女性が一生独身でいることのメリットとデメリットとは?
2015年国勢調査によると、現在の女性平均初婚年齢は29歳。30歳女性の未婚率は47%だそうです。
つまり全体の半分の女性は30歳までに結婚することになります。
そしてその半分(全体の25%ですね)の女性は40歳までに結婚しているそうです。
いまアラサーで独身のあなたは周りの結婚ラッシュにドキドキしている頃でしょうし、いまアラフォーで独身のあなたは「私は一生独身でいるのかもしれない」と不安が高まっていらっしゃるかもしれません。
今日は一生独身でいる可能性と、女性が一生独身でいるとはどういうことなのかについて考えてみましょう。
一生独身でいる可能性について
2015年の女性の生涯未婚率は10.6%でした。
生涯未婚率というのは50歳になるまで一度も結婚したことがない女性の割合です。つまり10人に1人は一度も結婚したことがないということになります。
国税調査による数字というのは
- 生涯結婚しないと決めていらしゃる女性
- 夫婦別姓という形をとっていて結婚しないカップル
- 同性愛のため法的に結婚できないカップル
- 「結婚」という形は取らないいわゆる同棲の関係で長く暮らしているカップル
などを加味することができない単なる数字でしかありませんが、それでもわかることは50歳までには10人のうち約9人は結婚なさるのです。
つまり「一生独身ではいたくない!結婚したい!」というあなたは、ほぼ確実に結婚できるということです。
ですから「結婚したい」あなたは諦めずに頑張ってください。かならず幸せな未来が待っています。
一生独身でいると決めたあなたへ
一生独身でいることのメリットもあります。
一生独身でいることの最大の魅力はやはり時間やお金を自由に使えることでしょう。
家事も自分の気が向いたときにすればいいし、仕事が忙しくて家に帰る時間が遅くなっても誰に気兼ねすることもありません。
それはお出かけでも同じ。偶然誰かと会って飲みに行くことになっても、誰に断りをいれる必要もありませんし、急に旅に出たくなって、旅にでることだってできます。
仕事の時間はある程度決まっているものですし、それ以外の制約がないのですからこれは非常に気楽だと言えます。
様々な出来事に関してすべてあなたの好きなように決断できるというのは、慣れてしまうとこんなに楽なことはありません。いちいち誰かと相談して、バランスの良い回答を引き出すというステップが必要ないのですから、時間も労力もぐっと少なくなります。
また、結婚しないということは家族も増えないということです。お子様やお相手のご家族など、面倒を見なければいけないものが増えないということは負担が少ないというメリットがあります。
では一生独身でいることのデメリットはなんでしょうか。
これはもうひたすらに一人で老後を迎える不安だと思います。
- 経済的に自分一人で自分の身を背負っていけるのか
- 友達も結婚して週末に遊べる人が減ってきた
- 子供などがいなければ誰が自分の老後の面倒を見てくれるのか
という不安は大きくあると思います。
もちろん結婚して子供を作った女性でも、様々な理由で老後の面倒をみてもらえないひとはたくさんいます。このあたりのリスクは未婚・既婚で大きな差はないとは思いますが、不安な気持ちはとてもよくわかります。
また男性に比べて一般的な生涯収入が少ない女性が、経済的に自立していくというのにも不安があるかと思います。ただ、女性一人の生涯経費は家族を養うことに比べればずっと少ないでしょう。子供の学費も生活費もないのは生涯経費を考えると大きな違いがあります。
また一生独身でいればまた新しいお友達もできます。世の中には時間的余裕がある主婦の女性も多くいらっしゃいますし、お友達の年齢層を広げれば独身女性もたくさんいらっしゃいますので、お友達に困ることはないはずです。
60歳、70歳を過ぎてから親友を作った人も多くいらっしゃいますし、どんな環境でもどんな年齢でも新しい人間関係は構築できるでしょう。
「どうして結婚しないの?」という問いにはなんと答える?
残念ながらこういう類の一言では答えにくいプライベートな質問をする人は常に一定数存在します。
「どうして子供作らないの?」 「どうして結婚しないの?」
あるいは
「親になるっていいわよ」 「やっぱり一度は結婚しないと」
というような押し付けをされることもあるでしょう。
でもこれはあなたが独身だから言われるわけではなく、どんな状況にいたとしても、こういう人たちはなにかしら言ってくるものです。
またこういう種類の人たちはこういうことをいうのが彼らの日常ですし、そこに激しい悪意があることはむしろ稀です。ですから単純に気にしないようにしましょう。
「どうして結婚しないの?」と聞かれたら「どうしてでしょうねぇ」 「やっぱり一度は結婚しないと」と言われたら「そうおっしゃるお気持ちはわかります」
と流しておいて、それでもしつこいようであれば「結婚してよかったことはなんですか?」とか「結婚して大変だったことはどんなことですか?」と質問して相手に話させるようにして、あなたの話題から話をそらすようにもっていくと、気が楽にその場をやり過ごせるかと思います。
今の時代、生き方は様々です。どんな生き方でもあなたご自身で決断された生き方に誇りを持って生きていきましょう。
また生き方というのは年齢とともに変わることもありますので、芯をしっかりもちつつも柳のようなしなやかさで、状況に応じて変化していくご自身も受け止めてあげてくださいね。
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ラブ モチベーショナリスト天野里江子