産後あるある?上の子へのイライラがどうしても止められないあなたへ
どうして上の子にばかりイライラしてしまうのだろう…
上の子も下の子も可愛いはずなのに…
下の子が生まれ産後間もないあなたはこのような感情に戸惑っていませんか?
上の子にイライラしてしまう気持ちは、私も含め二人目以降の出産後多くのママが経験することです。
決してあなたの心がおかしいのではありません。
上の子にイライラしてしまう産後のあなたへ、原因と対策、私の体験談を交えてお話しします。
産後は上の子へのイライラが止まらない!
「二回目だからもっと育児が楽だと思った。」
下の子が生まれ、上の子との生活が始まった時に多くの母親が感じることです。
上の子に寂しい想いをさせないように、なるべく下の子を早く寝かしつけようと努力しました。
なのにあともう少しのところで、上の子が「ママ―見てー」と大声で叫んできたら…
下の子が泣いているとき、おむつ替えの時…
下の子のお世話をしている時に限って、上の子はママの注意を引こうとわざといたずらや困らせることをされたら…
私もやっぱり上の子にイライラしてしまいました。
上の子がやっていることは典型的な「赤ちゃん返り」なのです。
頭ではわかっていても産後このようなことが日常的に続くと、どうしても上の子へのイライラが止められない時があるのです。
ちょっと過激な言い方ですが「上の子可愛くない症候群」なんて言葉もあるようですよ!
なぜ産後は上の子にイライラしてしまうのか?原因3つ
原因1:単純に下の子が小さくて可愛いから
生まれたての赤ちゃんって本当に可愛いですね。
小さくて、可愛くて、癒されます。
二人目以降ともなれば、あなた自身も上の子を育てた経験に基づく余裕があります。
よって一人目の時はこわごわだった赤ちゃんのお世話も、下の子はただ泣いてる姿さえも何もかもが可愛いと感じるでしょう。
原因2:赤ちゃん返りする上の子
- 「目の前で愛人といちゃつく旦那の姿」
- 「ある日突然現れた宇宙人」
上の子にとって下の子の存在はこんな風に形容されることがあります。
上の子にとって下の子の誕生はそれほどショッキングなことなのです。
2~4歳くらいの小さな子どもにとって、これほど大きなな出来事がおきてしまえば、当然ママへの愛情を確かめ取り戻したくなります。
その結果の行動が「赤ちゃん返り」なのです。
原因3:産後のホルモンバランスの乱れや育児疲れ
産後はホルモンバランスが乱れており、生理が再開するまでこの状態は続きます。
ホルモンバランスの乱れはイライラを引き起こします。
また育児疲れもあるので、単純に疲れが蓄積してイライラしてしまう時もあるでしょう。
- 下の子が特別可愛く見えて、上の子が一時的に赤ちゃん返りを起こすので可愛くなく見える。
- 相対的に見て上の子にイライラを感じてしまう。
- 加えてホルモンバランスも不安定、育児疲れ。
これらの結果が上の子へのイライラをもたらす正体であり、「上の子可愛くない症候群」が起こる原因なのです!
上の子へのイライラを止めるために試してみたこと5つ
上の子へのイライラする気持ちを止めるために、5つのことを試してみました。
「上の子の不安を少しでもなくすこと」と、「上の子との距離感」がポイントです。
対策1:上の子をとにかく抱きしめる
上の子の不安な気持ちを少しでも和らげるには、スキンシップが一番です。
意識してたくさん抱きしめてあげましょう。
対策2:叱ってしまった後は素直に謝る
イライラして上の子を叱ってしまうこともあるでしょう。起きたことは仕方ありません。
だけど叱ったあとは素直に謝りましょう。きちんと目を見て「ごめんね」と。
対策3:上の子が赤ちゃんの時の写真を一緒に見る
下の子だけが特別ではなく、上の子も特別だということを説明するために、上の子が赤ちゃんの時の写真を一緒に見てみましょう。
写真を見ながら「あなたが生まれてきてくれて嬉しかったこと」「あなたも小さくて本当に可愛い赤ちゃんだった」ことをきちんと説明してあげましょう。
対策4:上の子と二人だけの時間を作る
上の子の寂しい気持ちを少しでも埋めるために、二人だけでデートしてみましょう。
特別な場所に行かなくてもいいのです。
近所のスーパーでもいいし散歩するだけでも十分。
二人だけでたくさん話をして時に抱っこしてあげて二人だけの時間を作りましょう。
対策5:短い時間でもいいので一人の時間を作る
少しの時間でいいので、できれば一人の時間を持ちましょう。
産後はただでなくてもホルモンバランスの乱れ、体力の低下、育児疲れがある上に、二人目以降となると上の子へのイライラもあり気疲れしているのです。
旦那さんやご両親など頼れる人がいれば、一人になってリラックスる時間少しでも持てれば気持ちが楽になるかもしれませんよ。
上の子へのイライラ対策を実践したけど…私の失敗談
上の子へイライラする気持ちを止めたくて、私は上記の対策全てを実践しました。
そうしたら上の子がワガママを言ったりする回数が減り、イライラすることも少なくなったと感じました。
効果があったのかな?勝手にそう思っていました。
だけど上の子が発熱で心細い想いをしていたある日、咄嗟に下の子の泣き声に反応してしまった時、上の子に泣きながら言われてしまいました。
「ママ、僕のことを一番にして」と。
しんどい時だからこそ出た本音なんだと思います。
めちゃくちゃショックでした。
イライラする気持ちを抑えようとやってきたことが、うまくいったのではありません。
ただ我慢をさせていただけだったのです。
産後のあなたが心がけること2つ
「下の子が生まれたらとにかく上の子優先で!」
頭ではわかっていたつもりでも、結局は私もできていなかったということです。
でもそんな経験をしながら母親として成長するのだと思っています。
1.お互い未熟な存在であること、イライラする気持ちは仕方がないことを認める
上の子がこの世に生まれた数年間は、あなたが母親として生きてきた年数です。
上の子はこの世に生まれて、あなたは母親になって、たかだか数年なのです。
つまりお互いまだまだ未熟だから、上の子の赤ちゃん返りもそれにイライラするあなたも仕方がないのです。
未熟であることを理解していれば、きっと解決しようと前に進めるはずです。
2.自分を責めず、気を楽に、手を抜く
イライラする気持ちは仕方ありませんが、そのはけ口を上の子に向けることは避けたいものです。
それ以上に一番やってはいけないのは自分を責め続けることです。
「ママであるあなたが笑顔でいること」これに勝るものなどないのですから。
とにかく気を楽に、考え込まず、家事は少しくらい手を抜くくらいでいいいのです。
まとめ
産後、上の子にイライラしたら…ほんの少しの「想像力」を!
この記事は、どうしても上の子にイライラしてしまう産後のあなたに向けて書きました。
私は子育てで悩んだり息詰まった時に必要なのは「想像力」だと思います。
産後の疲れた体と心でゆとりがなく、上の子にイライラしてしまうあなたを責めているのではありません。
上の子へのイライラがどうしても止まらない時は、どうか精一杯の想像力を働かせてみて欲しいのです。
突然現れた下の子という名の異星人あるいは愛人に戸惑い、小さな胸が今にも張り裂けそうになっている上の子の心を。
もう少し成長して兄弟、姉妹で賑やかに遊ぶ可愛い我が子達の姿を。
これらが思い描けたら、あなたのイライラする気持ちも上の子への接し方もきっと変わってくるのかもしれませんよ。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。
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