職場にイライラする人がいるあなたへ~6つの理由と解決法~

職場というのは毎日行くところで、しかも1日のうちかなり長い時間を過ごすところです。
そこにイライラする人がいるとなると、それは大きなしこりを抱えて暮らしているようなもの。
休みの日であればイライラする人がいても会わなければ解決しますが、職場ではそうもいきません。
ストレスが溜まりすぎてしまわないうちに早めに解決したいですね。
この記事では、イライラする原因と解決法を探ってみましょう。
職場にイライラする人が!イライラの6つの原因
1.お相手が期待に応えてくれないイライラ
「自分で考えて行動しない」
「誰の担当にも振り分けられていないグレー部分の仕事をしてくれない」
など、あなたが「これくらいはやってくれてもいいのにな」と思っていることをしてもらえない時、イライラが発生します。
2.あなたを評価してくれていないイライラ
無駄に馬鹿にされるようなことを言われたり、「正当な評価が得られてない」と感じる時もイライラが発生します。
3.実際に傷つけられる可能性があると感じるイライラ
お相手に嫌われていると感じるような態度を取られたり、悪意はなくても言い回しがきつくて傷ついてしまうとか、行動が雑でいちいちドキッとするというような場合も、ストレスが積み重なっていきます。
4.本心にはお相手に対する嫉妬が隠れているイライラ
お相手の行動にイライラする原因の陰に、そのかたに対する嫉妬が隠れている場合もあります。
5.すでにお相手との間に信頼を失う事件があり、きちんと解決されていないイライラ
仕事での約束を守らないとか、些細なことだけど結果的に利用された、というような現実があり、そのあとも先方からの関係改善の試みがなされていない時。
6.生理的にダメ!イライラ
容姿、におい、生活習慣、喋り方など、どうしても「生理的」に難しく、近くに来るだけでイライラするよう場合。
あなたの職場でイライラする人は6つのうちどれに近かったでしょうか。
続いて「原因別解決法」をみていきましょう。
職場にイライラする人がいた時の原因別解決法!
原因ごとに解決方法を見つけて行く前に、ひとつ大事なことがあります。
それは、
「お相手もお相手なりに頑張って生活しているのだ」
ということを念頭に置く。ということです。
仕事でミスが多いとしても、気遣いができないとしても、本人なりに頑張っているのかもしれません。
やる気もないとしても、「仕事ではやる気を使わない」と決めているのかもしれないし、あなたにキツくあたる理由は、お相手の中にあるあなたに対する嫉妬が原因かもしれません。
あるいはあなたが納得できるような理由はないかもしれません。
でも、お相手にもお相手のライフスタイルがあり、それがどんなにあなたにとって理解しがたいものであったとしても、そのお相手の意思は尊重されるべきものなのです。
様々な環境や原因で現在のあなたができています。同じようにお相手もたくさんのことの積み重ねで現在のお相手ができています。
もしかしたらお相手には克服しないといけない大きなトラウマがあるかもしれません。能力にも限界があるかもしれません。
それを急に変えることは非常に難しいです。
そのため、お互いにお互いを変えないところで、イライラしない折り合いポイントをみつけてゆくことが大事になります。
さて、それでは原因ごとの解決策をみてゆきましょう。
1.お相手が期待に応えてくれないケース
お相手のキャパシティーはすぐには変わらないことを想定し、あなたの負担が増えないような工夫をしてみましょう。
あなたの負担が増えないのであれば、できないことには目をつぶり気にしないことです。
お相手のできるところを評価してあげるようにしましょう。
2.あなたを評価してくれていないケース
本当はお相手はあなたを評価してくれているのかもしれません。でも、嫉妬であえて逆の態度にでてしまうのかもしれません。
お相手と適度な距離をとりながら、あなたはあなたの仕事を続けましょう。別の人から評価をうけてゆくことでこのお相手意見が変わる場合もあります。
3.実際に傷つけられる可能性があると感じるケース
挨拶などの礼儀を欠くことはないように気をつけ、距離をおける関係であれば、少し距離を置くようにしましょう。
もしあなたの中での「お相手への苦手意識」がお相手の態度に反映されていると思うときは、笑顔で挨拶することから始めてみてください。お相手の態度が軟化することもあります。
4.本心にはお相手に対する嫉妬が隠れているケース
嫉妬の感情を認めるのはなかなか大変なことです。それを認められたあなたですから、この嫉妬を目標にすり替えて頑張ることができるはずです。前向きにご自身を高めていってください。
5.すでにお相手との間に信頼を失う事件があり、きちんと解決されていないケース
これだけは、あなたお一人では解決が難しい原因です。
お相手と話し合うことができる場合は話し合い、できない場合は、もう一度同じことが起こらないように対策を練り、その対策を実行しましょう。
そして過去に起こったことは忘れず、でもとらわれず、よい距離感でご自身の傷と向き合ってゆきましょう。
6.生理的にダメ!なケース
こちらも克服は非常に難しいですね(笑)
でもどんな人にもよいところはあります。なにもそのお相手と恋をしたり家族になるわけではないのです。
少しでもよいところに目を向けることで、苦手意識を薄くすることはできます。
さいごに
このコラムにたどり着いた時点で、お相手が嫌すぎてあなたの方から努力して歩み寄るお気持ちはあまりなくなっているかもしれません。
でも解決策のすべてはあなたのイライラを減らし、もう少しストレスの少ない毎日を過ごすためのヒントです。
ご自身をいたわってあげるためにも、できそうなものから試してみていただければ幸いです。
あなたの毎日がもう少し心地よいものになることを心から信じています。
愛を込めて ラブモチベーショナリスト 天野里江子