マスク日焼け対策できてる?早めの予防でマスク焼けの跡残さない。
マスクが手放せない生活になって初めての夏。1年でもっとも紫外線の強い時期がやってきました。
そんな中、心配されているのがSNSでも大きな話題になってる「マスク焼け」です。
「マスクをしているから日焼けの心配はない」
とつい思いがちですが、実際はそんなにカンタンではないようです。
- 耳から頬にかけてのラインに紐の跡がついてしまった
- マスクで隠れた部分と露出した肌の境目がくっきりついた
という声もちらほら。
そこで、この記事の前半では「マスク焼けの予防対策」を、後半では「マスク焼けしてしまったときの対処法」をお伝えします。
SNSでも「マスク焼けした」「マスク焼けが心配」の声多数
マスク焼けが気になってる人って、じつは夏になる前からすでに多かったんですよ^^;
今の生活で外出時に着用必須なマスク、あまり重要ではないけどマスク生活が長引くと、これから紫外線が強くなるので「マスク焼け」とか気になる人いそう。杞憂だけど日傘や日焼け止めとかの需要が高まるんでなかろうか🤔 pic.twitter.com/kHYB9fvs0x
— てんげるまん🌀tengelmam (@fcbliebe1900) 2020年4月17日
ふと気づいた!
顔がマスク焼けしてる(大汗)!鼻から顎のあたりまで白い!— etal (@etal9841) April 20, 2020
マスク焼けの夏が来るんだなぁ
— :)yk (@simpleykk) April 23, 2020
夏場マスク焼けとかもしぬ
— 👶🏻 (@mayo_murimuri) April 23, 2020
紫外線が強くなってきてる。マスク焼けヤダよう。
— Karrun (@karrun187xyz) April 23, 2020
ちょと大きい声で言いたいけど、これ、夏までマスクしてるの?
マスク焼けとかするの?ヤダ。
— mikikoclara📎モンスター・ハント2日本公開希望 (@mikikoclara) April 24, 2020
SNSをでも日差しが強くなるにつれ、マスク焼けしないためにどんな日焼け対策をすればいいのか、、と悩んでる人は多いことがわかります。
マスク焼けした人たち(画像)
*画像はインスタからお借りしました。ありがとうございます(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
マスク焼けしないためには、どんな対策をすればいいのでしょう?
マスク焼けはサングラス焼け(パンダ焼け)の対処法をベースに
マスク焼け対策は基本的に、サングラス焼け(パンダ焼け)と呼ばれる日焼けの対策と同じで、日焼け止めクリームをこまめに塗ること。
とはいえ、今年の夏はこれまでと少し状況が違います。こまめに塗ることにも注意が必要になってくるからです。
マスク焼け予防はリスクとセットで考える必要がある
毎日マスクをつけて過ごす初めての夏。真夏日も猛暑日も、外がどんなに暑くても外出時にはマスクが必須ですよね。
そのため、汗をかいたり、ムレたり、マスクで擦れたりと、日焼け止めはいつも以上に落ちやすくなります💦
さらに、同じように日焼け止めを塗っていても、直射日光に当たる部分とマスクで隠れた部分とでは焼け方に差が出てしまいます。
今年の紫外線対策は、以下の3つの注意点があります。
- 出先での塗り直しはリスクがあることも。
- 肌荒れで日焼け止めが塗れない可能性。
- マスクで日焼け対策してるつもりは危険。
去年まではなかったようなリスクが今年はあるんだ、という認識が必要ですね。。
1.出先での塗り直しはリスクがあることも
上で書いたとおり、マスク焼け予防で大切なのはこまめに日焼け止めを塗り直すことです。
でもでも、、
一度マスクを外し、日焼け止めを手に出して、顔に塗り直してまたマスクをする。
屋外で、手で、顔をベタベタ触る……(大汗)
で、できます?^^;
【接触感染に注意!】
新型コロナウイルスの感染経路として飛沫感染のほか、接触感染に注意が必要です。
人は”無意識”に顔を触っています!
そのうち、目鼻口などの粘膜は、約44パーセントを占めています!
日焼け止めを塗り直すためとはいえ、外出先でで食事以外でマスクを外したり、顔を手で触ったりすることに抵抗を感じる人は多いのではないでしょうか?
となると、塗り直しには日焼け止めクリームよりも、スプレータイプやスティックタイプの日焼け止めのほうが使いやすいかもしれません。
肌に直接触れずに塗り直せる日焼け止めが◎
肌に触れないで出先で塗り直しできるのが、日焼け止めスプレーや日焼け止めスティック(スティックタイプは本田翼さんのYouTube動画でもバズってましたね)。
人気があるのはたとえば、こういう商品です。
アネッサ パーフェクトUVスプレー
ノブ UVスティックEX
今まで日焼け止めクリームしか使ったことない人も、今年はこういったアイテムを取り入れてみては?
・・・とはいえ、
スプレータイプはむせやすかったり、室内では使いづらかったり。スティックタイプはムラになりやすく、結局手で伸ばすことになったり…慣れないと使いづらいこともあります。
どんな紫外線対策をするのかは、リスクとの兼ね合いで個人個人で判断するしかなさそうです。
さらに心配なことに、日焼け止めを塗る以前に、すでに肌が荒れてつらいという人も一定数いる様子。。
2.人によってはマスクで肌が荒れて日焼け止めが塗れない可能性も。
連日勤務、マスクのせいで肌荒れ半端ないのでこの週末は一歩も外に出ないぞ!!
— みかん (@aaa_aaa__aaaa) April 25, 2020
マスクの摩擦でマスクの形に肌荒れしてるんですけど??
— 蓮華@花粉症 (@Lys_Stephanie) April 25, 2020
意外とみなさん悩んでた。w 慣れないマスクをずっとしてるので肌荒れがすごくて逆にマスクはずせなくなったのですよ。口の周りから鼻まで日焼けして皮がボロボロ状態。
— さとも (@satomon) April 25, 2020
マスクで肌荒れがすごくて。
なにか良い方法はないですかねぇ…( ; ; )— 咲妃*オラソワ攻略中 (@Morte13La) April 25, 2020
増えているマスクによる肌荒れ対策は?
NHK『朝イチ』で放送された「どう防ぐ?マスク肌荒れ」(2020年4月20日放送)という特集によると、マスクによる肌荒れが増えているとのこと。
皮膚科医の友利新先生によると、マスク肌荒れは乾燥が主な原因なんだそう。
その対策として念入りな保湿(化粧水+乳液・クリーム)を説かれています。
ほかにもマスク肌荒れをおこさない対策として、
- 口元にやわらかいティッシュをはさむ
- 耳裏の肌荒れ軽減のためにクリップや輪ゴムを後頭部でかける
といったアドバイスもありました。
出典:どう防ぐ?マスク肌荒れ|NHKあさイチ
↓ こちらは実際にクリップをつけたマスクの例
マスク毎日つけてて耳が痛くなったからの、クリップで頭の耳にひっかけない様に改良したの。。。! pic.twitter.com/yzKvY3Ob5D
— 如月 ささら 🍶貴方にぴったりな一杯を見つける! 日本酒普及系Vtuber!!🍶 (@K_SaSaRa1102) March 10, 2020
とはいえ、マスク表面に触れないようにこれをつけ外しするのって結構大変そう。とくに忙しい朝の時間帯にはなかなか難しい気も、、。
それに、すでにマスクで肌荒れしてる人は、どんな日焼け対策をすれば…?
低刺激の日焼け止めに変えてみる手もあり
マスク荒れしている人は、普段使ってる日焼け止めをラロッシュポゼやキュレルなど低刺激の日焼け止めに変えるという手もあります。
ですが、やはり塗らないよりはまちがいなく刺激になるので、肌荒れがひどい場合はそれもつらいかも。
マスクの接触刺激+日焼け止めの刺激。悩ましいですよね。大きな肌ストレスです、、
「だったら、マスクしてるしもう塗らなくてもいいんじゃないか…」
SNSではそんな意見もチラホラ。
でも、ですね、、
3.マスクで日焼け対策してるつもりは危険。
マスクの下は手抜きメイクでもいいと思うんですが、それと同じ感覚で日焼け対策も油断していたら後悔することになりそうです。
マスクしてるから日焼け止め要らないよね説は大きな間違い
結論は「マスクをしていれば日焼けしないわけではない」んです(UVカットマスクは別として)。
紫外線防止効果はUPF(紫外線防護係数)という数値で判断されますが、不織布の使い捨てマスクにはUVカットマスクほどの効果はありません。
【UPFの格付け/紫外線防護分類】
UPF15:Minimum
UPF30:Good
UPF50,50+:Excellent
これに対し、一般的な不織布の使い捨てマスクでは、UPF5程度だそうです。
上で「UVカットマスクは別」と書きましたが、このUVカットマスクは大きく2種類のタイプに分けることができます。
それが、「フェイスマスクタイプ」と「フェイスカバータイプ」です。
これなら日焼け対策に使えます。
UVマスク①フェイスマスクタイプ
出典:Amazon
ご覧のとおり、サイズは若干大ぶりですが普通のマスクとほとんど変わらない見た目です。これなら普段使いにもよさそうですよね。
UVマスク②フェイスカバータイプ
出典:Amazon
長時間ガーデニングや畑作業をする場合などは、カバー力の高いこちらのタイプを。ただし普段使いには微妙かな…^^;
参考までにリンクを張っておきますね。
*フェイスマスクタイプは軒並み品切れ傾向で、ダースベイダー風のフェイスカバーマスクは買えるかなという印象です(4/25現在)。
では、もしもマスク焼けしてしまった場合、応急処置はどうすればいいのでしょうか?
マスク焼けしてしまったときの対処法はどうすればいい?
マスク焼けは顔ですから、跡を残さず治すために処置を間違えないようにしたいところ。
マスク焼けした当日の応急対処法
マスク焼けも通常の日焼け対策と同じく、できるだけ早期の対応が必要です。
日焼けのレベルにもよりますが、試したい方法は以下の4つ。
- 肌を冷やそう
- 美白アイテムも活用
- 水分補給を意識
- 濃密成分のフェイスマスクもあり
1.肌を冷やそう
マスク焼けしてしまったら、まずは冷やすことが大事。
日焼けは肌が軽くヤケドしたのと同じことです。皮膚の表面が赤くなったりピリピリとした痛みをともなう場合も。
患部をシャワーなど流水で冷やすのが有効です。しかし、マスク焼けは顔なので冷たいシャワーをずっと浴びられません。
そこで保冷剤をガーゼやタオルに包んで顔にあてたり、清潔な冷たいおしぼりを顔にのせておくのもいいでしょう。
マスク焼けのアフターケアは72時間がカギ!
そのときは大したことないと思っていても、あとから赤くなったりシミやそばかすの原因になったりもします。
2.美白アイテムも活用
マスク焼けした肌の赤みがひいてきたら、次は保湿です。
マスク焼けした肌は乾燥した状態。水分が奪われているのでたっぷり保湿してあげましょう。
普段遣いの化粧水も、冷蔵庫で冷やしてあげると刺激が少なくて効果的。
マスク焼けした肌は、水分の蒸発がとくに早いです。化粧水のあとは乳液かクリームで潤いをしっかり閉じ込めて。
美容液など外からのスキンケアはもちろん、美白ケアのサプリもあるのでインナーケアの併用もオススメです。
3.水分補給を意識
マスク焼けに限らず日焼けをすると、体内が乾燥します。
日焼けしたときのアフターケアでも、まずは水分補給が大切。肌表面の保湿だけでなく、体内への水分補給も忘れずにおこないましょう。
水分も水ばかりだとなかなか飲めないですよね。そんなときにオススメなのが“夏野菜や南国のフルーツ”です。
たとえばトマトのような緑黄色野菜だと、抗酸化物質もたっぷり入っていてオススメ。ただし、夏野菜などは体を冷やす作用があるので、冷え性の人は食べすぎに注意しましょう。
4.濃密成分のフェイスマスクもあり
フェイスマスクは週に1度や、月に2回のスペシャルケアとしておこなう人も多いでしょう。だけど、マスク焼けした肌にはターンオーバーを意識した特別な美白ケアが必要。
アフターケアでは、美白アイテムとして手軽なフェイスマスクも活用しましょう。
マスク焼けやサングラス焼けでやってはいけないNG対応
よくある間違いが、『冷えピタ』や『熱さまシート』で冷やすという方法。
マスク焼けの跡に『冷えピタ』や『熱さまシート』を貼るのはやめてください。商品の使用上の注意にも書いてあります。
目の周囲、粘膜、及び皮ふ異常(傷口、やけど、日焼けによる熱傷、湿疹など)のある部位にはご使用にならないでください。
肌に異常(傷口、やけど、日焼けによる熱傷など)がある部位には使用しない。
また、湿布(モーラステープやボルタレンテープなど)を貼るのもいけません。皮膚炎をおこしたり、光線過敏症になったりする危険性もあります。
接触皮ふ炎:貼付部に強いかゆみを伴う発疹・発赤,はれ,刺激感,水疱・ただれ等の激しい皮ふ炎症状や色素沈着,白斑があらわれ,中には発疹・発赤,かゆみ等の症状が全身にひろがることがあります。また,日光があたった部位に症状があらわれたり,悪化することがあります。
光線過敏症:貼付部に強いかゆみを伴う発疹・発赤,はれ,刺激感,水疱・ただれ等の激しい皮ふ炎症状や色素沈着,白斑があらわれ,中には発疹・発赤,かゆみ等の症状が全身にひろがることがあります。また,日光があたった部位に症状があらわれたり,悪化することがあります。
マスク焼けを隠すならファンデーションやコンシーラーで
そこまでひどくないマスク焼けなら、普段使っているファンデーションでカバーできるでしょう。
だけど、ファンデーションで隠しきれないマスク焼けなら資生堂の『スポッツカバー ファウンデイション』(コントロールカラー)のC1やC2がオススメ。もともとは、あざやシミ(肝斑)、ヤケド痕などをカバーするコントロールカラーなんです。
『スポッツカバー ファウンデイション』を使うと、普段から気になる濃いめのシミや、目の下のクマなんかも即効で隠せますよ。
資生堂 スポッツカバー ファウンデイション
マスク焼け予防には日焼け対策の見直しも必要
- マスクによるムレ・擦れで日焼け止めが落ちやすい
- 日焼け止めを塗っていてもマスクの部分と肌が露出している部分では差がつく
このように、マスク着用の新しい生活様式とともに、これまでの紫外線対策の見直しが迫られています。
1.マスク焼けのリスクはあるけど、外で塗り直しはしたくない…
マスクをつけて外出している以上、どうしても偏り日焼けの心配はあります。
でも、衛生的かどうかわからない外出先でマスクを外して日焼け止めを手に取り、顔に塗り直すのは抵抗が…💦
外出先での塗り直し対策にはコレ
外出先での塗り直しは、上でもご紹介した「肌に直接触れずに」使えるスプレータイプかスティックタイプが便利です。
アネッサ パーフェクトUVスプレー
ビベッケの全身まるごとサラサラUVスプレー150g
スプレータイプの日焼け止め。無添加処方(無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー)で、顔・からだ・髪 OK。サラサラタイプでメイク崩れ防止成分配合。メイクの上からでも使用できます。
ノブ UVスティックEX
資生堂 クリアスティック UV プロテクター
直接塗れる透明スティックタイプ。メイクの上からも使用可能なので、塗り直しにも便利です。
2.室内焼けという忘れがちなリスクもある
また、巣ごもりしていても、UVAは窓ガラスを通り抜けるので室内にいても紫外線は浴びているんです。
そしてもう1つ。
在宅時間が増えたことで、スマホやPCでブルーライトを浴びる時間が増えていませんか?
じつは、このブルーライトでも日焼けすることが知られています。
ブルーライトを含む光線は第3の紫外線「HEV」と呼ばれています。
ブルーライトは肌の奥深くにまで到達することから、紫外線A波にちかい性質(シワ・たるみの原因)といえます。
浴びる時間が長くなれば、当然、肌に与える影響も大きくなるでしょう。。
- ブルーライト照射1時間以内に肌色の変色が認められた
- 照射終了の3週間後まで残る色素沈着を引き起こす
これが今、例年以上に「飲む日焼け止め」が注目されている理由です。
ただし、ものによっては日焼け止め成分がほとんど入ってないものも売られているので注意が必要です。
でも、安心してください。
私、それにはちょっと人より詳しい自信があるんです。
私は5年ほど前から飲む日焼け止めを愛用しています。
飲む日焼け止めというのは、肌の内側から日焼けを防いでくれるサプリメントのこと。
肌に紫外線を浴びても、サプリメントの抗酸化作用によって内側から紫外線ダメージを軽減してくれるというものです。
飲む日焼け止めって、人によってはあまりなじみがないかも知れませんが、じつは選ぶのに迷ってしまうくらいたくさんの種類があります。
効果は1日持続する。長時間の外出先でも塗り直しという概念がない。
ものによりますが、朝出かける前に2粒飲めば効果が1日続くタイプが多い印象です。
マスクでムレたり、擦れたり、暑くて汗で流れて日焼け止めが落ちてしまっても、お守りとして内側からのUVケアがあればちょっと安心ですよね。
だけど、日焼け止めサプリなら何でもいいってわけじゃない。
私は色んな種類を試しながらずっと愛用していて、UV対策としての飲む日焼け止め歴はもうすぐ5年になります。
なので、買ってはいけないものもわかっていますし、おすすめできる商品も知っています。
詳しくはこちらの記事をごらんください。
さいごに
ついにマスクをつけたまま、1年でもっとも紫外線が強いといわれる5月に突入しました。
マスク焼けする人はもっとたくさん出てくるでしょうね。。
マスクを外したときに後悔しないためにも、今のうちから準備をしておきましょう^^