絶対避けたい顔のシミ。2大原因を予防する13の美人習慣

白く美しい肌を目指す女性にとって、一番避けたいものは「シミ」でしょう。
でも、どれほどスキンケアに気を配っても、避けられないシミや改善しないシミも…
実は、シミの原因は一つではなく複数あるといわれているんです。
この記事で自分のシミの原因を知り、シミの発生を予防する効果的な方法を学んでいきましょう。
シミは紫外線だけが原因とは限りません
顔のシミには、大きく分けて次の5種類のものがあるといわれています。
- 老人性色素班:いわゆる「シミ」の代表格で、メラニン色素が原因になります。
- 光線性花弁状色素斑:山や海など屋外で強い光を浴びた時に肩や背中などにできる小さなシミ。老人性色素斑の一種で、メラニン色素が原因です。
- 炎症後色素沈着:ニキビや湿疹などの炎症後にできるシミ。メラニン色素が原因です。
- 雀卵斑:いわゆるソバカス。子供の頃のソバカスは遺伝的要素が強く、思春期を過ぎると減少します。しかし大人になってからのソバカスは、やはりメラニン色素が原因になります。
- 肝斑:30代~40代から出現し始める顔のシミで、左右ほぼ対照の同じ形・同じ大きさ。女性ホルモンが大きく影響するといわれています。
それぞれのシミの詳細と実際の画像はこちらの記事をごらんください。
つまり、シミには
- メラニン色素が原因のシミ
- 女性ホルモンが影響するシミ
の2種類があるということがわかります。
ということは、紫外線対策だけではシミ予防は不十分ということになります。
1.メラニン色素を過剰に作らない
シミの元になるメラニンは、もともと紫外線などの外部刺激から皮膚を守るために作り出された色素です。
通常は皮膚の新陳代謝によって、一定の周期で古い細胞が剥がれ落ち、新しい細胞へと入れ替わる中(ターンオーバーサイクル)で、メラニンも排出されていきます。
しかし、加齢・紫外線過剰や、顔の皮膚への慢性的な刺激・炎症などによってターンオーバーの周期が長くなり、メラニンがうまく排出できなくなることがあります。
そうすると、メラニンの塊ができてしまい、それがシミになってしまいます。
そうならないための予防策としては、以下のことが挙げられます。
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- UVケアはしっかりと行う(飲む日焼け止めがオススメ)
- 顔への接触を少なくし、顔をこすったり触ったりしない
- 冷暖房に直接あたることを避け、皮膚の乾燥を防ぐ
- 肌質に合わない化粧品の使用をやめる
- クレンジング剤を残さないためにぬるま湯で洗顔する
- 美白成分が豊富な基礎化粧品を使用する
- ストレスや睡眠不足を避け、ターンオーバー周期を維持する
- ビタミンンC・Eを多く含む野菜や、ビタミン剤などを使用する
大半のシミは、紫外線対策不足が原因といわれています。
日焼け対策と自分の肌にあった保湿ケアを徹底することが、美白・美肌を保ち続けることにつながります。
2.女性ホルモンの変動を最小限にする
シミの中でも肝斑は30~40代から出現します。
肝斑は妊娠やピルなどの服用がきっかけで発生することが多いといわれていますが、女性ホルモンのバランスが崩れる更年期が影響することもあります。
これを避ける予防策としては、
- 経口避妊薬の安易な服用を避ける
- 睡眠不足を避ける
- ストレスをためたままにしない
- 運動不足に注意する
- ビタミンや食物繊維を多めにとる
など、女性ホルモンのバランスが崩れるキッカケをできるだけ避けるようにします。
更年期症状改善のために、こちらの記事をお役立てください。
そしてもちろん、日焼け対策の徹底によるシミ予防はとても大切です。
ちなみに、肝斑は閉経を迎えると自然にシミが薄くなるケースが多いことも特徴です。
とはいえ、紫外線によるシミはそのまま残ってしまうこともありますので、日焼け対策は忘れずにおこないましょう。
さいごに
自分のシミの原因を見極めて対策をとることが予防の基本になります。
紫外線の強い季節はしっかりUVケアがシミ予防の基本になりますが、女性ホルモンのバランスが崩れやすい30~40歳代の方はとくにストレスや睡眠不足を避けるようにしましょう。
大人ニキビに気をつけ、タオルでゴシゴシこするなど物理的刺激を避けることも顔のシミ予防につながります。
いくつになっても年齢不詳の美肌を保つためには、年代ごと・季節ごとのお手入れが大切なのですね。
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