
お尻の黒ずみにワセリンは効くのか?
お尻に限らず黒ずみ全般には、「保湿」が重要!ということでワセリンが効果的だといわれていますが、それは本当なのでしょうか?
そもそもワセリンとは、石油から取れるペトロラタム(蝋のようなもの)を脱色して高度に精製したものです。
このワセリンを肌に塗ると皮膚に油分の膜が張り、肌の水分を蒸発させないようにする効果があります。また、外部の刺激(ホコリや花粉など)から守ってくれる効果もあります。
しかしワセリンには直接肌に保湿成分を浸透させる効果はありませんので、ワセリンをただ塗るだけでは、お尻の黒ずみは消えないこともあります。ワセリンで蓋をする前に、しっかり肌にも化粧水などで保湿成分を与えてあげるべきでしょう。
お尻の黒ずみの2大原因
では、お尻の黒ずみの原因は何なのかというと、以下の2つです。
1.ニキビ、ニキビ跡
お尻にニキビができてしまい、そのニキビ跡が黒ずんでしまうことがあります。
ニキビができるのはアクネ菌が原因ですが、このアクネ菌が発生すると白血球がアクネ菌をやっつけようとして活性酸素を作り出します。次に、増えすぎた活性酸素の量を調整するためにメラニンが作られ、活性酵素を分解するとメラニンは茶色に変色します。これが、お尻の黒ずみとなるのです。
2.強い刺激
強い刺激が与えられることでメラニンが生成されることはご存知の人も多いでしょう。下着がきつかったり、摩擦がひどかったり、長時間座ることが多かったりすると、お尻に黒ずみができることがあります。この場合、お尻に刺激を与えない工夫をすべきです。
お尻の黒ずみ対策5選
1.保湿をする
保湿をすると、肌が丈夫になり少々の刺激ではメラニンが生成されなくなります。また、インナードライが原因でニキビができている場合、保湿をするとニキビ予防にもなります。
(参考:http://www.skincare-univ.com/)
さらに、できてしまった黒ずみを早く治すには、古い角質をどんどん落としていく必要があります。保湿をするとターンオーバーを促して黒ずみを消すのにも効果的なので、お尻の黒ずみ対策に「保湿」は必須のケアです。
2.お尻のニキビケア
お尻によくニキビができる場合には、お尻に対してもニキビケアが必要です。アクネ菌対策ができる専用のスキンケアを試してみましょう。おすすめはこちらのアイテムです。
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3.お尻に刺激を与えない
長時間座る仕事をしている方は、定期的に立ち上がってお尻を楽にさせましょう。座ったまま体勢を頻繁に変えたりすると、お尻が摩擦を受けてしまい、黒ずみの原因になるので注意が必要です。
4.下着を変える
下着のサイズがきついと感じるのであれば、サイズを見直してみましょう。コットンではなく、シルクなどの柔らかい生地に変えるのも良いでしょう。Tバックも摩擦の原因になるので、避けた方が無難です。
5.美白ケア
できてしまった黒ずみは、美白ケアをしましょう。一度メラニンができたところは、繰り返しメラニンが発生してしまうことがあります。メラニンの生成を抑える美白ケアをして、黒ずみを繰り返さないようにしましょう。
まとめ
お尻の黒ずみは、気づくのが遅くなりがちです。また、一度できると繰り返しやすいので、ワセリンで蓋をするだけでは十分に治らないこともあります。
これを治すためには、保湿やニキビケア、美白ケア、さらに刺激を避ける工夫をするという手間がかかるのですが、今回の記事を参考に黒ずみのない綺麗なお尻に近づけたらいいですね。