結婚生活はもう限界…。みんなが離婚したいほど疲れた理由5選
「離婚したい!」
「もう我慢の限界!」
結婚生活にほとほと疲れ果ててしまった…でも離婚は簡単なことではありませんよね。
旦那が離婚に応じてくれなかったり、離婚問題に義父母や不倫相手といった第三者が絡んできたりすると、事態は泥沼になってしまいます。
そんな状況で、どうすれば離婚して幸せになれるのでしょうか?
離婚したいほど結婚生活に疲れた理由TOP5
世の奥様方が、離婚したいと思うほど疲れたその原因とは何でしょう。離婚理由として最もよくあるものは以下の5つです。
1.夫の浮気性
浮気癖が治らない夫に嫌気がさして、離婚したいと思う奥様は多くいます。浮気がバレて一時的には反省したフリを見せるものの、また浮気を繰り返す。
その度、同じケンカを何度もしていたら疲弊してしまいますよね。相手がどうしても態度を改められないのなら、諦めるしかないのかもしれません。
人によっては、1回だけの浮気でも許せず離婚につながるケースもあります。
2.夫のギャンブル癖
パチンコ、スロット、競馬などギャンブル通いを何度叱ってもやめられず、トータルで月何万円ものお金を使ってしまう夫。
生活費を食いつぶし家計を圧迫するような夫にはお金の管理なんて絶対に任せられませんよね。
お小遣い制にしても、1日でお小遣いは消えてさらに家計のお金をこっそり抜いたり、隠れて借金をしてしまうダメな夫もいます。
そのまま直らず放置していれば、ほんとうに家計は破綻してしまうかもしれません。
3.夫のアルコール依存
お酒は嗜む程度なら楽しいものですが、毎日大量にお酒を飲み、ひどい時は家族に怒鳴り散らしたりする夫も。怖くて、一緒に生活するだけでも大変です。
アルコール中毒は治療が必要な病気です。家族に暴力を振るうようになることもあり、大変危険です。
4.夫のDV
何かとすぐに手をあげる夫。それにビクビクしながら過ごすのは気が休まらず、疲弊、憔悴しきってしまいます。
子供がいたりすると、こういう父親の姿は教育上とても悪いことです。
話し合いができずすぐに暴力を振るう夫は、その度に「一時的に反省する態度」を見せることも多いので、なかなか離婚できない奥様も多いようです。
5.夫のモラハラ
モラハラというのは暴力を伴わない「精神的DV」のことです。
夫が妻に対して威圧的になり、妻を尊重しない・認めない発言や態度を繰り返し、妻はどんどん萎縮してしまって結果的に夫が妻を完全に支配してしまいます。
これは厄介で、奥様自身がモラハラを受けている自覚がないことが多く、離婚しないことも多いのです。
以上、離婚の3大原因は「浮気・借金・暴力」の3つです。
また、中には価値観の相違や性の不一致で離婚するケースもあります。
いずれにせよ、離婚したいと思うほど結婚生活に疲れた場合は、早い段階で何かしら行動に移すのが良いでしょう。
スマートに離婚する5つの方法
ここからは、前述の「離婚したい理由」それぞれに対して、スムーズに離婚するための方法をお伝えしていきます。
1.夫の浮気性が理由の場合
夫の行動を疑った目で見てしまう、夫婦生活ができなくなってしまうなど、浮気をされたときの精神的ダメージは計り知れません。
夫のことを許せず疲れ果ててしまったのであれば、もう無理をして一緒に生活をする必要はありません。
夫に離婚を切り出す前に、浮気の証拠を集めて夫に「不貞の事実」を突きつけて慰謝料をとって離婚するのも1つの手です。
どちらに非があって離婚したのかをハッキリさせておくことは、離婚後の将来のことを考えても重要なポイント。
もし、自力で浮気の証拠を集める自信がなければ、下記記事を参考にプロに依頼するか、協議離婚という手もあります。
2.夫のギャンブル癖が理由の場合
何度注意しても繰り返されるギャンブル癖は、そう簡単には直りません。家計に影響が出てくるほどであれば、それは家庭を顧みない夫だという証拠。
夫のギャンブルの費用のために仕事や節約を頑張ってるなんて、バカバカしくないですか?
そんな浪費癖のある夫がいなくなるだけで、一気に家計がラクになるかもしれません。
離婚したいと思ったら、家計簿や通帳の記録などをもとに、離婚を切り出しましょう。
3.夫のアルコール依存が理由の場合
アルコール中毒は、病院での治療が必要な病気です。ひどくなると怒鳴ったり暴力を振るわれる危険があります。
簡単に治せるものではありませんから、夫が頑なに病院に行かないようであれば、離婚をするのも手です。
離婚を切り出すタイミングは、必ず夫がお酒を飲んでいないタイミングにしましょう。そして、二人きりで話すのもできるだけ避けるべきです。
4.夫のDVが理由の場合
夫のDVは、妻だけでなく子供にとっても悪影響です。子供の前でやらなくとも、物音や声で子供は状況に気付いています。
DVをする夫の特徴として、暴力を振るった後に必ず謝ってくる傾向があります。
それで許してしまう奥様も多いようですが、同じことを繰り返していては意味がありません。
暴力を振るわれている音声や動画、病院の診断書などDVの証拠を集めて、二人きりは避けて必ず第三者を含めて離婚を切り出しましょう。
どこの地域にも母子支援施設があるはずですから、結婚生活に疲れたらまずはそこへ逃げ込んでから離婚を切り出しても良いと思います。
5.夫のモラハラが理由の場合
モラハラをする夫は、周りからは人柄が良さそうに見られることが多く、またとても賢く振る舞います。
モラハラの証拠を取るには、モラハラをされたときの音声を録音するしかありません。通常のDVとは違って、言葉の暴力しかないからです。
しかし妻への精神的ダメージは大きく、結婚生活に疲れたと感じたら早めに夫とは離れて、心の安定を図るべきです。
また、妻自身が夫に洗脳されているような状態になっていると、離婚をなかなか切り出せなかったりします。
少しでも「おかしいな、理不尽だな」と思ったときは、必ず誰かに相談してください。
離婚したいと思ったらすぐに日々の会話の録音をするなど、行動を起こしましょう。
5つのどの項目にも共通することといえば、「第三者を挟むこと」。
しかも、父母や義父母ではなく弁護士などの第三者を含めて、離婚話をすることが一番安全で確実です。
親というのは、どうしても子供の味方をしてしまうものです。
落ち着いて平等に離婚話を持っていくには、夫婦ともに全く縁のない人を挟むべきです。
熟年離婚という選択
長い結婚生活で我慢をし続けて、熟年離婚をする人が増えています。
熟年離婚によくあるタイミング・きっかけと言うと、次の2つが主なものです。
- 子供が自立したとき
- 夫が定年退職したとき
子供が自立したときに離婚するケースは、恐らく以前から夫に対して不満があったが子供のために結婚生活を続けていて、子供が手を離れた途端に一気に疲れたということでしょう。
夫が定年退職したときに離婚するケースは、夫が1日家にいるようになっても家事を全くしてくれないなどの不満が出て、離婚したいと思うからだと考えられます。
他には、親の介護で奥様の負担が重くなったりした場合も、熟年離婚することがあるようです。
ちなみに熟年離婚を切り出すのは、圧倒的に奥様側が多いのだとか。
もしも今は離婚が無理だとしても、熟年離婚という選択肢も視野に入れておくと良いかもしれませんね。
まとめ
離婚したいほど「結婚生活に疲れた」と感じている奥様は世の中にたくさんいます。
離婚は世間体が悪いと思ってしまうかもしれませんが、早い段階で離婚して幸せを掴んでいる人もいます。
無理して結婚生活を続けようとして、あなたが疲れ切って心身を病んでしまっては、それこそ本末転倒です。
すぐに離婚することは無理でも、「いつでも離婚できる」という状況にしておくだけでも、気楽になれるかもしれませんね。
この記事があなたの背中を押すきっかけになれますように。