眉毛の入れ墨でMRIが受けられない!?アートメイク6つのリスク
眉毛は、その時の流行りに沿って抜いたり切ったりしていくうちに、どんどん薄くなってしまいますよね。
今では、眉毛に入れ墨を入れるいわゆるアートメイクを施す女性も増えてきています。これは、すっぴんでも眉毛がしっかりあるように入れ墨で描かれるので、眉が薄い方や化粧が苦手な方に人気があります。
しかし、アートメイクは便利な一方で、「眉毛に入れ墨を入れると、MRIが受けられない」などのリスクがあります。
今回は、MRIが受けられないことをはじめとする、アートメイクによる6つのリスクについてお話します。一度入れると簡単には戻せないので、記事を参考にメリットとデメリットを比べた上で総合的に判断してくださいね。
眉毛に入れ墨があるとMRIが受けられない?
入れ墨(タトゥー)を入れているとMRIが受けられないという噂をあなたも聞いたことがありませんか。
ネット上では「検査結果がきちんと出ない」、「火傷をする」といった報告もあれば、「何の問題もなかった」、「病院で入れ墨のことすら尋ねられなかった」という正反対な口コミも見られます。
MRI時に入れ墨の対応をするかどうかは病院によって変わります。入れ墨を入れていることがわかった時点で有無を言わせずMRIを断る病院もあります。
対応にバラつきがあるのは、MRIのステラ(磁力)の数値や、入れ墨で使用されているインクに金属成分がどれだけ入っているかなど、様々な要因によって危険性は変わってくるためです。
眉毛のアートメイクに関し、日本メディカルアートメイク協会では、以下のように記載しています。
MRI検査(磁気共鳴画像診断装置)を受ける際は、刺青(タトゥー)、アートメイクの有無を聞かれますので、必ず医療機関へ報告、指示に従ってください。
染色色素内の酸化鉄の含有量はほんの微量であり、それにより検査に支障をきたすものではありませんが、気になるようであれば施術前に検査を受ける事をお勧めいたします。
また、国民生活センターは「業者のサイト等ではFDA(米国食品医薬品局)が認可した色素を使用していると宣伝しているケースもあるが、FDAは化粧品用としての色素は認可しているが、入れ墨やアートメイク用として皮膚の中に入れる色素を認可していない」と資料で伝えています。
出典:http://www.kokusen.go.jp/pdf/
このように、公式にはっきりと「大丈夫である」と言い切っているものはなく、やはりMRIの際は注意するべきなのでしょう。事前に医師に入れ墨のことを伝えてあれば、検査結果を見るのに問題はないのかもしれませんが、やはり火傷の症状が出る可能性は否定できません。
MRIだけじゃない!アートメイク6つのリスク
MRIができなくても、眉毛に入れ墨を入れるとすっぴんでも自信が持てそうだし、化粧も楽になりそう…と思っているあなた。アートメイクは、他にもこんなリスクがあります。
1.通常の入れ墨と同じ
眉毛や瞼に入れるアートメイクは、入れ墨と違って手軽にしてしまう女性も多いそうですが、針で皮膚に色素を入れる点では入れ墨と変わりありません。また、除去するときの方がお金がかかってしまうという欠点も入れ墨と同じです。
2.感染症のリスクがある
衛生管理が雑にされていると、感染症にかかってしまう場合があります。B型・C型肝炎、エイズ(HIV)などに感染する可能性もあります。「新品の針を毎回使っているので安全だ」と主張する業者もいますが、色素(墨)や機材が菌に汚染されている場合もありますので、100%安全だとは言えません。
3.アレルギーを起こすことがある
入れ墨を入れてからずっと腫れが治まらない場合があります。アレルギーを起こしているのでしょう。人によって合う合わないがありますが、一度入れてしまうとすぐには落とせませんから、体に合わなかった場合が大変です。
4.除去する場合のリスクもある
眉毛の入れ墨の場合、除去の仕方はレーザーか切除の2種類です。
レーザーの場合、女性向けのアートメイクは皮膚の浅い部分にしかないので除去しやすいのではありますが、毛根がダメージを受けて眉毛が生えてこなくなることがあります。また、レーザーは色素に反応して熱が発生しますので、皮膚が火傷してしまいかなりの痛みがあります。
切除の場合、手術方法によっては眉毛を残す方法もありますが、切った痕が残りますし、切られること自体に抵抗がある女性も多いでしょう。
5.肉芽腫
画像は肉芽種がまぶたにできた症例ですが、これと同じようなものが眉にできる可能性があるということです。
本来、眉毛に入れ墨を入れるなどのアートメイクを施すと、マクロファージなどが肌に入り込んだ異物を分解・排除しようとする働きをしますが、まれにその働きが上手くいかず炎症性の腫瘤となってしまうことがあります。せっかく綺麗になるためにアートメイクをしても、肉芽腫になると赤く膨らんだ状態になってしまうのです。
6.ケロイド状態になる
眉毛に入れ墨を入れた本人がケロイド体質の場合、施術をした箇所がケロイド状態になってしまうことがあります。ケロイド体質の方は、たいていアートメイクの施術を断られることが多いようです。
薄い眉毛を入れ墨以外の方法で解消するには?
ここまで眉毛の入れ墨を入れる際のリスクを説明してきましたが、とはいってもやはり薄い眉毛は悩みの種ですよね。
そんなあなたに、入れ墨以外の方法で薄い眉毛の悩みを解消する方法があります。それは、「眉毛用の美容液」を使うことです。まつ毛の美容液はたくさんありますが、眉毛を生やすための美容液もあるのです。
眉毛用美容液「マユライズ」は、毛乳頭や毛母細胞を活発にさせ眉毛を生やすよう促したり、今ある眉毛にコシを与えてケアしてくれる効果があります。また、まつ毛にも使えるのでWでケアできて、より一層早く綺麗にたどり着けるでしょう。
SNSでもかなり話題になっています。
人体への安全性も重視されているので、リスクの多い入れ墨をする前にまずは「マユライズ」を試してみてはいかがでしょうか。詳しくは以下の記事にて。
▶︎眉毛美容液マユライズならナチュラルな太眉になれる【神推し】
まとめ
薄い眉毛に悩む女性は多いと思います。一般に浸透してきている入れ墨ですが、MRIができなくなる等のリスクも伴います。
アートメイクをする前に、リスクがなく手軽なマユライズなどの眉毛用美容液を試してみることを強くおすすめします。