背中のかゆみは掻くと黒ずみに!黒ずみの消し方と予防法4つ
背中のかゆみってつらいですよね。。
手が届きにくい場所なので、掻こうとすると広範囲に引っ掻いてしまいます。
かゆみは塗り薬でおさまりますが、問題は掻いてしまった跡が黒ずみになってしまうこと。
せっかくかゆみがなくなっても、背中の黒ずみは嫌ですよね。
この記事では、背中の黒ずみを消す4つの方法と黒ずみを防ぐためにすべき4つのことをご紹介します。
背中のかゆみが治っても黒ずみが残る原因
かゆみでつい背中を掻きむしってしまうことありますよね。
ですが、掻きむしってしまうと、肌の防衛機能がはたらきメラニンが生成されて黒ずみになってしまいます。
乾燥→かゆみ→黒ずみ
という流れで掻きむしった刺激を受けて、黒ずみができるのです。
1.外的刺激を受けた表皮細胞がメラノサイト(メラニンを作る細胞)に連絡します。
「皮膚が危険にさらされているからメラニンを作ってくれ」2.指令を受け取ったメラノサイトは、メラニンの生成を始めます。
「皮膚を守るためにメラニンを作らねば!」3.完成したメラニンは、一番若い表皮細胞に託されます。
「これ(メラニン)で皮膚を守るんだ、頼むぞ!」4.表皮細胞はメラニンを持ったままターンオーバーのレーンに乗ります。
「これ(メラニン)を離したら皮膚は大変なことになるぞ」5.表皮細胞はメラニンで皮膚を必死に守りながら、日に日にターンオーバーされていきますが、しかし、何らかの要因によって正常なターンオーバーが行われなかった場合、メラニンを持ったままの表皮細胞が肌内に停滞。
メラニンの色(主に褐色)が肌に張り付いたように見えてしまいます。
これが、茶色の色素沈着です。
背中の黒ずみを消すためにやるべき4つのこと
では、ここからは背中の黒ずみを消す方法をご紹介します。
1.ピーリング
ピーリングもいろんな種類があります。
乾燥によるかゆみが原因の色素沈着の場合には、ぽろぽろが出るタイプ(ゴマージュ)やスクラブタイプのこするピーリングではなく、ピーリング成分を浸透させるタイプがおすすめです。
一番手軽なのが、ヨーグルトパックです。
プレーンヨーグルトにはちみつを少し混ぜて、小麦粉で硬さを調節します。
それを黒ずみの気になるところに塗って5分くらいしたらぬるま湯で洗い流します。
これなら、ゴシゴシこすらずにピーリングできるので、肌にもやさしいです。
2.野菜や果物をしっかり摂る
ビタミンCには、黒ずみを消す効果が、ビタミンEにはメラニンの生成を抑制する効果があります。
忙しくて野菜や果物を摂るのが難しければ、これらの栄養素をサプリメントで補うのもいいでしょう。
参考までに人気のあるサプリメントを載せておきますね。
大塚製薬 ネイチャーメイド マルチビタミン
昔から定番で続けやすいマルチビタミンサプリメントです。成分は以下のとおり。
ディアナチュラ 49アミノ マルチビタミン&ミネラル
こちらは10種の乳酸菌を含む全49種の成分がまとめて摂れるマルチビタミンです。
3.肌のターンオーバーを正常にする
適度な運動と肌の保湿をしっかりしてターンオーバーを促せば、黒ずみも少しずつ消えていきます。
とくに、今は運動不足になりがちですから、30分程度のウォーキングなどを始めてみては。
4.スキンケア用品を美白用に変える
美白に特化したスキンケアに変えてみましょう。美白用スキンケアは黒ずみにも効果があります。
ビタミンCはもちろん、アルブチン、コウジ酸も美白に効果のある成分です。これらの成分が入っているかチェックしてみましょう。
ハイドロキノンも美白効果が高いですが、肌荒れしてしまうこともあるので注意が必要です。
たとえばおすすめはこんなアイテムです。
パルクレールジェル
美白・美肌に必要なプランセンタを高濃度配合。
メラニン生成を抑制してシミ・そばかすを予防します。
さらに、大人ニキビの原因をグンと減らす、有効成分アラントインがお肌の状態を正常にキープ。
合計14種類の天然成分が99.8%配合。だから透明感のある白い肌に使うたびに変化を感じるでしょう。
オールインワンジェルなので、美白はもちろん1本で8役をこなすすぐれもの。
内容量:40g
価格:通常価格7,920円(税込)→初回31%OFFの5,478円(税込)
ホワイトルーセント「イルミネーティング マイクロS セラム」
出典:公式サイト
資生堂が26年かけて開発した、薬用美白成分配合の美容液。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。
美白効果はもちろん、乾燥のケアもできるのがポイントです。
浸透力が高く肌なじみもいいので、忙しい日々でも時間をかけずにお手入れできます。
ただシミ・そばかすをケアするだけでなく、「自然な血色感を感じさせるほど輝きのある明るい肌」を引き出してくれます。
内容量:30ml
価格:13,525円(税込)
背中の黒ずみを予防するためにやるべき4つのこと
いったん背中の黒ずみ消えても、繰り返してしまうとだんだん消えにくくなってしまいます。黒ずみ予防もしっかりしておきましょう。
1.背中の乾燥はとくに念入りなケアを
乾燥がかゆみをまねき、かゆみをおさめようと掻くと黒ずみになる、という流れですから、最初の「乾燥」を起こさないようにすることが大切です。
かゆみが出ないように、乾燥に気をつけてしっかり保湿しましょう。
2.紫外線を浴びない
背中は紫外線でも黒ずみができやすい部位です。
紫外線対策は忘れずに。日焼け止めを塗ったり、UVカットの服を羽織るなどしてしっかり対策しましょう。
とはいえ、背中にむらなくクリームを塗るのは難しいので、内側からのケアを併用するのもオススメです。
3.服の素材を見直す
背中は服の生地が当たる面積が広いので、素材にも気を遣いましょう。おすすめはコットンやシルクです。
肌着をシルク素材にするのはおすすめです。
冬用にはシルクカシミヤやシルクウールの素材もあるので、それだと柔らかくて防寒もできます。
4.背中はシャワーで流すだけ
乾燥している背中をボディソープでゴシゴシこすってはいけません。本来必要な皮脂まで落としてしまい、一層乾燥が進んでかゆくなってしまいます。
乾燥してかゆいときは38℃くらいのぬるいシャワーで流す程度にしましょう。お湯だけでも十分汚れは落とせますから。
さいごに
背中のかゆみは我慢できなくて、つい掻いてしまいますよね。。
背中のかゆみが収まっても、黒ずみが残るのは嫌なものです。
黒ずみが消えるのには長い期間がかかりますから、かゆみがでないよう乾燥対策をしっかりと。
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