旦那の浮気現場に遭遇した妻がとるべき行動7選
出掛けた先で、たまたま旦那が浮気しているところを目撃してしまった…。
鈍器で殴られたような衝撃とフツフツ湧いてくる怒り。ハラワタが煮えくり返り、もういてもたってもいられない。
相手の女に掴みかかろうとしたのに思わず隠れてしまった…なんで?!!
こんな時、旦那さんに対してはもちろん、その浮気相手の女性に対しても憎しみ・恨みが強くなりやすいものです。
しかし、こういう修羅場の時こそ冷静に対処していかなければなりません。
今回は、旦那さんの浮気現場に遭遇してしまったときに妻がとるべき行動についてご紹介します。
1.まずは自分の気持ちを振り返る
まずは、現在の気持ちを紙などに残しておきましょう。旦那さんの浮気現場に遭遇してしまったとき、一番大切なのはあなたの気持ちです。
辛い、悔しいというのはもちろんですが、「今後どうしたいのか」ということが一番重要です。
「離婚する」とはっきり書き留めておいてもいいですし、「旦那が女性と今後一切関わりを持たないのであれば許す」など条件をつけてでも構いません。
紙に書き残しておくのは、あなたの精神を安定させて、何かあった時に過去を振り返るためにも大切なことです。
最終的な決断は、あとで構いません。
なぜなら、旦那さんとの話し合いであったり、浮気相手の女性の行動によって、いくらでも後から気持ちが変わる可能性が高いからです。
2.自分のプロフィールを書き出してみる
え?と思われたかもしれません。でも、これは意外と重要なことなのです。離婚しようかどうか迷っている人ほど、やってみる価値があります。
書き出す項目は、年齢・職業・勤務時間・収入・貯金額・子供の有無です。時間があれば、親兄弟のプロフィールも書き出してみるといいでしょう。
自分自身のことを客観視できて、離婚して独り身になったときの生活環境も想像しやすくなります。
3.問い詰めるタイミングに気をつける
旦那さんの浮気現場に遭遇したその瞬間にビンタでもして問い詰めるのか、しばらく泳がせてから一気に問い詰めるのか、問い詰めるタイミングは人それぞれですよね。
しかし、前者のタイミングはあまりおすすめしません。
なぜなら、旦那さんは浮気相手の女性の前で責められて恥をかかされたと感じ、逆ギレして旦那側から離婚に傾いてしまう可能性もあり、その場合は妻が主導権を握られなくなるからです。
浮気されて傷ついた妻ではなく、傷つけた旦那側が離婚を切り出すなんて事態になると、立場が逆転とまではいかなくてもその後の展開に影響します。
問い詰めるタイミングは慎重に考えましょう。
どうしても辛くて感情的になってしまいそうなときは、紙に書き殴ってしまいましょう。
「悲しい!」
「悔しい!」
「バカ!」
など思いのままに書いて隠しておきましょう。
4.自分にできることはないか
残念なのは、そのときの憎い感情だけですぐ離婚してあとになって後悔してしまうこと。
もう少し、あなたが努力や我慢できることはないか、振り返ってみましょう。
「私ばかり我慢してる!」という気持ちは一旦抑えて、旦那が我慢してくれていることや努力していることを書き出してみましょう。
忘れてしまっていたことを思い出すきっかけになるかもしれません。夫婦関係には、何年経っても「お互いを思いやること」が大切です。
5.旦那がなぜ浮気をしたのか考えてみる
そもそも、なぜあなたの旦那さんは浮気をしてしまったのでしょうか。
過去にも浮気を何度もしてきている常習犯なのか、それともセックスレスが原因で魔が差したのか。あなたにも心当たりはありませんか。
「旦那のことなんか考えたくない!」という気持ちもわかりますが、旦那と話し合う前に自分で浮気原因を予想してみましょう。
そして、旦那と話し合ったときに浮気をした理由も尋ねてみて、もしあなたの予想通りであれば「ふん、やっぱり私の思った通りだったわ」と心の中でつぶやいてください。
「私は旦那の考えてることなんてお見通しよ」と優越感に浸ってしまえばいいのです。
もし、当たってなくても、その場合は夫婦での新しい発見があったり誤解をとくことができたりしますから、どちらもいい結果になると思います。
6.浮気相手の女性をどうするか決める
浮気相手の女性への対処を考えましょう。あなたが直接メール等で注意をするのか、それとももっと大きな制裁をするのか。
慰謝料を請求する場合、浮気相手の女性が旦那さんを既婚者であることを知っている必要があります。
証拠集めであったり、必要であれば探偵や弁護士を雇ったりと、制裁には時間と体力がいります。
あなたにはそれができる余裕がありますか?
協力してくれる方がいるのであれば、ぜひ頼みましょう。あなた一人が悩む必要はありません。
もしかすると、メルマガで配信している筆者の経験談がなにかしらの参考になるかもしれません。
7.子供とたくさん話してみる
子供がいる妻にとっては、旦那の浮気現場に遭遇してしまうことは一層心苦しいことです。どうしても辛いときは、子供と話してみましょう。
旦那さんの浮気のことを話すのではなく、日常のことや家族のことを食事の時間などに話してみましょう。
あなたにとっての子供の存在とおなじく、子供にとっての親の存在というのは、とても大きなものです。
ちょっとしたことで、すぐに影響されてしまいます。
子供と話すことで気持ちが落ち着き、子供にリクエストされた場所へ家族全員で出掛けて、気持ちをリセットさせるのもいいかもしれませんね。
旦那と話し合うときの注意
あなたの旦那さんは責められると黙り込んでしまう性格ではありませんか?
きちんと話し合うことができるのであれば問題ないのですが、夫婦の口喧嘩で多いのが、旦那が責められるのが嫌で、話し合いの場から逃げてしまうこと。
これで悩む奥さんは多いはずです。
逃げずに冷静に話し合うためには、あなたの辛い気持ちを伝えるのは1回だけにすること。
何度も同じ言葉を使うのは、得策ではありません。
そして、旦那に浮気の理由を尋ねたときは、どんな理由であれ言い返さずに旦那の言葉を真っ直ぐ受け止めること。
言い返しては、話が前に進みません。
旦那さんは、自分が加害者であることをよく理解しているはずです。それを信じてください。
妻だけが一方的に話していては、お互い納得する解決ができません。ここは賢い女性になりましょう。
感情ノートを持ち歩きましょう
感情ノートとは、あなたの喜怒哀楽の感情を書くためのノートです。
美味しかった店や、嬉しい出来事を書いてみましょう。
怒りや憎しみの言葉も、ノートに書き殴っておきます。
しばらく経ってからそのノートを見たときに、何となく恥ずかしい気持ちになるかもしれません。
そんなときは、その書き殴った言葉の横に「もう大丈夫よ」と書き足してみてください。過去の自分へのメッセージです。
これが、本当の「自分と向き合う」ということなのです。
さいごに
旦那の浮気現場に遭遇してしまうことは悲しいことでもありますが、何か新しいことを発見できることもあるのです。
これをきっかけに、あなたの家庭全体を見直してみませんか。
どこか壊れているところはないか、古くなっているところはないか、しっかり向き合うのです。
そして、上手に旦那さんと話し合いましょう。もちろん、浮気をした旦那さんが100%悪いのですが、旦那さんはあなたが選んだ人生のパートナーなのです。
それを重く受け止めて、お互いがあるべき家庭のお話をしてみませんか。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願っています。
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