乾燥だけじゃない。敏感肌の原因「ストレス」を減らす3つの方法

乾燥の季節

[*本サイトはプロモーションが含まれています]

空気が乾燥するこの季節。紫外線とは別の肌トラブルが増える時期といわれています。

日本人女性の80%が自身を「敏感肌」だと回答しています。

「10人中8人」という割合の高さに驚きますが、実は敏感肌の原因は乾燥だけではありません。

現代を生きる女性の肌は、様々なストレスに絶え間なくさらされています。その積み重ねが元々そうではなかった肌質を敏感肌に変えてしまうともいわれています。

そこでこの記事では、肌トラブルの原因となるストレスを減らし、肌の正常なバリア機能を取り戻す方法をお伝えします。

ストレスが引き起こす敏感肌

現代女性のストレス

現代女性は、多くのストレスにさらされています。

例えば、

  • 紫外線や、住環境などに存在するホルムアルデヒドをはじめとする環境因子
  • 睡眠不足や食生活の乱れ、運動不足などの生活習慣因子
  • 仕事や人間関係などの精神的ストレス
  • 加齢、アレルギー体質などの体の変化など

こうしたストレスが複雑に絡み合いつつ日々積み重なった結果、私たちの肌を敏感肌へと変化させていくといいます。

そもそも、敏感肌とはどのような状態か?

敏感肌の女性

実は敏感肌の医学的な定義というものはありません。

健康な状態の皮膚であれば、外部からの刺激や細菌から身を守り、体内から水分が蒸発するのを防いでくれる皮脂膜の「バリア機能」が備わっています。

一般的に、敏感肌とはこのバリア機能が著しく低下した状態を指します。

症状としては、①刺激が強めの洗顔料やクレンジング、化粧品を使った後に肌あれや赤みが出やすくなる②衣類や風の刺激で肌にピリピリ感が出る等の症状が多いようです。

そして、その敏感肌を作りだす大きな要因の一つが「ストレス」ということになります。

肌本来のバリア機能を低下させる3つのストレス

1.偏食と運動不足

偏食

栄養バランスの偏りや運動不足は、肌に必要な栄養素の不足や、腸内細菌バランスの変調を招き、悪玉大腸菌の増加や便秘をもたらします。その結果、肌の再生機能の低下を促進してしまいます。

2.睡眠不足

睡眠不足

また、夜中の12時~2時頃に分泌される成長ホルモンは、日中の肌ダメージを回復させるために必要なホルモンです。

睡眠不足は、成長ホルモンの分泌不足をもたらし、成長ホルモンの不足した肌に紫外線や刺激の強い洗顔料や化粧品が加わると、お肌の角質は剥がれていきます。

3.精神的ストレス

その上、仕事や人間関係などの精神的ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、便秘や不眠、内分泌ホルモンの低下等、様々な体内バランスの変調をもたらします。

一度バランスを崩した肌のターンオーバー機能は、そのままの状態をキープし続けることで本来の肌質を変化させ、トラブルのない普通肌から乾燥肌へ、さらには敏感肌へと変化させてしまうと考えられています。

では、一体どうしたら、この負のスパイラルから抜け出せるのでしょうか?

敏感肌の原因、ストレスを減らす3つの方法

1.生活環境を整える

ヨガ

負のスパイラルに陥った肌のターンオーバーのサイクルを回復させる方法の1つに、生活環境の乱れから生じる肌ストレスを減らす方法があります。

バランスの良い食生活を意識し、ウォーキングやヨガなどを取り入れ、腸内サイクル改善や基礎代謝のアップを心がけます。

生活の中の時間管理を行うことで、体内時計の乱れを調整し、ホルモン分泌が正常化された結果、敏感肌も改善されていくことになります。

2.環境物質からの刺激を避ける

刺激の強い化粧品に注意

紫外線などからのストレスを避けるためには、紫外線カットの化粧品を使用するとともに、添加物の少ないクレンジングや化粧品を選ぶようにします。

また、ホルムアルデヒドやハウスダストからの刺激を避けるため、定期的な空気の入れ替えや掃除を行うように心がけます。

幸いなことに、肌のバリア機能が低下し、敏感肌に変化するまでにはある程度の時間が必要になります。そのため、早期肌ケアの積み重ねで、変化しかけた肌質を回復させることができるのです。

3.精神的ストレスを減らす

アロマでリラックス

仕事や人間関係などによる精神的ストレスを減らすことは難しく感じるかも知れませんが、このストレスを減らすことが肌にとっては非常に大切なことになります。

自身の生活を一度見直し、心の重荷になっていることが「何か」を考えてみて下さい。

そして、その気持ちを支えてくれる人や、自身で改善できることを明確にして、ストレスを少しでも軽減できるように働きかけます。

同時に、心の緊張をほぐすアロマや自然浴などを取り入れ、心身からリラックスできる時間を作ることをお勧めします。

その積み重ねが、心の疲れを癒し、ホルモンバランスを改善させ、敏感肌を改善させることにつながります。

さいごに

秋のコーヒータイム

様々なストレスが私たちを敏感肌に悩ませる原因であること、その対処法について説明してきました。

敏感肌になるのにも、そこから回復するまでにもある程度の時間が必要になります。

肌質の変化に気が付いたら、生活にあるストレスが何かを見つけ出し、そのストレスが改善できるように心掛けてみて下さい。きっと、ケアした分だけ、肌は回復していきます。

また、肌に合わない化粧水がストレス源ということも考えられます。スキンケアを見直してみるのも有効な手かもしれません。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。