花粉症による顔のむくみの原因と対処法・予防法8選
花粉症といえば、鼻水やくしゃみ、目のかゆみが代表的な症状ですが、顔のむくみも症状として現れることがあります。
花粉症になった途端、顔がむくんで二重だった目が一重に…なんてことも実際にあります。
一体なぜ、花粉症で顔がむくんでしまうのでしょうか。
今回は、花粉症による顔のむくみの原因と対処法をお話します。
花粉症による顔のむくみの原因
そもそも、なぜ顔がむくんでしまうのかというと、血液中の水分が血管の外に出て、間質細胞(血管の外にある細胞を浸した間質液があるところ)に水分が余分に溜まってしまうからです。
出典:http://lady.asibumi.com/mukumi/
花粉症の場合、体内に炎症を起こすことによって血液中の白血球が血管外に出てしまい、間質細胞内の水分が溜まって顔がむくんでしまうのです。
花粉症による顔のむくみの対処法5つ
基本的に、対処法は普通の顔のむくみの場合と変わりありません。
1.熱いタオルと冷たいタオルを交互に当てる
顔のむくみ取りの定番です。熱いタオルと冷たいタオルを顔に交互に当てます。最初は熱いタオルでリラックス。次に冷たいタオルでシャキッと引き締めます。
各1分程度を交互に当てて、計5分くらい続けてみると顔のむくみが解消されます。
2.水分をしっかり摂る
「水分はむくみの大敵!」と思って避けてはいませんか?
コーヒーの利尿作用を利用して水分を排出しても、根本的な対処法とはいえません。
むしろ、水分をしっかり摂って排泄を促し、体内の水の循環を止めない方がずっと健康的なのです。
3.マッサージ
リンパの流れを良くすることで、むくみが解消されることがあります。お風呂上りに滑りの良い化粧水やクリームを手につけて、やってみましょう。
リンパマッサージのわかりやすい動画はこちら↓
4.顔ヨガ
■まぶたのむくみが気になった時の顔ヨガ↓
■あっかんべーのポーズ
舌をできるだけ下に出しながら、息を「はぁーっ」と吐き、同時に目を上に向けます。顎が上がらないように、そして力みすぎないようにやってみましょう。
出典:腫れぼった〜い!花粉症の悩み「顔のむくみ」を解消する顔ヨガ | マイナビニュース
このポーズは舌を思い切り出すことで、喉のインナーマッスルを刺激し、内臓の緊張を解きほぐす上に、デトックス効果も期待できるポーズです。
血流の巡りもよくなり、腫れぼったいむくみ顔を改善することができます。早速試してみてくださいね。
(Lapure(ラープレ)主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世)
間々田佳子さんの「たるみやむくみを撃退する顔ヨガ」↓
5.枕を高くする
寝るときに、顔の位置があまりに低すぎると顔に水分が溜まってしまいます。むくみが気になるときは、枕の高さを少し高くしてみましょう。タオルなどで高さを出すと簡単です。
顔のむくみを予防する方法
「顔がむくんでしまう前に、先回りして手を打ちたい!」というあなたは以下の方法で予防しましょう。
1.塩分は控える
塩分を多く摂っていると、顔がむくみやすくなります。ラーメンの汁は飲まない、白米を食べる際は何もかけないようにするなど、工夫して塩分を減らしましょう。
2.きつすぎる服や靴を避ける
血行が悪くなりそうなきつい服や靴は避けましょう。血行が良くなることで顔のむくみも予防できます。
3.カリウムを摂る
カリウムは、体内の塩分を尿として出してくれる働きがあります。
バナナ、りんご、アボカド、ほうれん草、納豆などにカリウムは多く含まれています。
茹でるとカリウムが外に出てしまうので、そのまま生で食べるかレンジでチンして食べましょう。
さいごに
花粉症による顔のむくみも、通常のむくみと同じ対処法・予防法が効きます。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみでイライラしてしまいがちですが、顔のむくみはしっかり取って少しでもスッキリ過ごせると良いですね。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。