あなたが自信を持てないのは、自信の意味を履き違えているだけ
あなたが自分に自信が持てない理由は何でしょうか。
同年代の仲間の中で一番年収が少ないから?
プレゼンテーションが上手くできないから?
友達と比べて見た目が劣っているから?
私の周りにも「自信が持てない」と悩む人は多いのですが、そもそも自信の解釈を間違えている人が多い気がします。
自信の意味を正しく解釈し直す
「自分はこれができる」
「自分にはあれもできる」
そういうことだけが自信ではありません。
では、自信とは何かといえば文字通り「自分を信じる」ということです。
「オレは完璧だぜ!!」とか「自分はすごい人間だ」などと思うことではありません。
「自分には何ができて何ができないのか」それを理解して受け入れること。
これが自信をもつということです。
私は営業ができます。ブログの更新もなんとか。
だけど、プログラミングとかデザインはさっぱりできません。Photoshopも使えません。できないことだらけです。
でも自分が何をできて、何をできないかは分かっています。
だから自信があります。
無知の知
「自分は知らないということを知っている」といったのは「無知の知」で有名なソクラテス。
何を知っていて何を知らないか。その境界線を理解することが、彼の知の探求の出発点であったといわれます。
自信も同じこと
「できないことなど何もない」とか「無敵だ」とか。
そういうことだけじゃないんです。
これでいいんだという“自己肯定感”。
それこそが自信の本質です。
それは実績や能力に左右されません。
だから、どれほど実績を上げてもお金を稼いでも、社会的地位を築いたとしても、自信を持てない人だっているのです。
自分を信じることをはじめよう
自分を信じるためにはどうすればよいのでしょうか?
人は過去の経験をもとに生きています。
過去の成功体験は今の自信になっているはずです。
多くの賢者が言うように自分を信じるためには、自分に成功体験を与えて自己肯定感を高めることが1つの有効な手段であることはいえそうです。
落とし穴に注意せよ!!
自信がない人に限って、「一気に」「大きなこと」をやろうとして失敗します。
そして、その失敗に対して落ち込み「やっぱり自分はダメなんだ」と思い込んでしまいます。
ポイントになるのは成功のとらえ方。「成功体験」というものを大げさに考えないことです。
- 見積書を作成した
- 年賀状の裏面をデザインした
- ブログの記事を更新した
たとえばこんなものも「成功」と呼べないでしょうか。
フレームを回すことで自信が育つ
小さな成功体験を積み重ねる。
↓
自分を少し好きになる。
↓
小さな成功体験を積み重ねる。
↓
自分を少し好きになる。
↓
大きな成功体験を呼び込む。
↓
自分を大きく好きになる。
今現在「自信が持てない」「この先も持てる気がしない」という人はぜひ、このサイクルを回すように意識してください。
そんなに難しいことじゃないです。大げさに考えることじゃないです。小さいことを淡々と積み重ねるんです。
でも、驚くほど自信がついていくはずです。
自信のない人だけが自信をつけることができるのです。
すでに自信を持っている人はいつか失うだけですから。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願っています。