冬の乾燥肌5つの原因と対処法。カップ麺と湯温にも注意?!
冬の時期は、空気が乾燥して肌もカサつきますよね。
皮膚のトラブルは一度なってしまうと癖になりやすく、治ったと思っても次の冬がくるとまた繰り返し…ということも多く、悩んでいる女性が多いと思います。
今回は、そんな冬の乾燥肌によるトラブルの原因と対処法をお話しますね。
冬の乾燥肌5つの原因
1.気温と湿度の低下
冬は気温と湿度が低下し、それが乾燥肌の原因となります。湿度が低下することで肌の乾燥が進むのはもちろんですが、気温が下がることで体の血行が悪くなり、肌の水分保持機能が低下します。
2.日常生活でお湯をよく使う
主婦の方に多い原因ではないでしょうか。洗い物や洗濯・掃除など家事のほとんどに乾燥の原因があります。
また、熱いシャワーを直接顔に当てるのも、肌には刺激が強すぎて乾燥の原因となります。洗顔の際は、体温より低めの35-36℃のぬるま湯で洗い流すようにしましょう。
3.栄養の偏り
美容には様々なビタミンが欠かせません。そして日頃の食生活の影響は、顕著に肌にあらわれます。
寒くて外出がおっくうだからといって、買い置きしてあるインスタント食品だけで食事を済ませていませんか?以下の記事を参考に、意識して食生活を見直すことをおすすめします。
【参考記事】:アンチエイジング効果の高い食べ物31選&お手軽レシピ集!
どうしても忙しくて困難なのであれば、サプリメントで補うことも検討してみましょう。忙しくてもキレイな人はかなりの割合でサプリを使っているようです。
また、喫煙は体内のビタミンCを破壊し乾燥肌になる大きな原因の1つですから、控えた方が良いでしょう。禁煙が難しい理由はニコチン中毒だからではありません。
【参考記事】:タバコがやめられない?…なら絶対にタバコをやめないでくれ
4.睡眠不足
睡眠中は肌の細胞が活性化し新陳代謝を促しますので、しっかり睡眠をとっておくことが大切です。
とくに、22時~2時までの間は「肌のゴールデンタイム」とも呼ばれ、成長ホルモンの分泌がピークを迎えます。この時間帯はできるだけ睡眠にあてたいところです。
実際に、早寝早起きを心がけている人は、いつまでも若々しい肌でいる人が多いのです。
5.スキンケアが肌に合っていない
30歳を超えると、肌の皮脂量が急激に減ります。健康的な生活を送り、保湿も頑張っているのに乾燥肌が改善されない!とお悩みの方は、スキンケアの仕方が原因かもしれません。
冬なのにさっぱりタイプの化粧水を使ったりしていませんか?年齢を重ねるごとに肌の状態が変わっているのに、10年前と同じスキンケアをしていたりしないでしょうか?
【参考記事】:肌荒れを治す方法。40代でも30代のスキンケアしてない?
あなたの肌の現状に合ったスキンケアをすることが重要です。
乾燥肌トラブルを起こってしまったときの対処法5つ
では、原因が分かったところで、既に肌トラブルが起きてしまっている場合の対処法をご紹介しましょう。
1.体は手で洗う
ボディタオルで力まかせにゴシゴシこすることは、乾燥肌の原因となります。しっかりとボディソープを泡立てて洗ってみましょう。強くこすらなくても汚れは落ちます。
どうしても汚れが気になるところがあれば、その部分だけボディタオルを使うようにすれば良いでしょう。
2.ゴム手袋をする
手に肌トラブルが起きている場合は、洗い物などの家事をするときに必ずゴム手袋を使いましょう。
トラブルが起こっている状態の乾燥肌は、ちょっとした刺激が原因でさらに悪化してしまいます。
ゴム手袋を使えば、水やお湯、洗剤の刺激から守ることができますから、面倒くさがらずつけるようにしましょう。
3.皮膚科を受診する
乾燥肌のトラブルが酷いのにまだ病院へ相談しに行ったことがないのであれば、一度行ってみることをおすすめします。市販の薬では治らなかったものが、病院で貰った薬で治ることがよくあります。
主にステロイドを使って治療することが多いのですが、きちんと医師の指導通りに塗って完治させれば、同じ原因による肌トラブルを繰り返す可能性は低いです。
4.暖房器具の見直し
冬の時期、ヒーターやエアコンなど温風が出るものは、乾燥肌の原因になります。なるべく加湿をしながら運転してくれるものを選ぶと良いでしょう。
顔や手に直接風が当たらないようにすることを考えると、冬はエアコンより電気スト―ブの方が良いかもしれません。また、床暖房やこたつを使うのも良いでしょう。
5.加湿器の蒸気を当てない
冬の乾燥対策に加湿器を使用する場合の注意点です。加湿器からモクモクと出ている蒸気を肌に当てると、まるで保湿されたかのように思えますが、実はこれは危険なのです。
部屋の加湿器は肌の保湿道具ではありません。
肌に水分が付くと、その水分が蒸発するときに肌にもともとあった水分まで奪ってしまい乾燥肌の原因になるので、加湿器での保湿は避けましょう。やるなら専用の美顔器を使用します。
それよりも、きちんと化粧水をつけて、乳液やクリームで蓋をして水分を逃がさないようにすることが大切です。
トラブルを起こさないための3つの予防法とは
「肌トラブルは起きたことがないけど乾燥していて不安」「せっかく治ったのにまた繰り返しそうで怖い」という方のために、予防法もご紹介しましょう。
1.夏と冬でスキンケア用品を使い分ける
夏は乾燥しないのに、冬は乾燥してしまう…という方は、スキンケア用品を使い分けましょう。
夏用のものは秋が来るまでに使い切り、冬はしっとりタイプの化粧水を使い、洗顔料も保湿成分の入ったものを選びましょう。
2.体を温かくして過ごす
冬の時期は首、お腹、手首、足首はとくにしっかり防寒をし、血行促進しましょう。血行が促進されると、皮膚へ水分がいきわたるようになり乾燥肌が改善されます。
3.冬も紫外線対策をする
冬は紫外線対策を怠りがちですが、紫外線が当たると肌の水分が蒸発してしまうので、乾燥肌の人こそ冬も紫外線対策をしっかりすべきです。
日焼け止めを塗るのが煩わしいのであれば、化粧下地やファンデーションをUV効果のあるものに変えましょう。
まとめ
冬の乾燥肌の原因と対処法が、日頃の生活の身近なことだということがおわかりいただけたでしょうか。
毎年繰り返して悩んでいる方も、きちんと対処をすれば乾燥肌のトラブルが起こらずに冬を過ごせるでしょう。
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