ストレス以外にも!抜け毛8つの原因&名医のいる22の病院
女性の抜け毛には大きく2つのパターンがあります。
- 少しずつ髪が抜けていって徐々に薄毛になるケース
- 急激に抜け毛が増えて一気に薄毛が進行するケース
もしあなたが、「一気に抜け毛が増えたケース」であるならば、場合によっては頭皮の専門家のいる病院での治療が有効なことがあります。
抜け毛にはストレスの他にもさまざまな原因があります。
もしもセルフケアに限界を感じているのなら、この記事を参考に相談しやすい病院を選んで髪の悩みを解決してみませんか。
女性の抜け毛の原因は10個もある
出典:https://www.tokyobeauty.jp/
抜け毛が増える直接の要因は、①「ヘアサイクルが乱れて髪が生える周期が遅くなり髪が元気に育たなくなること」と、②「頭皮の血行不良で育毛環境が悪くなること」です。
そしてこのような抜け毛を引き起こす原因として、次の10項目が挙げられます。
- 加齢
- ストレス
- 女性ホルモンバランスの乱れ
- 不健康な生活習慣
- 出産
- 頭皮トラブル
- 間違ったヘアケア
- 7つの脱毛症
- 抗がん剤など薬の副作用
- 脱毛を症状とするその他の病気
では、抜け毛の原因について一つずつ順番にみていきましょう。
1.加齢
出典:http://www.hairmedical.com/
年齢と共に、頭皮も老化し髪が自然に痩せてきます。
とはいうものの、若い人にも抜け毛はありますので油断は禁物です。以下の年代別参考記事をごらんください。
▼30代の方はこちら。
▼10代の方はこちら。
2.ストレス
ストレスは円形脱毛症の原因にもなっています。
過剰なストレスにさらされることで、
- 頭皮の血流が悪くなる
- ホルモンのバランスが崩れる
- 不眠・食欲低下・意欲低下などが起こる
その結果として抜け毛を誘発します。
なかなか疲れがとれなくて、顔がむくんで抜け毛があるという場合には、単なるストレスや過労ではなく、甲状腺機能低下症の疑いもあります。
その場合には、病院での検査と治療が必要になってきます。
3.女性ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンは加齢や出産、ストレスなどでバランスを崩しやすく、このバランスが崩れると抜け毛が増えることになります。
更年期障害、PMS、月経困難症といった病気では、女性ホルモンのバランスが乱れます。
もしこれらの症状がある場合には、婦人科で保険診療を受けられますので受診を検討してみてはいかがでしょうか。
他にも、卵巣のう腫などの病気も女性ホルモンのバランスを崩して抜け毛の原因になります。
また、冷えも女性ホルモンのバランスを崩すので注意が必要です。
女性ホルモンと抜け毛に関する下記の記事もご覧ください。
深刻な場合、病院へ行くかどうかの目安にしてください。
4.不健康な生活習慣
不規則な生活・バランスの悪い食事・睡眠不足・運動不足・喫煙・過度のダイエット・冷えなどが抜け毛を誘発するといわれています。
「そんなにいろいろ気をつけられない!」
「自己管理するのが難しい」
という場合には、一人で頑張らず専門家のサポートを受けることをおすすめします。
一般の病院では、生活習慣のサポートまではしてもらえない場合がほとんどです。
その点、抜け毛治療の専門病院・クリニックでは、皮膚科だけでなく精神科医もチームになって、トータルなサポートを受けられるメリットがあります。
5.出産
妊娠~出産後は、特に女性ホルモンのバランスが崩れている時期です。
出産後に見られる「分娩後脱毛症」は多くの場合、産後6カ月前後で自然に回復しますが、中には長引くケースも見られます。
そのため、「このまま抜け続けてスカスカになってしまうのでは?」と不安に感じる女性が非常に多いのです。
「産後の抜け毛がいつ落ち着くのか不安…」という方はこちらをご覧ください。
落ち着くまでのカバー方法はこちらです。
6.頭皮トラブル
抜け毛の原因として、頭皮に、湿疹・炎症・吹き出物などのトラブルが見られるケースがあります。
このような症状がある場合には、皮膚科で保険診療を受けられます。
また、頭部白癬(しらくも:水虫の一種)になっている場合も抜け毛が起こるので、この場合には皮膚科での治療が必要です。
頭部白癬(しらくも)はペットから容易に感染するので注意が必要です。放置すると症状が悪化して治りにくくなるので、しっかりと治療しておきましょう。
さらに、頭皮の日焼けも抜け毛の原因になります。詳しい対策はこちらの記事をご覧ください。
7.間違ったヘアケア
ヘアケア商品の選び方、シャンプーの方法、シャンプー後の乾燥の仕方などに問題があれば、頭皮トラブルを起こして抜け毛を誘発します。
正しいケアの方法は、こちらの記事をご覧ください。
8.7つの脱毛症
①びまん性脱毛症
髪全体が薄くなる。女性ホルモンのバランスの乱れが主な原因。婦人科でホルモン療法の治療。
②牽引(けんいん)性脱毛症
髪をきつく縛ることで起きて生え際が後退する。髪を強く引っ張る髪型をやめることと、必要があれば専門外来で自費診療。
③女性男性型脱毛症(FAGA)
女性のAGA(Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」)による抜け毛、専門外来で自費診療。
④分娩後脱毛症
出産後の一時的な抜け毛。女性ホルモンバランスの崩れで起こる。婦人科で治療。
⑤粃糠(ひこう)性脱毛症
フケと抜け毛が増える。思春期以降の男性に多い。皮膚科で治療(脂漏性皮膚炎が原因といわれている)
⑥脂漏(しろう)性脱毛症
シャンプーしても頭皮のベタつきが残る。マラセチア真菌が原因なので皮膚科で治療。
⑦円形脱毛症
丸い形に髪が抜ける。皮膚科と必要があれば心療内科や精神科で治療。
9.抗がん剤などの薬の副作用
抗がん剤の副作用に「抜け毛」があります。これは、頭髪だけでなく眉や体毛などすべての毛が抜けるものです。治療が終わって薬が体内からすべて排出されると毛髪が生えてきますが、回復が遅れる場合もあります。
また、残留農薬が体内に蓄積した場合や、サプリメントなどの過剰摂取で有害な成分が体内に蓄積した場合にも抜け毛が起こる場合があります。
10.脱毛を症状とするその他の病気
甲状腺機能低下症・糖尿病・肝臓病・重い貧血・腎不全・拒食症・過度のダイエットによる内臓の機能不全などでも、抜け毛が起こります。
もし、抜け毛以外の症状に心当たりがある場合は、きちんと病院の内科などを受診しましょう。健康を過信せずに定期的に健康診断を受けることも、隠れた病気を早期発見するためには大切なことです。
参考:http://www.daigo-mi-land.jp/
あなたは、こんな抜け毛の悩みがありませんか?もし心当たりがあるようなら、今のうちから対策をはじめましょう。
出典:https://www.tokyobeauty.jp/
抜け毛を病院で治療してもらえるってホント?
抜け毛は、エステや美容サロンなどでも予防や改善のケアを行っています。しかし、実際の効果はいまひとつとの声をよく耳にします。
抜け毛の原因によっては、病院やクリニックで医学的な治療を受けることができます。
ちなみに、「病院」と「クリニック(診療所)」の違いは入院のベッド数で区別されており、診療報酬の保険点数も若干の違いがあります。
- ベッドが19床以下~無床(入院設備がない)がクリニック(診療所)です。
- ベッドが20床以上を病院といいます。
どちらも医師が診療を行うという点では同じです。
自費(自由診療)と保険診療の違いは、治療の対象となる「病気」が存在するかどうかによります。
本来、「抜け毛」そのものは保険診療の対象外です。抜け毛の原因に「診断名(病名)」が付けられる場合のみ、病気の治療として保険診療が適用されます。
厳選!抜け毛治療専門の医療機関22
抜け毛治療の実績で有名な22の病院・クリニックは下記の通りです。
この中で特におすすめなのが、女性専用・浜中聡子院長の「AACクリニック銀座」です。TVや雑誌など、メディアにたびたび登場する名医なので、あなたもご存知かもしれませんね。
こちらも自由診療(自費)による治療ですが、抜け毛の無料カウンセリングから始まる明朗会計の安心システムで、満足のゆく効果を実感できるでしょう。
東京都内はもちろん、他県から通院される方も多いようです。
「あまり近すぎると、誰かに見られていそうで通いづらい」という意見も多くあるようです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
[blogcard url=”https://any-stress.com/archives/19062″]
さいごに
抜け毛に悩む女性は、表面的にはそれほど多くはないように見えます。ところが、潜在的には相当数の人が抜け毛の悩みを抱えているといわれています。
また、抜け毛自体が新たなストレスになって、更に抜け毛を悪化させてしまう悪循環が起きやすくなっています。
日々のセルフケアも大切ですが、どうしようもない悪循環から脱出するには、やはり抜け毛の専門家による治療(医療)が近道です。
正確な抜け毛の原因を突き止めるのも、病院でなければ難しいのです。
「たかが抜け毛」では済まないケースもあり得るので、きちんと病院を受診した方が安心できて精神衛生上も良いでしょう。
女性にとって、抜け毛の治療は非常にデリケートな種類の悩みですから。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願っています。