「ニベアの日焼け止めならニキビはできない」は本当か?
これからの季節、日焼けがとても気になりますよね。
かといって、日焼け止めのせいでニキビができたり悪化したりすると治りにくく、お肌の悩みはつきません。
日焼け止めは美肌・美白のためには欠かせないお手入れなので、ホントに悩ましいところです…。
「ニベアの日焼け止めなら、紫外線だけでなくニキビも防げる」という噂は本当なのでしょうか?もし本当なら、日焼け止めをしながらスキンケアする理想的な日焼け止めということができそうですね。
そもそもニキビ肌には日焼け止めを使わない方が良いのでは?
「日焼け止めを塗るとニキビが悪化しそう…」
こうした理由から紫外線対策をしなかった場合、肌にどのようなリスクがあるのでしょうか?紫外線がニキビに与える影響は以下のとおりです。
- 肌のバリア機能が破壊される
- バリア機能を補おうと、皮脂が過剰分泌される
- 過剰に分泌された皮脂<で毛穴が詰まる
- 新たなニキビができる
- 角質が分厚くなり毛穴をふさいでしまう
- 肌細胞を攻撃する活性酸素が発生する
結論:ニキビ肌でも紫外線対策はしたほうがよい。
美白美肌にはUVBとUVAの両方をブロックすることが大切!
2種類の紫外線
出典:ロート製薬
日焼け止めを考える際に意識しなければならないのが「UVB」と「UVA」。これは紫外線の波長の長さによる分類の一つですが、紫外線からお肌を守るためには、まずは、この2種類の違いを抑えることがとても重要なのです。
紫外線B波とも呼ばれる「UVB」は290~300nmと波長が短く身体への影響がより強い紫外線で、肌の表面・表皮で吸収されます。UVBは短時間で皮膚に炎症を起こし、赤みや腫れ、痛みなどを引き起こし、数日後にはメラニンの色素沈着を引き起こします。ニキビを起こすリスクも高める紫外線です。
一方の「UVA」は紫外線A波と呼ばれ、肌の奥深く、真皮まで届き、肌の弾力性の低下やシワ・たるみなどの原因になります。このUVAは、雲やガラスも通過する特徴もあります。
つまり、UVケアには「UVB」と「UVA」の2種類の紫外線をブロックすることが大切だということです。
SPAとPAについて
この「UVB」をブロックする性能を示したものが「SPA」、「UVA」をブロックする性能を示したものが「PA」となります。「SPA」は数値が高い方がより紫外線をブロックしますし、「PA」も「+~++++」の4段階あり、+の数が多い方がより紫外線のブロック効果があります。
ただし、紫外線ブロック効果が高いほど肌への負担も大きくなるので、日焼け止めは利用シーンに応じて使い分けることが大切になります。
色白美肌をキープしたい方には、「SPF50+」「PA++++」の日焼け止め商品がおススメです。花王の「ニベアサン」シリーズなら、価格もお手頃で「SPF50+」「PA++++」をクリアする商品があります。
夏はニキビができやすい。でも紫外線も防ぎたい…
夏のニキビの原因は、なんといっても汗。加えて、紫外線でダメージを受けた角質が水分を保持できなくなるため、その水分を補うために皮脂が過剰に分泌されることになります。
そのため、日焼けして炎症を起こした皮膚はニキビになりやすく、また炎症が起こってしまっているためニキビが治りにくいという悪循環になります。
日焼けは防げても、ニキビまではなかなか防げない日焼け止め商品が多い中、昔から保湿に定評があるニベアは、角質層に水分を取り込んで肌の水分蒸発を防ぐために、ヒアルロン酸をUVケア商品にプラスしています。
ただ日焼けを防ぐだけでなく、お肌も守る。スキンケアに特化したニベアだから、ここまで肌に配慮した商品ができるのでしょう。
SPF50+/PA++++
内容量:40ml
価格:945円(税込)(楽天市場 参照)●ニベアSUNプロテクトプラスUVミルキィエッセンス
SPF50+/PA++++
内容量:50g
価格:1,200円(amazon 参照)
日焼けも、そしてニキビも防げる「ニベアサン」シリーズは、これからの季節にキレイな肌を守ってくれる強い味方です。
また、ニベア以外に日焼けとニキビの悩みをどちらも解決する方法としては、肌に内側から働く「飲む日焼け止め」という選択肢もあります。
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日焼け止めは使った後のアフターケアも大切
ニベアサンシリーズは、美容成分配合・UVカットも万全。ですが、汗をかいたら押さえ拭きをして、こまめに日焼け止めを塗りなおすことも大切です。
また、自宅に戻ったらなるべく早めに洗顔料を十分に泡立て、こすらずに日焼け止めを落とすことも必須です。日焼け止めを普段の洗顔料でこすらず落とせるから、ニベアサンは手軽に使えて良いですよね。
そもそも、飲む日焼け止めなら塗り直し・落とす手間が要らないので、この点でもおすすめです。
美肌を保つためには、洗顔後のスキンケアも忘れずに。日焼け止めを使っていても、夏の肌は普段よりダメージを受けています。角質の水分と皮脂のバランスを保つケアを行うことが、根本的なニキビ予防につながります。
さいごに
「絶対焼かない!!」「美白いのち!」といくら言ってみても、美白は美肌が守れてこそ意味があるものです。
せっかく日焼けを防いで守った白い肌も、日焼け止めの影響でニキビができていたのでは「美肌」とはいえません。
そのためには、日焼け止めはUVAとUVBをしっかりとカットできるだけでなく、ニキビも防ぐ保湿美容成分を配合した商品を選ぶことが大切です。