正月太りを防ぐには3つのことに気をつける。おせちの食べ順も!
クリスマス、忘年会に続く冬の行事といえばお正月。
連休だからといって、家でゴロゴロして食べたいものを好きなだけ食べてしまっては正月太りすること間違いなしです…
太ることはカンタンなのに、痩せることはどうしてこんなに難しいんでしょう?
年末年始の連休明けに後悔しないためにも、この記事で「正月太りを防ぐポイント」をおさえておきましょう。
なぜ正月は1年で一番太るのか?
正月太りの一番の原因は、カロリーの過剰摂取とともに消費カロリーが減少してしまうことです。
カロリーの過剰摂取
夜遅くまでおつまみをお供にお酒を飲んで深夜に寝て、昼頃に起きてからおせちやお餅を食べる。起きてる間はTVの特番をみながらずーっと何かを口に運んでる…
そんな不規則な食生活、あなたも身におぼえはありませんか?
こうした不規則な食事は満腹中枢をおかしくしてしまい、太りやすくなる原因になるため要注意です。
消費カロリーの減少
お正月は寒い!…でも、寒いからといって家でゴロゴロしていてはカロリーを消費することができません。
寒いとなかなかむずかしいのですが、正月太りを防ぐためには、散歩やストレッチなど適度に体を動かすことも忘れないでくださいね。
体を動かさないとリンパの流れが悪くなり、むくみやすくなります。むくみを放置してしまうと体重も増えやすくなるので気をつけましょう。
以下の記事で解説したように、体温を一定に保とうとするため、本来、冬は夏よりも消費カロリーが増えて痩せやすい時期なのです。
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正月太りを防ぐには3つのことに気をつける!
1.朝食を食べる
時間がないから朝は食べないというのはやめて、牛乳一杯でもおなかに入れるようにしておきましょう。
朝ごはんを食べないと更年期障害がひどくなるという調査結果も出ているようです。
ちなみに、朝摂った糖分は脳へ送られるので、あまり体へは吸収されません。そのため、朝はケーキや高カロリーの食事をしても太ることはないと言われています。
しかし、朝食や昼食をまともに食べずに夜に飲み会へ行ってしまうと、おなかがすいてつい食べ過ぎてしまうことになりかねません。
しかも、空腹時や21時以降の食事のカロリー吸収率は通常の3倍近くと言われています。
正月太りを防ぐには、朝食を食べるということが大切なのです。
こちらの記事では、ダイエットに大切な「食べるタイミング」について「体内時計」や「BMAL1(ビーマルワン)」との関連を解説しています。
関連記事 お腹痩せのカギは運動<食事!今すぐやめるべき8つの食習慣まとめ
2.睡眠時間の確保
眠っている間には成長ホルモンや、痩せるために必要なホルモンが多く分泌されます。
中でも食欲を抑える働きのある「レプチン」というホルモンは睡眠時間が6時間以下になると減ってしまいます。さらに、睡眠不足は肌荒れの原因になるだけではなく、ストレスをためることにもつながります。
正月太りを防ぐには、過度に不規則な生活にならないように意識して過ごしましょう。
3.カロリーの高いアルコールに注意
楽しいお酒はつい飲みすぎてしまいますよね…でもお酒にもやはりカロリーがあります。
一般的に、アルコールの度数が高いほどカロリーも高くなります。たとえば、お正月に飲む機会が増える日本酒は、100mlあたり103キロカロリーとビールやワインに比べて高めになります。
体質によって個人差はありますが、ほろ酔いくらいが適量です。飲み過ぎると肝臓、脳や心臓など様々な臓器にも負担をかけてしまうので気をつけたいところです。
また、お酒を飲むときはおつまみを食べてしまうのでより太りやすくなります。実際、お酒をよく飲む人はそうでない人と比べて、体脂肪率も高い傾向があるそうです。
正月太りを防ぐには、適量を守って楽しむことが大切なんですね。
さらに、おせち料理の食べ順にもコツがありますよ!
太りにくいおせちの食べ方
お正月は、おせちやお雑煮を食べる人が多いと思います。味付けがシンプルで、和食のため健康的に見えますが、実は物によってカロリーに大きな差があります。
そんなおせちは食べる順番を変えるだけで太りにくくなります。
人間の体は食べ始めてから満腹中枢が刺激され、満腹になるまでには20分程度かかります。
なので、「カロリーの低いものから」が基本。
野菜→たんぱく質→炭水化物
という順番で食べるのが太りにくい食べ順です。
野菜は、なますや酢レンコン、雑煮の野菜などです。たんぱく質はかまぼこ、伊達巻、田作りなど。そして炭水化物は、餅、栗きんとんなどです。
人気が高い栗きんとんや、伊達巻など甘いものはお菓子のようにカロリーが高めです。
最近では好きなものだけをお重に詰め込んだ「だけおせち」という商品もあるようですが、正直あまりおすすめはできません。
正月太りを防ぐには、好きなものだけではなく色々なものをバランスよく食べたほうがいいからです。
お餅はカロリーが高い…のか?!
お餅は炭水化物、脂質、たんぱく質のほかビタミンB1が豊富で、高血圧を予防するカリウムも豊富に含まれています。
西日本では丸餅、東日本では角餅と違いはあるもののお餅を2個食べても米一杯よりカロリーは低くなります。「お餅は太る」というイメージが強いのはついつい食べ過ぎてしまうことが原因ではないでしょうか。
ただし、正月太りを防ぐために、お餅を食べるときは一度に食べる個数に注意してください。
また、お餅につけるあんこやお砂糖をたくさん入れたきな粉は低カロリーではありませんのでご注意を。
さいごに
年末年始、この記事の内容を少しでも思い出して実践することができたら、今年はあなたも正月太りを防ぐことができるかも。
楽しいことが一番大切ですが、太ってしまったり、それが原因で病気になったりしては台無しですからね。
せっかくのお正月です。体のことも考えて健康的に過ごしましょう。
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