花粉症皮膚炎の症状とは?5つの原因と予防対策8つ

乾燥してかゆい

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花粉症皮膚炎と呼ばれる肌トラブルが春先にかけて増えています。

花粉症の症状といえば目のかゆみや鼻炎を思い浮かべますが、これ以外に肌の症状としての「花粉症皮膚炎」がとくに女性の間で問題になっているようです。

その名前が示すとおり、春先の肌荒れは花粉も原因の1つになっていると考えられているのです。

この記事ではそんな花粉症皮膚炎の症状と対策方法をお話します。

花粉症皮膚炎と通常の肌荒れとの違いを知って適切に対処していきましょう!

花粉症皮膚炎の症状5つ

肌のかゆみ

花粉症皮膚炎の前兆・症状として、次のようなものがあります。

  1. が近づくと肌荒れ、乾燥する
  2. 小さな赤いブツブツ(湿疹)が出る
  3. 肌がこすれるとヒリヒリする
  4. 部分的に乾燥して粉吹きする
  5. まぶた、頬、顎、首がかゆくなる

上記のような症状があれば、花粉症皮膚炎の可能性があります。既に花粉症を発症している方は、肌荒れも花粉が原因である可能性が高いでしょう。

花粉症皮膚炎の原因6つ

なぜ花粉症皮膚炎になってしまうのでしょうか?ここではその原因をみていきましょう。

1.季節の変わり目で免疫力が落ちている

春先の激しい寒暖差で体の免疫力が落ちているため、普段なら湿疹など起こさないような肌も、花粉の刺激を受けるだけで花粉症皮膚炎の症状が出てしまうことがあります。

2.花粉のせいで目の周りをこすってしまう

花粉症で目がかゆい

花粉症の症状で目がかゆくなり強くこすってしまうと、肌が薄く弱くなって花粉がまぶたについただけで炎症を起こしてしまうことがあります。

3.花粉症で鼻をかむ回数が増える

鼻をかむ

これも2と同じで、花粉症で鼻水が出て鼻をかむときにティッシュが鼻の下を摩擦で荒れさせています。これによって鼻下の皮膚が薄くなり、花粉症皮膚炎を引き起こしてしまいます。

4.紫外線による肌への負担

紫外線

春になると日差しが強くなり、日も長くなります。その分、肌への負担がグッと増加して花粉の刺激に耐えられなくなります。

意外に知られていないのですが、4月と9月の紫外線は同程度。シミの原因になるUVAの年間ピークは真夏ではなくなんと5月なのです。
UV値年間推移グラフ

出典:気象庁|日最大UVインデックス(推定値)の年間推移グラフ

▼ 肌が荒れていてもできる紫外線対策があります。

5.肌が乾燥している

冬から春になっても空気はまだまだ乾燥しています。しっかり保湿ケアしておかないと、花粉から肌を守ることができません。

▼ 保湿ケアの参考はこちらの記事をどうぞ。

6.メイク落としの肌への刺激

メイク落とし

メイク落としは、顔の油分を必要以上に落とすこともあるので、できるだけ短時間で行いましょう。また、乾燥や花粉・紫外線で荒れた肌のこすり過ぎにも注意が必要です。

メイク落としのすすぎは少なめにして、あとは洗顔料で洗い残しを落とせば安心です。

花粉症皮膚炎の原因は1つとは限らない!

花粉症皮膚炎は実際にはどれか単独の原因で起きるとは限らず、女性の場合は主に4、5、6の複合が多いといわれています。

すなわち、『空気の乾燥』『紫外線量の増加』でダメージを受け荒れやすくなっている肌に『花粉』が付着することによりアレルギーを引き起こすというわけです。

花粉を付着させたままの状態で、帰宅後のメイク落としで肌をこすることで刺激となり、炎症(花粉症皮膚炎)をまねくことになります。

花粉症皮膚炎の予防対策8つ

基本的に、花粉症皮膚炎は湿疹の治療と同じ方法で治していきます。保湿し、炎症がひどいところは医師から処方されたステロイドを塗って炎症を抑えます。

あまりに症状がひどい場合は、必ず皮膚科の医師に相談しましょう。

ここからは、花粉症皮膚炎を予防する方法をお伝えします。

1.免疫力を高める

花粉症皮膚炎になる原因として、免疫力の低下があります。花粉症皮膚炎を避けるためにも、日々の運動と食事に気を配りましょう。筋肉をつけることは免疫をつけて風邪予防にもなりますし、食事をきちんとバランスよく食べると肌荒れ予防になります。

体温と免疫の関係
出典:体温を上げて 免疫力アップ|サワイ健康推進課

上図のとおり、筋肉をつける→基礎体温が上がる→免疫力が上がるという根拠があるようです。

2.顔をかいたりこすったりしないようにする

鼻をかむ

顔がかゆくなることが多いですが、掻いたりこすったりするのは余計にひどくなる原因となるので、絶対にやめましょう。目を拭くときや鼻をかむときも、柔らかいティッシュで押さえるように拭きます。

3.紫外線対策をしっかりと!

日焼け止め

「なんだか紫外線が強いな」と感じたら、すぐに日焼け止めを使いましょう。前述したように、春の紫外線は侮れません。肌を保護する意味でも、毎日塗りましょう。

ただし、これはあくまでも予防法です。すでに皮膚炎になっている場合は日焼け止めの使用は避けるべきです。また、皮膚炎がひどい場合には皮膚科の受診をおすすめします。

肌が敏感になっているときのUVケアは飲む日焼け止めサプリがおすすめです。

4.花粉から守る乳液を使う

ぞくぞくと増えてきている日中用美容液ですが、花粉対策用の日中美容液があるので、そちらを試してみてはいかがでしょうか。

たとえばこういった商品です。

資生堂アレルバリアエッセンス

資生堂アレルバリアエッセンス

  • 花粉、ちり、ほこり等微粒子汚れから肌を守る
  • 紫外線からも肌を守る
  • 化粧下地効果
  • 石けんで落とせる

5.マスクで花粉を徹底ガードする

マスク

乳液やメイクで花粉からガードする方法もありますが、マスクをするのが一番広い範囲で確実に花粉からガードできます。くしゃみや鼻水などの症状がなくても、外出時はマスクをしてガードしましょう。

6.外から帰ったらすぐ洗顔をする

洗顔

外から帰ったときの顔には、花粉がたくさんついている可能性大。花粉は長時間付着し続けると、それだけ花粉症皮膚炎になる可能性が高くなります。外から帰ったら早めに顔を水洗いし、花粉を洗い流しましょう。

首など顔以外も気になる場合は、この時期だけでも帰宅後すぐにシャワーを浴びるようにします。

7.こすらずに落とせる化粧品を使う

乾燥や花粉・紫外線で荒れやすくなった肌をこすることが花粉症皮膚炎の直接の引き金となるので、メイクは極力こすらなくても落とせるものだけを使いたいところです。

肌をこすらず「するり」と落とせるメイク落とし。例えばこんな商品がおすすめです。

ナノアクアウォータークレンジングジェル

ナノアクアウォータークレンジングジェル

  • 石油系界面活性剤フリー、アルコールフリー
  • 肌を守りながら汚れを浮かせてスルンと落とす
  • 美容液成分31種類配合の潤うクレンジング

ファンケル マイルドクレンジングオイル

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8.保湿もしっかり

保湿

どんな美容法でもそうですが、花粉症皮膚炎の予防をする場合も保湿は重要です。肌を強くすることが一番の予防法ですから、保湿はしっかり行いましょう。

さいごに

花粉症皮膚炎の症状は、アレルギー性の皮膚炎ととてもよく似ています。それは、花粉症皮膚炎も花粉に対するアレルギー反応だからです。

花粉症、アレルギー体質、アトピー体質の方はとくに気をつけましょう。早めに対策して、快適な肌で春を過ごせますように。