自然乾燥は厳禁!頭皮のにおいとかゆみ5つの原因とその対策

ドライヤーで髪を乾かす女性

頭がにおう、頭がかゆい…とお悩みのあなた。頭皮のにおいとかゆみには、様々な原因があります。

対処法を間違えると逆に悪化してしまうケースもあるので、におい・かゆみ対策は慎重に検討する必要があります。

今回は、頭皮のにおいとかゆみの原因ならびにその対策についてご紹介します。

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頭皮のにおいとかゆみの5つの原因

1.シャンプーがきちんとできていない

正しいシャンプー

シャンプーを正しく行わないと、頭皮の毛穴に皮脂や整髪料が詰まり、においの原因になります。多くの人が勘違いしているのですが、シャンプーの一番の目的は髪を洗うことではありません。「頭皮を洗うこと」なのです。

また、シャンプーのすすぎ残しは頭皮の常在菌のえさになるため、菌の繁殖につながります。この雑菌が原因でにおいやかゆみが発生することになります。

2.頭皮がきちんと乾かせていない

髪を乾かす

髪の自然乾燥は【厳禁】です。「ドライヤーの熱で髪が傷むから…」なんていう理由で髪をタオルドライだけで半乾きのまま放置して、自然乾燥させる。あるいは乾かしていてもキチンと頭皮まで乾いていないといった場合、頭皮の湿度が高く保たれるので常在菌が大量に繁殖して、頭皮のにおいの原因となります。

3.食生活が偏っている

肉や脂っこいもの、クリームを多く使ったデザートばかりを食べる生活を続けていると、頭皮からの皮脂分泌量が増えたり、ドロっとした「においの強い汗」が出るようになり、頭皮のにおいやかゆみの原因となります。

4.ストレス

ストレス

過度なストレスを受けたり、日常のプチストレスを溜めこんだりするとホルモンバランスが乱れ、皮脂や汗の過剰分泌につながり頭皮のにおいやかゆみの原因となります。また、ストレスにより体内に発生した活性酸素が脂質と結びつくことにより頭皮の臭いの原因となります。

ストレスを感じたら都度発散・リラックスできるよう、いくつか方法論をもっておくとよいですね。

5.加齢臭

頭皮の加齢臭

しっかり頭皮ケアしているのに、頭皮のにおいが取れない場合は加齢臭の可能性があります。加齢臭は「ノネナール」という成分が原因で、この成分は40歳を過ぎた頃から増えてくるそうです。少数ですが、20代後半から増える人もいるそうです。

このように、頭皮のにおいやかゆみには様々な原因があることがわかりますが、どれも皮脂が原因なのです。頭皮の毛穴が皮脂詰まりを起こすと、皮脂が酸化して過酸化皮脂になり、ひどくなると頭皮が炎症を起こして脂漏性皮膚炎になってしまうこともあります。

頭皮のにおいとかゆみを抑える方法

1.低刺激のシャンプーを選ぶ

低刺激のシャンプー

頭皮のにおいやかゆみがある時は、頭皮が敏感な状態になっているので、洗浄力が強すぎるものは避け低刺激のシャンプーを選びましょう。低刺激で頭皮の汚れがよく落ちる炭酸シャンプーはとくにおすすめです。

2.正しいシャンプーを続けて行う

正しくシャンプーする

まず、シャンプー前に髪をブラッシングします。これにより、髪表面の汚れがかなり落ちます。

次に、シャンプーを手に取り出したらしっかり泡立て、髪全体に伸ばし爪を立てないよう指の腹で丁寧に頭皮を洗いましょう。また、洗いすぎに気を付けてください。とくに夏場は朝晩2回洗いたくなりますが、シャンプーは1日1回夜寝るまでに行うのが理想です。

3.しっかりすすぐ

シャンプーをすすぐ

シャンプーやコンディショナーをしっかり流さないと、せっかく綺麗に洗ったとしても頭皮のにおいやかゆみの原因となります。高温で水圧の強いシャワーで流すと頭皮が乾燥してしまうので、ぬるめのお湯で優しく時間をかけて洗い流します。

ちなみに、シャンプーのすすぎに必要な時間は洗う時間の3倍といわれています。①予洗い②洗い③すすぎのうち、多くの人は「洗い」に最も時間をかける傾向にありますが、頭皮トラブルを避けるためにも本当に時間をかけるべきなのは「すすぎ」の行程なのです。

4.キチンと乾かす

髪を乾かす

とくに夏場のお風呂上りはタオルドライだけで放置している人が多いですが、あなたは大丈夫でしょうか?

濡れ髪を放置していると、髪も傷みます。理由は濡れた状態の髪はキューティクルが開いた状態であり、軽微な摩擦でも剥がれやすくなっているからです。キューティクルが剥がれると、髪の毛の水分・養分が流出してスカスカの髪になりますし、開いたキューティクルに摩擦が加わることで枝毛の原因にもなります。

ドライヤーの熱で「髪が傷む」「頭皮が傷む」といったことは実際にあります。それをさけるために注意すべきポイントは①ドライヤーの温度ドライヤーの使用時間の2つです。

①ドライヤーを髪から20cm離す

ドライヤーで髪を乾かす女性

髪の毛は表面温度が100℃を超えるとタンパク質変性を起こします。5cmの距離からドライヤーを当てた場合、110℃の熱が髪に当たることになります。20cm離せば70℃くらいまで下がるので、髪の毛を傷めないためにはこの距離をキープします。

②ドライヤーの使用時間を短くする

タオルドライ

髪と頭皮に長時間熱を加え続けることは避けなければなりません。ドライヤーの連続使用時間は、ショート・ミディアムヘアで5分くらい。ロングヘアでも10分程度です。

そのためにもタオルドライが重要となります。このとき力いっぱい擦ったりしないように気をつけます。髪をはさんで優しくポンポンと叩きながら水分全体の8割をここで取りたいところです。タオルドライ8:ドライヤー2くらいのイメージです。

5.食生活を改善する

これには①食事の栄養バランスを意識する②朝・昼・夕の食事時間を揃える③ビタミンを積極的に摂る、という3つの注意点があります。

①食事の栄養バランスを意識する

揚げ物中心の食生活

あなたは肉や揚げ物中心の食生活になってはいませんか?揚げ物やアイスクリームなど脂質過多の食事を続けていると頭皮のかゆみやにおいだけでなく、全身から出る汗のにおいがきつくなることがあります。体臭予防のためにも食生活の改善をしましょう。

「脂肪分を摂り過ぎたなぁ」と思ったら脂肪分解酵素(リパーゼ)を多く含む食材を摂るようにしましょう。リパーゼを多く含む食材は、トマト、セロリ、大根、カボチャ、グレープフルーツ、イチゴなどです。

②朝・昼・夕の食事時間を毎日揃える

食事時間を毎日揃える

不規則な食事時間はホルモンバランスを乱すことにつながります。これが皮脂の過剰分泌の原因となり、頭皮のにおいの原因となります。ホルモンバランスは男性よりも女性のほうが乱れやすい傾向にあるので、女性はとくに意識したい点です。

③ビタミンを積極的に摂る

ビタミンC

ビタミン不足は頭皮の乾燥・抜け毛を招くことにつながります。とくに摂りたいのは「ビタミンA・C・E」と「ビタミンB群」です。

  • ビタミンA・C・E:皮脂の酸化を防ぐ。活性酸素の除去。
  • ビタミンB群(B1、B2、B3、B5、B6、B12):頭皮のにおいの原因となる皮脂の分泌を抑制する。

普段の食事から野菜や果物でビタミンを摂取するようにしましょう。サプリメントでビタミン不足を補うことも効果的です(ただし、ビタミンAを過剰摂取すると、逆に頭皮の乾燥→抜け毛の原因になるので注意!)。

  • ビタミンA:鶏レバー、うなぎ、卵、シソ、人参、ほうれん草
  • ビタミンC:パプリカ、ピーマン、アセロラ、パセリ、キウイ、ゴーヤ、柿、いちご
  • ビタミンE:アーモンド、ヘーゼルナッツ、オリーブオイル、いくら、すじこ、あん肝
  • ビタミンB1:うなぎ、たらこ、豚肉、ナッツ類
  • ビタミンB2:豚レバー、鶏レバー、牛レバー、うなぎ、牛乳
  • ビタミンB3:たらこ、鰹節、マグロ、明太子、ツナ缶
  • ビタミンB6:牛レバー、かつお、まぐろ、さんま、バナナ
  • ビタミンB12:鶏レバー、牛レバー、牡蠣、あさり、さんま

6.ストレスの原因を知る

ストレスに悩む女性

ストレスを感じている場合、そのストレスの根源をなくしたり解決したりといった努力が必要です。ストレスの根源がわからない場合や簡単に解決できなさそうな場合は、せめて、睡眠前にアロマオイルなどでリラックスして眠るようにしましょう。
参考記事:【保存版】6大ストレス発散方法の頭文字は「STRESS」

7.帽子を長時間かぶらない

帽子を長時間かぶっていると、頭皮の湿度が高くなり雑菌が増えて頭皮のにおいやかゆみが出てきます。帽子を長時間かぶったままにせず、たまに脱いで蒸れないようにしましょう。

加齢臭を防ぐ方法

髪の匂い

頭皮のにおいのみで、かゆみを伴わない場合、加齢臭が原因かもしれません。

若い頃にはほとんど存在せず、加齢とともに皮膚上に生成されるようになる「9-ヘキサデセン酸」という物質があります。この物質が皮膚の常在菌や過酸化脂質により分解されることで生成される「ノネナール」という物質こそが、加齢臭の原因物質です。これが増えると加齢臭がひどくなります。

つまり、加齢臭を防ぐためには、酸化した皮脂を抑えることが重要ということです。そのための効果的な対策は以下の2点です。

  1. 脂肪分を摂りすぎないこと
  2. 抗酸化作用のある成分(ビタミンC、カテキン、ポリフェノール)を摂ること
  • ビタミンC:パプリカ、ピーマン、アセロラ、パセリ、キウイ、ゴーヤ、柿、いちご
  • カテキン:煎茶、番茶、ほうじ茶、赤ワイン、渋柿、りんご、ブルーベリー、いちご
  • ポリフェノール:コーヒー、緑茶、赤ワイン、ぶどう、りんご、ブルーベリー、いちご

いちごりんご緑茶赤ワインの5つだけでも覚えておくと便利です。

頭皮のにおいとかゆみ解消におすすめのシャンプー

頭皮の匂いとかゆみにオススメのシャンプー

さて、これまで頭皮のにおいとかゆみの原因・対策方法を紹介しましたが、これらを元におすすめのシャンプーに関して少しまとめると、重要なポイントは以下の2点です。

  1. 低刺激であること
  2. 頭皮を乾燥させずに汚れを落とせること

そしてこの2つのポイントを満たすシャンプーが「炭酸シャンプー」です。炭酸には、低刺激で副作用なく頭皮の汚れを落としてくれる効果があります。ぜひ一度試してみてください。
参考記事:ダレノガレ明美、マギー、山田優も愛用!頭皮スッキリ炭酸シャンプーの効果

まとめ

いかがでしたか。頭皮のにおいとかゆみの原因は、突き詰めると皮脂汚れ・加齢臭のどちらかなのです。

今回ご紹介した対策法はとても効果的ですが、もし効果が実感できない場合は、頭皮が炎症を起こしている可能性もあるので、皮膚科で頭皮の状態を見てもらうことをおすすめします。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。