看護師の悩み相談は電話で解決~電話相談の相手はこの5択!

看護師の電話相談窓口

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私たちは大人になるにつれ、社会性が培われていくと同時に周囲に対する遠慮の気持ちも育っていきます。

看護師のあなたも「同期や先輩に、自分の悩み相談をするのは気が引ける…」と感じることはありませんか?

看護師であるあなたが誰かに悩みを相談するための手段として「直接会う」「電話で話す」「LINEなどのメール機能を使って話す」などがあります。

この記事では看護師の悩み相談の手段として「電話」を使った方法についてご紹介します。

なぜ、看護師の悩み相談は「電話」がいいの?

相談の電話をかける女性

数分で話が終わる看護師の仕事の悩みであれば、勤務後にロッカーで話を少しだけ聞いてもらうという方法もありますが、これがなかなか落ち着かないものですよね。

「わざわざ直接会って話すのも、かしこまってしまいそうだし…」と抵抗がある場合でも、電話やメールを使うとなると、ハードルが下がるのではないでしょうか?

近年では、「電話で話を聴いてもらう」といった風潮も増えつつあります。何かと忙しいご時世では、お互いに時間をつくって待ち合わせ場所を決めて会うよりも、 電話の方が気軽に話せそうですよね。

しかし、いずれにしても看護師が悩み相談をする際、電話で話すときには「打ち明ける相手」をしっかりと選ぶ必要があります。

看護師の悩み相談相手1:職場の同僚・先輩

同僚に電話で相談する看護師

看護師が悩みを同じ病院で働く仲間に相談した場合、職場のシステムや、スタッフのことなどがお互いにわかっているので、話が通じやすく、内容の共有をしやすいというメリットがあります。 しかし、看護師の悩み相談は話す相手を間違えると、逆に気まずくなります。

とくに、愚痴の対象となる方と、相談者との仲がいい場合は、相談された相手も困惑することになりかねません。

悩みを思う存分、相談できて、すっきりしたのはいいけれど、「私の知らないところで、ほかの人に話が広がってしまったらどうしよう…」などの不安を常に持ち続けなければならない場合もあります。

看護師の悩み相談相手2:職場以外の友人・家族・兄弟

電話で相談する看護師

同業者であっても、同じ職場以外の看護師であれば、比較的、悩み相談をしやすいかもしれません。

でも、実際には職場の看護師仲間よりも悩みを相談する機会が少なく、相手の都合を考えると躊躇してしまう場合も多いのではないでしょうか。

また、看護師以外の友人や家族・兄弟に悩みを相談することは、看護師の仕事について内情を知らないからこそ、客観的な意見をもらえるというメリットがあります。

しかし、専門用語が理解してもらえない、看護師独特の世界に対し、悩みに対する理解が得られないなどのデメリットも考えられ「…相談しなければよかった…」と後悔することもあります。

看護師の悩み相談相手3:民間団体などが運営している相談所

「日本いのちの電話連盟」など、いずれも看護師の悩み相談が無料でできます。

一般社団法人「日本臨床心理士会」では、看護師の悩みに対する電話相談も行っており、大学病院やクリニックでは臨床心理士が在籍しているところもあります。

しかし、これらの団体に相談をしにくる対象者は看護師だけではありませんので、看護師の悩みに特化した電話での相談をしてくれるかは微妙なところです。

日本いのちの電話連盟
>>日本臨床心理士会

看護師の悩み相談相手4:カウンセラー

看護師の悩み相談にのるカウンセラー

カウンセラーの役割は、看護師の悩み相談に電話で共感し、傾聴するのが基本です。

一時的に精神状態が不健康な状態になっている看護師を、普段の精神状態へと戻すよう働きかけるアプローチが一般的です。現在、看護師が抱えている悩みの原因を探り、電話で問題解決へと導いていく役割を果たしています。

カウンセラーは取り扱う悩みは多岐に渡り、恋愛相談や家族関係など、さまざまなジャンルに特化したカウンセラーがいます。

また、看護師経験の豊富な看護師専門カウンセラーも何人か存在しているので、活用してみるのも良いでしょう。

看護師の悩み相談相手5:コーチ

看護師の悩み相談にのるコーチ

コーチは「コーチング」という手法を用いて看護師の相談者とコミュニケーションを取ります。

コーチもカウンセラーと同様に共感や傾聴が基本です。しかし、カウンセラーとコーチは、それぞれ役割が違います。

看護師の心の状態をマイナスからゼロへ導くのがカウンセラーの役割であるならば、コーチはゼロからプラスへと導く役割を果たす存在です。

つまり、「自分の理想像」に向かって変化していきたいという目標や夢がある方をサポートしていくのがコーチの役割です。

自己の内面をていねいに見つめ、行動を積み重ねることで現実を変化させていきたい方に適していますが、看護師の相談者が精神的につらすぎる状況にあり、電話で悩みを打ち明けるのが精いっぱいで、前に進むことすら困難だと感じている場合は、コーチングを受けることが適さないこともあります。

コーチングの職種も、「恋愛コーチ」「目標達成コーチ」「ビジネスマン専用コーチ」など、さまざまなジャンルがあります。

カウンセラーと同様に、看護師の悩み相談を電話やスカイプ、LINEなどで聴いてくれる看護師専門のコーチがいることを覚えておくと良いでしょう。

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まとめ

看護師が悩みを周りに相談しない理由の一つに、「自立心の強さ」が挙げられます。 看護師という職業は、精神的強さが求められることが多いのですが、何でも一人で抱え込む方が多く見受けられます。

しかし、自分が思っている以上にストレスがかかっていることに気づかず、精神的につぶれてしまっては、意味がありません。

長く看護師を続けるためには、適切な相手に相談をし、自分の精神状態を立て直していくこともときには必要なのです。

これを機会に、看護師の悩みを相談する電話の相手を真剣に探してみるのもいいかもしれません。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。

看護師の悩み解決専門カウンセラー坂口千絵