自分に合った仕事をしたい!でも、「自分に合った仕事」ってなに?

仕事中に腕組みして微笑む女性

[*本サイトはプロモーションが含まれています]

人生の多くの時間を仕事に費やしている状況を考えると、やはり「どうせ働くなら、自分に合った仕事をしたい」という思いを強く持っている方もいらっしゃるかと思います。

現在、働いている方にとって、1日の大半が仕事の割合を占めているという方も多いのではないでしょうか。

「自分に合った仕事」を見つけるための視点と考え方についてご紹介します。

「自分に合った仕事」をすぐに見つけることは意外と難しい?

PCで転職先を探す女性

世間では、「適性診断」や「適職診断」などといったサイトも多く出回っています。なかには就職活動をするにあたり、これらを活用してさまざまな角度から自己分析を行ってきた方もいることでしょう。

しかし、人間には元々、備わっている資質だけでなく、実際に働くなかで、物事を追求したり、幅広い経験をしていく過程で育つ後天的あるいは潜在的な資質があります。

本来、人間に備わっている能力や可能性は無限であるといっても過言ではないため、自分の性格傾向を踏まえたうえで、この仕事は「自分に合った仕事だ」「自分に合った仕事ではない」と決めつけてしまうことは、少々、結論を急ぎすぎかもしれません。

たとえば、人見知りで内向的な性格の人でも、営業の仕事をしていくにつれ、人との交流にも慣れ、外交的になったというケースもあります。

また、いまの仕事に対する取り組み方の姿勢、あるいは何がしかの目標を達成したり、役職に就くことで、これまで「合わない・・・」と思っていた仕事が突然、楽しくなり出すという事例も数多く存在しています。

自分に合った仕事=適正ではない

洋服デザインの才能がある女性

実は、自分の適性を生かし、自分に合った仕事をしている人が、果たして幸せかというと、必ずしもそうであるとは限りません。

得意分野を生かした職業に就いたとしても、その人の心の中に何がしかの不満がある場合。

どんなに素晴らしい才能や技術を持っていたとしても、今いる環境ではない「どこか」に自分の居場所を探し続け、職場を転々とする場合もあります。

逆に、たとえ自分の素質とは合わない仕事であっても、その仕事が単純に好き、あるいはやっていて楽しいと感じるのであれば、それもある意味、「自分に合った仕事である」と言えるのです。


まずは「今」いる場所で仕事を活かす視点が大切

仕事の中でキラキラする女性

ひとくちに仕事といっても、その業務内容は多岐に渡ります。人とのコミュニケーションからはじまり、伝票処理やパソコン作業、書類の作成や体力を要する仕事など、あなたが働いている職場でやっていることは、必ずしも1つの作業だけではないはずです。

そのなかでも、「好きな業務」「好きでも嫌いでもない業務」「嫌いな業務」などを紙に書きだしてみると、ある程度は分類できるのではないかと思います。

こうしてみてみると、「仕事」というワードでひとくくりに「合わない」と思っていたものが、意外とそうでもなかったという事実を冷静に見る視点が出てきます。

「自分に合った仕事が見つからない」という人は、最初から「総合的に満足したい」という大きな理想を掲げているから、なかなかピッタリと自分に合った仕事に就くことが難しいのかもしれません。

どんなに自分の好きな仕事や能力を生かした仕事について満足しているという人も、一時が万事、やることなすことすべてが楽しいわけでは決してありません。

たとえ嫌な業務があっても、「それも仕事のうち」と割り切って、淡々と処理をしているものだったりもします。

自分に合った仕事をほかの場所で探すという選択肢もありますが、いずれにしても、自分がどのような業務が好きでどんな分野が比較的得意であるかを知っておく必要があります。

そして、いまの職場でその適性をどのように仕事とマッチングさせていくかという視点で物事を考え、実践していくことで新たな展開が広がる可能性もあるのです。

ですからまずは、いまいる場所で、自分の適性と能力を伸ばし、幅広い知識や技術を達人レベルまで身に着けていくために必要なことは何か。

そして、どのように実行していくのかを試行錯誤していくうちに、新たな才能の新発見や、自分が大切にしたい信念が形成されていき、はじめてキャリアアップのための転職もしくは、いま働いている職場での成功を手に入れることができるのではないでしょうか。

次の職場に転職をすることを考えている人は、次のステップアップへの準備期間と考えるといいかもしれませんね。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。

Sponsord Links
DODA