片付けのやる気がでない…ゴール設定と宣言で本気になれる!
お片付けのやる気を出すためには
・目的(ゴール)と期限を決める。
・家族や友人に大声で宣言する。紙に書いて貼る。
・10回口に出して言ってみる。
究極的には、人生の最後にやり残した事を書いてみて下さい。そうすればお片付けにもきっと本気になれますよ!
あなたがお片付けする目的は何ですか?
たとえばお仕事の目的は、一家の主だと「家族の生活のため」であったり、若い独身の方は「趣味や旅行、将来のため」と答えるかもしれません。
同じように、お片付けにもハッキリとした目的を持てば、前向きになれますよ。お片付けをしたらどういう暮らしがしたいのか。そして、スケジュールを立ててみる。期限日だけはハッキリと決める。
後はザックリでいいので片付けの順番を決めてみる。机の引き出し⇒玄関⇒リビングルームというようにね。 具体的になると、気持ちが次第に前向きになりますよ。
片付けるキッカケで一番いいのは人を招くこと
人が来ると、見た目だけでもきれいにしょうと努力しますね。そこで「きれいにしてるね!」なんて言われたら気持ちいいですよね?
人が来る度にバタバタと押入れに隠すのではなく、そのままの状態で人を招けるのはとっても楽!!少し位の散らかりは、5分で片付きます。 人とのコミュニケ―ションもきっと楽しくなります。出来事を褒められた体験は、人を成長させてくれますね。
探し物をしない生活はストレスフリー
人を招かない方は、こんな風に挑戦してみませんか? 欲しいモノがすぐに見つかる生活!!これはすごい!快感ですよね~。
探してもすぐに見つからないとイライラとストレスを感じます。探す時間も勿体ないですよね。 探しモノをする度に、更にモノが乱れたりします。 これをクリアすると、時間的効果や精神的効果をすぐに感じられます。 是非探し物をしない生活を手に入れてみて下さいね。
小さな達成感を積み重ねることが大切
では机の引き出しから始めてみましょう。1カ所きれいに片付くと、達成感を感じます。 喜びを共感できる人がいれば、なおいい。やり切った自分を褒める!これが大事ですよ!!
脳は人称がわからないそうですから、自分を褒めても人を褒めても褒めることを認知してくれています。 達成感は次の達成感を呼びます。「もっと頑張って片付けしよう」とあなたのやる気を後押ししてくれますよ。
整理収納3つのステップ
整理の3つのステップのやり方は、場所が変わっても同じです。
出す⇒分ける⇒しまう
やればやるほど磨かれていきますよ。一度身に付けたモノは、一生あなたのモノです。何となく過ごすのと、お片付けを意識して過ごすのとでは大きな差が出ます。
意識する⇒触る⇒整理する
少しづつやっていくことがスキルUPの鍵ですね。 整理の要・不要の分別がすぐにできないからイヤになる方、「明日からにしょう!」そう決めたら明日からやり始める。
行動を起こす!起こせば何かが変わってきます。 それを継続してください。ここが踏ん張りどころですよ~!意を決して、今までのモノにカタをつけましょう。 好きな曲をかけてテンション上げてね。
自分のモノにするには時間がかかるものです。やり切ると、きっとこう思いますよ。
「お片付けって楽しい!!」
「リバウンドしないぞ~」
「もっときれいにしよう!!」
どうしてもやる気になれない時の「生前整理」
溢れたモノでいっぱいの部屋を、片づけようと思ってもどうしても前向きになれない時、私が経験した究極の方法を伝授します。
生前整理の講座を受講した時のこと(生前整理とは、これから生きていく自分の為、残される家族の為にモノや情報を整理していくこと)。
「今、ここから帰れないとして、あなたのやり残したことを書いて下さい」という課題がありました。年齢に関係なく、もし自分に後が無いと仮定したら真剣に考えて本気になれました。簡単に10個位出てきましたよ。
家族に伝えておきたいこと。アルバムの整理。お片付け。最後にもう一度、アルバムやきれいなお家を見直したいと思いました。
整理をしていたなら、残されたモノは大事なモノだけですが、整理には時間も労力も必要です。帰ったらすぐに実行しようと思いました。それは現実の自分と向き合って真剣に考えたから実感できた事なんですね。
自分の為であり、残された家族が困らない為でもあります。大事なモノと不要なモノの区別がなかったら、残された家族は途方にくれてしまいます。何を残して何を処分したらいいのか…。悲しさと一緒に大きな心の負の遺産が残ると思うのです。
この世の中、明日のことはわかりません。大きな事件、自然災害、誰しも予期していないことです。本気のお片付けは、家族へのエチケットだと思うのです。
住空間が生活と心のゆとりを生む
苦手な事は、プロに任せる!!これも一つの方法だと思いますよ。苦手な事は、苦痛ですよね。それをする事でストレスを感じるならば、いっそ専門家に任せる。割り切ることも、快適な生活を送るためには大事なことかもしれませんね。
TVで放送のゴミ屋敷の芸人さんが、「今は定期的にプロに依頼して来てもらっているから、リバウンドはありません」と爽快に話されていました。
「70%収納とスペースを作る!」これが生活のゆとりと、心のゆとりを生むんですね~。お片付けとは、「住空間を作ること」なんですね。モデルルームの様に、ゆとりの空間は心の空間になります。
収納もキチキチにしまい込むのではなく、大体70%収納が理想です。「70%収納とスペースを作る!」とはそういう意味です。
女性だから、主婦だからといっても家事が苦手な人は沢山います。また、女性だからできて当然というのもおかしいですよね。お掃除が苦手な人は、ハウスクリーニングに依頼されたらいいですね。お片付けが苦手な人は、整理収納アドバイザーに依頼されたらいいと思います。
モノが散らばった景色に慣れてしまうと、人は何も感じなくなるようですね。新居だった頃を思い出して下さい。モノが少なくお掃除もしやすく楽だったと思います。
私は現場のお片付けサポートにも行きますが、どんな状態でも驚くことはありません。きれいにしてからでなく、ありのままのほうが改善方法がわかって良いものですよ。 直置きや高い所にモノがあると、「地震が来たら逃げる時こけたりつまずいたり、モノが落ちてきたら大変です」と一番にアドバイスします。
まとめ
お家が整えられるとまず住んでる人が変わります。
イライラしていがみ合っていた家族が、仲良くリビングで過ごすようになります。
お子さんは、リビングで家族の声を聴きながら集中して勉強するようになります。
そして悩みが解決した奥様は希望を持たれるようになるのですね。
家に友達を呼びたい。
特技を生かして幼児教室を開きたい。
学童のお子さんを預かるボランティアがしたい。
自分の特技を活かし苦手をサポートしてもらうのも、ストレスフリーなステキな生き方だと思います。
さて、あなたは本気でお片付けしますか?プロに任せますか?それとも、このまま先延ばしされますか?これからの暑い夏本番に向けて是非快適な生活を手に入れて下さいね。
お片付けの基本はこちらの記事をご覧ください。
>>整理整頓が苦手?あなたに必要なのはゴールのイメージと籠一つだけ
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。
整理収納アドバイザー tokiko