仕事始めて太った人は必見!その原因と太りやすい職業TOP10
学生時代だって運動なんてしないし、規則正しい暮らしとは程遠い生活を送ってた。
それでも全然スリムだったのに。
逆に、社会人になってから規則正しい生活を送ってるはずなのに、なんでこんなに太ってしまったの…?
じつは、「仕事を始めてから太った」と悩んでる人は、かなり多いようなんです。
まずは「なぜ太ってしまうのか?」という原因を明らかにし、「どうすれば太らずに済むのか?」という具体策をみていきましょう。
そして、もう一度あの頃の体型を取り戻しましょう!😊
仕事を始めて太った原因は業務自体や職場の人間関係によるストレス
仕事を始めて太ってしまった原因のうち、もっとも影響が大きく、もっとも厄介なものが「ストレス」です。
多くの人がこのストレスを「食べること」によって解消しようとするから肥満という結果につながってしまうのです。
満腹なのにお菓子を食べてしまったり、お腹が空いていないのにストレスやイライラを紛らわすためだけに食べてしまったり、口寂しさを紛らわすために空腹感と無関係に食べ続けてしまったり…。
こういったことは誰しも経験があると思います。
しかしそれが度を過ぎると、食べる量も抑えられなくなるうえ、気がつけば無意識で食べていたりするようになります。
このような状態を「エモーショナルイーティング」といい、これは大きな危険性をはらむ一種の病気です。
エモーショナルイーティングの代表的な症状には次のようなものがあります。
- お腹が空いていないのに食べてしまう
- わけもなく味の濃いものが欲しくなる
- 食べ過ぎだと頭で分かっているのに我慢できない
一番こわいのは、ストレスを紛らわすために食べるタイプのエモーショナルイーティングです。
なぜなら、
- ストレスで食べる量と頻度が増えていき
- その結果、消化不良や体調不良を起こし
- 睡眠の質が下がり日中の眠気、仕事のミスを誘い
- それがまた新たなストレスとなり
- さらに食べる量と頻度が増えて…
と負のスパイラルに陥ってしまうからです。
もちろん体型は維持できるわけもなく太ってしまい、それどころか行き過ぎてしまうと命に関わる状況にもなりかねません。
では、どうすればそれを改善できるのでしょうか?
ストレスからくるエモーショナルイーティングを止めるには?
1.食べ物を自分の意識から消す
- 食べ物を身近に置かない、買い置きをしない
(視界から消す) - グルメ番組やグルメ記事を見ない
- 帰りにコンビニやデパ地下に寄らない
※とにかく食べ物が目に入ることをことごとく避け、エモーショナルイーティングの「スイッチが入らないようにすること」が肝心です。
2.ダイエットの方法をきちんと見直す
- 食事制限のみに頼ったダイエットはエモーショナルイーティングを引き起こしやすい
- あれもこれもと制限しすぎるとストレスが溜まる一方なので、無理なく続けられるものを
- 本来必要な栄養素まで減らすと、体が飢餓状態になり脂肪を溜めこもうとする
※無理なダイエット方法がエモーショナルイーティングを引き起こすことは多いのです。
3.熱中できることを見つける
- 趣味を楽しむ時間を持つことで、そもそものストレスを減らすことができる
- ストレスを別のことで解消するので、食べるという代替行動をとる必要がなくなる
- ストレスを自分の手でコントロールできるようになる
*「ストレス解消=食べる」という図式を根底からなくすことができます。
仕事を始めたから太ったのは「太りやすい職業」だったから?!
アメリカ最大の求人サイト『CareerBuilder』の調査で「太りやすい職業」が発表されました。
1位 IT技術者
2位 弁護士・裁判官
3位 教師
4位 ソーシャルワーカー
5位 マーケティング・広告
6位 警察官、消防士
7位 重役補佐
8位 医師
9位 芸術家、デザイナー
10位 旅行代理店の社員
ちょっとアメリカンな雰囲気も否めませんが、総じて言えるのは、体を動かすことは少ないけど、プレッシャーやストレスは多そうな職業というのは太りやすいということでしょう。
もしあなたの職業が上位にランキングされているものだとしたら、より一層の危機感が必要なのかもしれません。
仕事を始めたら太ったのは「運動不足」が原因だった?
先ほどの太りやすい職業にも通じますが、デスクワークが多く、歩くことはほとんど無く、移動は必ずクルマを使う。これでは、日常生活の中で体を動かす場面がありません。
さすがにこれはマズいと思ってジムに通ってみるのですが、仕事で疲れた体を酷使するのは想像以上に辛く、ジムで頑張った自分へのご褒美で「おつかれさん!」とビールを飲む…。これでは何のために運動をしてるのかわかりませんよね。
何もジムでハードなワークアウトをする必要はなく、日常生活に運動習慣を取り入れることでも運動不足は十分解消できるのです。
- ひと駅手前で降りて歩いてみる
- エスカレーターを使わず、階段であがる
- デスクワークであっても時々立ち上がり体をほぐし動かす
一つひとつはほんの小さなことです。ですが、継続による効果は想像以上です。
年齢と共に体力も低下していきますので、それを補うためにもこうした運動習慣を心がけたいですね。
さいごに
「食欲」は人間の基本的欲求でもあり、生存するために必要なものです。私たちは生きるために食べるし、明日の活力を得るためにも食べることは必要です。
ですから、食べることそのものが問題なのではありません。
食欲をストレスにコントロールされてしまうことが問題なのであり、それこそが「仕事を始めたら太った」という状況を招いてしまった原因です。
生きるために食べよ、食べるために生きるな。
ソクラテス
ソクラテスのこの言葉を胸に刻んで生きたいものです。
私たちは生きている限り、ストレスをゼロにすることはできません。そしてどんな職業であっても、「ストレス」は必ずつきものです。
そうであるなら、上手にストレスと付き合っていくことも、社会人としての重要なスキルなのかもしれません。