夏の油断で秋の抜け毛が激増する!一体いつまで抜け続けるの?

秋になり抜け毛が増えた女性

暑い夏を乗り切って朝夕に涼しさを感じる秋の訪れ。この時期、なぜか抜け毛が増えたような気がしませんか?

髪の毛が生えて成長し、やがて抜け落ちるのは自然なサイクルです。私たちが意識してもしなくても、髪は順番に抜け続けています。

一般的に、1日の抜け毛の本数は50~100本程度だといわれていますが、1日に200本くらいまでなら特に問題にはなりません。

重要なことは、抜け毛の本数よりも抜け毛の毛根の状態髪の成長の度合いなのです。

季節の変わり目である春と同様に、夏から秋への移行期にも抜け毛は増えます。

「でも一体いつまで抜けるの?」

不安なあなたにチェックリストをご用意しました。

秋の抜け毛レベルを予想するチェックリスト10

夏から秋への変わり目

以下は夏の過ごし方と抜け毛に関するチェックリストです。あなたは、いくつ当てはまりますか?

この夏は、帽子をかぶらずに外出することが多かった
冷たいものばかり飲んだり食べたりしていた
毎日2回以上シャンプーしていた
冷房の効いたところにいることが多かった
夏バテで、ほとんど食欲もなかった
毎日遅くまで起きており、睡眠不足で不規則な生活だった
お盆も休みを取れずに毎日働いていた
抜け毛の毛根が小さくてとがっている
細くて短い抜け毛が多い
ごっそりと不自然な抜け毛がある

当てはまる項目が0~3個の人は、秋になってもあまり抜け毛が増える心配はありません。夏のダメージを、それほど受けていないようです。

チェックした項目が4~6個の人は、秋から抜け毛が増えやすくなっているので、やや注意が必要です。

7個以上の人は、危険ゾーンです。特に8~10にチェックが付いている場合、生理的な抜け毛だけではなく、治療の対象になる抜け毛の可能性もあります。

不安な時は、皮膚科の受診を検討してください。心配したまま放置するのが髪のためにも一番よくありません。

普段、あなたが抜け毛に気付くのは、どんなタイミングでしょうか?

朝起きて枕に付いている抜け毛を見た時?髪をとかした時にも、多少の抜け毛はあるでしょう。また、シャンプーした際には、少し多めの抜け毛がありますね。そして、よく気をつけてみると、洗面所やトイレの床にも、結構抜け毛が落ちているものです。

あなたの抜け毛の状態を、普段から少し気をつけて観察してみましょう。

夏だけが原因じゃない。通年性の抜け毛の原因もあります

ブラシについた抜け毛をつまむ女性

抜け毛の最大の原因は、間違いなく「頭皮のダメージ」です。頭皮がダメージを受けると、健康な髪が育ちません。せっかく生えた髪にも栄養がいきわたらずに抜け毛を増やすことになります。

1.紫外線による頭皮へのダメージ

特に夏は、頭皮にダメージを与える過酷な季節です。夏に受けるもっとも強いダメージは、「紫外線」によるものです。

帽子をかぶらないで外出すると直射日光にさらされて頭皮は弱っているのですが、その自覚がないので改善されることはなく、夏の間じゅう放置され、ダメージは蓄積します。

2.生活習慣によるホルモンへの影響

次に抜け毛を増やす原因が、「生活習慣の乱れ」です。喫煙、多量の飲酒、睡眠不足、栄養の偏りや不足が、頭皮や髪の成長に必要なホルモンの分泌を減らし、血流を悪くして抜け毛を促進します。

3.夏バテによる体力低下の影響

また、夏バテによるが体力の消耗がをひどくし、そこに冷房病などの冷えも重なるため、夏の体調不良の後遺症が秋の抜け毛に直接影響することになります。

夏バテ回避の目的で涼を求めて通ったプールでも水の塩素が頭皮にダメージを与えます。

4.間違ったヘアケア

そして、「間違ったヘアケア」が頭皮の健康を損なうため、抜け毛の大きな原因になっています。特に、たくさん汗をかく夏は、シャンプーの回数も増えてしまいがち。しかも、夏の時期は使うシャンプーも爽快感のある刺激の強いものに変わります。

これでは、頭皮もたまったものではありません。大事な天然バリアの皮脂膜はこそぎ取られ、ガシガシと強くこすられ頭皮は傷つき弱っているのです。

5.通年性の抜け毛原因

更に、日頃のパーマやカラーリング(毛染め)、ブリーチも髪と頭皮に強いダメージを与えます。この他に夏に限定しない抜け毛の原因として、生活習慣の他に「ストレス」も大きく影響しています。

秋の抜け毛を予防する正しいヘアケア

正しいシャンプー

秋の抜け毛予防には、頭皮のダメージをなくすことがもっとも重要です。そのために必要なことは、しっかりと紫外線対策を行う、禁煙や深酒をやめる、睡眠・食事などの生活習慣を改善する、夏バテの予防、ストレスの解消などです。

なかでも、一番大事なダメージケアは、「毎日の正しいシャンプー」です。

汗の多い夏でも、シャンプーするのは1日1回で十分です。洗う時間帯は、夕方から寝るまでの間がベストです。

これは、シャンプーで奪われた頭皮の皮脂膜を、元通りに補充するのに6~24時間かかるといわれているためです。つまり「頭皮環境」という視点では、朝シャンは自殺行為にも等しいということになります。

洗うお湯の温度は37℃が目安です。体温よりわずかに高めのぬるま湯です。これよりお湯が熱すぎると、頭皮の皮脂膜が必要以上に奪われてしまうので注意が必要です。無防備な頭皮はダメージを受けやすく、抜け毛を増やす原因になります。

1.シャンプー前~予備洗い

シャンプーの前には、軽くブラッシングしておきます。それから、お湯で十分に予備洗いをします。実は、これだけで8割以上の汚れが落ちるのです。

2.シャンプー

使用するシャンプー剤は、一番ダメージの少ないアミノ酸系のものがよいでしょう。手のひらで十分泡立ててから、地肌につけます。お顔の手入れと同じですね。

頭皮を揉み込むようにマッサージして洗います。けっして爪を立てないでください。指の腹でこするのもNGです。あくまで、お顔と同じに頭皮をお手入れしましょう。あえて髪は洗わなくても、自然に汚れは落ちるので大丈夫です。

3.すすぎ

すすぎは、十分すぎるくらいに丁寧に時間をかけましょう。シャンプーの成分が、頭皮に残らないよう念入りにすすぎましょう。

よほど汚れがひどい時以外は、基本的に二度洗いは必要ありません。多少泡立ちが悪くても、しっかりすすぐことで汚れは落ちています。

4.トリートメント

リンスやトリートメントは、頭皮につけないように注意してください。髪の生え際から5cm以上離して髪につけるようにします。

長時間放置すると、どうしても頭皮に付着してしまうので、時間を置かずに洗い流します。この時も、すすぎは十分すぎるくらいしっかりと行ってくださいね。

5.乾燥

髪を乾かす女性

最後は乾燥です。まず、タオルドライを念入りにします。この時、髪をこすらないでください。ポンポンと、タオルで髪をはさんで軽く叩くようにして、水分を吸い取ります。

それから、髪の根元に軽くドライヤーをかけて手早く乾かします。仕上げは冷風で、余分な熱をクールダウンしておきましょう。

自然乾燥がNGな理由はこちらの記事に書いてあります。

シャンプーのたびに大量の抜け毛に怯えている女性への5つの提言

6.パーマ・カラーリング

髪に優しいのはショートカット

ブリーチは、やめた方が無難です。パーマやカラーリングも、極力ダメージの少ないものを選びましょう。

できれば、カットだけで過ごす方が抜け毛は激減します。縮毛や頑固なくせ毛でも、自宅でヘアスタイルが簡単に維持できる特殊なカット技術があります。

7.頭皮に優しい髪型はショート

髪に優しいボブ・ショート

また、頭皮も年齢とともに老化するので、女性の場合は特に40歳を過ぎたらショートヘアにすることが望ましいといわれています。髪の重さや、ヘアスタイルによるテンション(引っ張る力)が、慢性的な頭皮のダメージになり、抜け毛につながります。

抜け毛を予防して、いつまでもふんわりとした若々しいヘアスタイルをキープするには、日頃の正しいヘアケアと年齢に応じた対応が必要です。

話題の「湯シャン」って抜け毛予防に効果あるの?

髪に優しい湯シャン

最近「湯シャン」という言葉をよく耳にします。これは本当に抜け毛予防に効果があるのでしょうか。

花王がシャンプーを発売したのは、昭和7年でした。それから、一般家庭にひろまり始めたのが昭和30年代に入ってからです。石鹸の使用が始まった明治中期くらいまでは、水やお湯で髪を洗うだけでした。

シャンプーやリンスの発明は画期的なことでしたが、その化学成分が頭皮にダメージを与え、洗浄力が強すぎて頭皮に必要な皮脂膜を根こそぎとってしまうようになりました。

「湯シャン」の実践で有名な芸能人に、作家の五木寛之さんやタモリさん、福山雅治さんなどがいます。女性だとミランダ・カーが有名でしょう。

そして、シャンプーがどうしても合わなくて地肌がかゆくなるなどアレルギー症状が出てしまう人は、自宅だけでなく美容室でも「湯シャン」のみにしてもらう方が増えています。

余分な化学成分を使用しないことと合わせて、生活習慣を見直すことは、夏から秋への抜け毛を防ぐだけでなく、1年中すこやかな髪を維持する秘訣だと言えるでしょう。

シャンプーを使わなくなると、自然にワックスなどのスタイリング剤も使わなくなります。自然で美しい髪を守る。これが、理想的ですね。

「そろそろ自宅で本格的な対策をはじめないと…」という場合はこちらの記事も合わせてご覧ください。

女性育毛剤口コミ人気ランキング【2018】ボリュームアップ編

「発毛の専門医による積極治療が少し気になるな…」という場合にはこちらが参考になるでしょう。

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さいごに

豊かな髪の女性

「いつまでもあると思うな~」ではありませんが、髪の寿命は2~5年です。髪は年齢とともにやせ細り、生えている本数も減ってくるのが当たり前です。

そこへ夏の不摂生で秋の抜け毛を増やし続けていたら、いつまで健康な髪を保てるかわかりません。

抜け毛の原因には、個人差もありますが、夏バテや生活リズムの乱れが秋の抜け毛を増やす原因になっていることは明らかです。

そして、抜け毛予防には一般的な夏バテ予防に加えて、禁煙や紫外線対策が大きなカギを握っています。

日頃から正しいシャンプーと健康的な生活習慣を維持することで、頭皮をすこやかな状態に保つことが抜け毛予防にとってはとても大切なことです。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。