結婚生活のセックスレスが解消する4つのきっかけ
セックスレスが大きな社会問題となっている昨今ですが、解決法については未だ「精神論」に終始しているようです。
今回は、精神論に頼らない「セックスレスが解消する画期的な方法」をご紹介します。
セックスレスで悩んでいるのにその件について夫と話し合うことができなくて、余計ストレスが溜まってしまうケースはとても多くあります。
「セックスレス解消には男性の協力が必要なのに、協力してくれない」「どんなきっかけがあれば協力してくれるようになるんだろう」と悩んでいるあなたも、ご主人の協力がなくてもできることもありますので、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。
セックスレスを解消するには体からアプローチをしよう!
私は心の専門家ですが、内容によっては肉体的アプローチの方がよっぽど問題解消に効果があることがあります。
たとえばあなたが風邪を引いたとしましょう。
「風邪は気合いで治せ!」
と言われたらびっくりしませんか?もちろんあなたがとても落ち込んで、体も心も弱って風邪を引いたのであれば心のケアも必要でしょう。
でも一般的には、風邪をひいたら体を休めます。温かくて胃に負担のないものを食べ、ゆっくり眠って疲れを取り、体を回復させようとするでしょう。体の症状は体のケアから治そうとするのが一般的な行動なのです。
セックスレスを解消するのもそれと同じことです。
体の症状に対して体をケアすることから解消へのアプローチをします。
セックスレス解消のきっかけをつくる4つの方法
簡単な法則ですが、セックスレスは性欲が高まれば解消します。
性欲があり余っていれば、身近で安全な相手とセックスをしようと思うのは当然のことです。つまりセックスレスで悩んでいるあなたはお相手の性欲を高める努力をすれば良いのです。
性欲が高まるホルモンといえばテストステロンです。いわゆる男性ホルモンと呼ばれているホルモンですね。
このホルモンを高める努力をすれば、自然に性欲が蘇ってくるはずです。
ではどのようにすればテストステロンが高くなるのでしょうか。
1.テストステロンが摂取できる食事をする
一番良いのは赤身のお肉です。牛ヒレ、豚ヒレ、などが良いでしょう。
基本的にはタンパク質を多く摂る食事が良いとされていますので、理屈では納豆でもいいのですが、セックスレスには大豆より赤身のお肉です。歯ごたえもあり、亜鉛などタンパク質以外にも精力増加に良い効果があるものが含まれています。
2.摂取したテストステロンが維持できる食生活をする
玉ねぎ、にんにくなどにはテストステロンの排出を抑えるケセラチンが含まれているので、積極的に摂取すると良いでしょう。
またチーズや牛乳などの乳製品は、タンパク質も含まれる反面、摂取量が増えると倦怠感を招きます。精力の低下になりますのでなるべく控えるようにしましょう。
血糖値やトランス酸値が増えるのも倦怠感につながりますので、スナック菓子や量販お菓子なども控えた方が良いでしょう。
またアルコールもテストステロンの抑制に働きますので、摂りすぎには注意しましょう。
3.充分な睡眠を摂る
睡眠時間が少ないとすべてのホルモン活動は低下します。テストステロンも例外ではありません。充分に睡眠をとり、ホルモン活動を活発化させましょう。
4.筋肉を活性化させる
ジムに通ったりスポーツができる環境であればもちろんですが、時間的にスポーツができない場合でも、自宅で筋力トレーニングをするだけで充分です。好きなエクササイズならなんでも構いませんので、筋肉を鍛えるトレーニングを続けてもらいましょう。
ダンベル体操、腹筋、スクワット、畳一畳でできるエクササイズは沢山あります。大事なのはカロリーを消費することよりも、筋力をつけるトレーニングに特化することです。
セックスレスについて話し合えない夫婦でもできる解消方法
前述した性欲を高める4つの方法の実行方法ですが、1.2に関してはあなたが日々のメニューに気をつけるだけでずいぶん変更することができます。
ご主人に相談する必要もなく、セックスレスについて問題提起する必要もなく、ただこっそりとあなたが普段のメニューを変更していけば良いのです。
毎日お肉が食べれなかったり、どうしてもお酒を飲む機会が多いような場合も、「健康のために」休肝日を作ってもらい、その休肝日にテストステロンが上昇する食事を用意しておけば、少しずつですがセックスレスは確実に解消の方向へ向かうことでしょう。
また、3.4のポイントは男性の協力が必要になりますが、「セックスレス解消のために」ということではなく、「少し体を鍛えた方が健康によいんじゃない?」とか、「睡眠はやっぱり大事よ」と誘導していけば、男性も「セックスレス解消」という精神的な負担なしに、自然にテストステロンを増やしていくことができます。
最後に精神的なお話を少しだけ
セックスレスの大きな原因の一つはストレスだと思います。
仕事が忙しすぎて、食事のバランスは偏り、筋肉活動は減り、睡眠時間も減ったらテストステロンはかなり低下しますが、同時にストレスは非常に高くなります。
ストレスがたまる生活をしているのに、「ストレスを溜めないで」と言ってもそれは無理な話ですし、精神的にいっぱいいっぱいな時にセックスレス解消の話をしても、より負担が溜まってしまうのは目に見えています。
ですから、まずはこのコラムでご案内した4つの方法から試してみてください。食生活、筋力、睡眠が整ってくると、男性は随分元気になり、ストレスも軽減するはずです。そして、これ以上は精神的負担を与えないようにしてあげることも大切です。
お相手を追い込むことなく、自然に解消の方向へ向けていくようにすれば、より早く効果がでるはずです。
あなたの愛のある人生を応援しています。
ラブモチベーショナリスト 天野里江子