バツイチで子持ちのあなたが、恋人と別れる前に努力できること。
バツイチ+子持ちのママで、シングルの彼と恋愛をなさっているかたはたくさんいらっしゃいます。
そして長期間つきあっていくなかで、彼との間にすれ違いが起こり、彼の怒りが爆発して、お互い「別れ」を意識するようになってしまうカップルも少なくありません。
お互いお相手のことが好きなのに「子供がいる恋愛は難しい」と壁にぶつかってしまったあなたに、このコラムをお届けしたいと思います。
バツイチで子持ちのあなたが別れる前に考える「子供と彼のバランス」のこと
子供が風邪を引いたら彼とは会えない。
子供が寝る前には帰ってあげたい。
子供と遊んであげたい。
そう思うのは当然のお気持ちですし、そんな風にお子様を大事にするあなただからこそ、彼もあなたのことを好きになったのだと思います。
だからこそ、彼もそのことは重々わかっているはずです。
それでも時には「たまには俺のワガママも聞いてくれてもいいんじゃない」と思ってしまう彼の気持ちもやはり当然だと思うのです。
彼にとっては子供がライバルのようなもの
彼にとってみれば、バツイチで子持ちのあなたと付き合うことは「子供」というライバルを抱えて恋愛するようなもの。
「誰にも邪魔されない2人だけの時間が欲しい。」
「たまには2人だけで外泊したい。」
というような気持ちを、ぐっとこらえてあなたと恋をしているのです。
だからこそ、『あなたより子供が大事なんです』と改めて感じさせるような出来事が起こった時に、
「いつも子供の都合に合わせているんだから、たまにはこっちを優先してくれてもいいじゃないか!」
と苦しい気持ちが爆発してしまうのでしょう。
そしてきっと、そんなワガママを爆発させてしまった自分に対してあとでガッカリしたりもしているはずです。
子育てと恋愛の両立に努力していることを伝えるべき
そんな痴話ゲンカから別れ話につながりそうなあなたは、ぜひ子育ての大変さと、そのなかで「彼と一緒にいられるためにあなたがどんなに努力しているか」について語ってあげてください。
子育てをしたことがない人には子育ての大変さはわかりません。
あなたがものすごく忙しい子育てのなか、子供と一緒にいない小さな罪悪感を抱えながら、それでも彼と一緒にいたいと思って懸命に時間をつくって彼と一緒にいること。
それくらい彼のことを好きだということは、言わなければなかなか伝わりません。
子育ての問題はあなたの問題だから、彼に余計な心配をかけたくないというお気持ちもあるとは思います。
でも恋愛のなかでは、
「あなたができる限りの努力をして彼との時間を作っていること」
「それは彼への強い愛情があるからだ」
ということを正面からぶつけてあげたほうが良いこともあるのです。彼もあなたが彼を本当に愛していることを感じたいのです。
その上で彼のためにできることを
そしてそのお気持ちを伝えた上で、今一度もう少し彼のためにできることを考えてみてあげてください。
できることならなんでも良いのですが、例えば月に一度でも子供を実家に預けて彼と一緒にいる時間を作るなど、少しずつ努力を見せることで、彼も安心するはずです。
彼もあなたの一番優先が子供だということはわかっているし、そんなあなただからこそあなたのことを好きになったのは間違いないのです。
でも、彼にとってはあなたを愛し、あなたの愛を心から信じられることが恋愛の第一歩です。
その延長にあなたの子供があり、あなたと家庭をつくる将来があるのです。
別れが目の前にちらついたあなたは、今一度「精一杯の彼への愛情表現」を考えてみてください。
彼も相談したり愚痴を言ったりできない環境かもしれません。
残念ながら現代の世の中はまだ「バツイチで子持ちの女性と付き合う」というと反対する人が少なくありません。
もし彼の周りの人がそういうタイプだった場合、彼は周りの人にもあなたとのおつきあいについて相談したり愚痴を言ったりできないのかもしれません。
まわりに反対されながら、それでもあなたが好きだから彼は頑張っているのです。
「恋愛のつらさ」というのはご自身の中にためてしまうとよりつらくなります。
別れ話にもつれるくらいまでストレスをためないように、お互いに反対されていることや、恋のために頑張っていることを隠さず話せるような関係にしてゆくと、よりスムーズな関係が築けることでしょう。
もちろんまわりの人が反対するのはあなたのせいではないのですが、彼もあなたもそれに負けない明るさを持つ必要があります。
他人の恋愛に口出しをする人はとても多い
世の中には他人の恋愛に反対する人が意外に多くいるものです。
バツイチだから、女性が年上だから、収入が高い(または低い)から、親が寝たきりだから、国際結婚だから、安定した職業じゃないから…などなど。
例をあげたらキリがありません。
だからバツイチで子持ちだということを、必要以上に気にしたり申し訳なく思う必要はありません。
あなたは結婚歴があってお子様がいらっしゃるかもしれませんが、一人の恋する女性に変わりありません。彼もまた、そんなあなたに恋する一人の男性でしかないのです。
お二人の愛情はお二人のなかで培い、お互いにお相手を支えながら絆を深めていってください。
いつか「まわりの人に反対されたからこそ頑張れた!」と笑える日が来るはずです。
あなたのお幸せを心より応援しています。
ラブモチベーショナリスト 天野里江子