辞めたいけど切り出せない。でもこのままいたら潰れそう。どうにか円満退社する方法は…? 〉〉

心の傷の癒やし方を間違えると逃れられない無限ループがある

泣きじゃくる女性

無限ループを断ち切り心の傷の正しい癒し方を知ることは、思うままに生きる勇気を手に入れることにも等しい。この記事を通してあなたもその勇気を手に入れてください

人は大き過ぎるストレスにさらされたり、心に傷を負ったりした時必死にそれを消し去ろうとする行動をとります。

多くの場合、それについて考えないようにし忘れ去ろうとします。「いつまでも気にしちゃダメだ」とか「二度と思いださないように」とか。要するに「考えないようにすること」にフォーカスしているのです。本当はそれが一番逆効果なのですが…。

1.心理的リアクタンス

空っぽの部屋

おそらくあなたにも経験があるかと思いますが、人間は意識しないようにすればするほど、余計そちらに意識が向いてしまうものです。そして結果的に、その感情からいつまでも逃れられなくなってしまいます。

心理学ではこうした状態を「心理的リアクタンス」と呼びますが、もともと人間にはこうした心の動きがあるのです。

人間には生来、行動や選択を「自分で決めたい」という欲求があるため、それを制限されたり、禁止されたり、圧力をかけられたりするとたとえそれが自分にとってプラスの圧力であったとしても、自由を取り戻そうとして、反発的な行動をとってしまうものなのです。

  • 「見るな」といわれると見たくなったり
  • 「考えるな」といわれると考えてしまったり
  • 「非売品」といわれると手に入れたくなったり
  • 「完売しました」と書いてあると余計に欲しくなったり

―というようなものがそれに当たります。

ですから、もしあなたが心に傷を抱えてしまった時には、無理に「今すぐ」それを消し去ろうとしない方が賢明です。結果的にはその方が早くその感情から自由になれるはずです。

2.消すのではなく「薄める」

水割りのグラス

心の傷を癒すイメージは次のようなものです。

「心の傷」をケシゴムで消して元の真っ白なノートに戻すのではなく、「心の傷」をウィスキーの原液だと思って、水割りにするような感覚。

原液だと濃すぎるので、少しずつ少しずつ薄めていきます。原液の量が多すぎると、初めはなかなか水が足せないかもしれません。だから本当にものすごく少しずつでもいいので足していきます。

そうしていけば、いつか普通に飲めるくらいには薄まります。この場合の「水」とは、自分にとって“気晴らしになる行為”です。

  • あなたの心の傷はウィスキーの原液
  • そこに足す水は気晴らしになる行為
  • それで水割りをつくる

3.気晴らしはくだらないほどいい

夕暮れに小走りする女性

あなただけではなく、多くの人はこういうかも知れません。「気晴らしができるくらいなら、落ち込んだりしない」と。でも、気晴らしは何も大げさなことじゃなくてもいいんです。

たとえば、ゆっくりお風呂に入ることでもいいし寝ることでもいい。お笑いのDVDでも、プチ贅沢なおつまみでも、マンガ全巻一気読みでも。生産的な行動やアクティブな行動である必要など皆無です。

地味でも、普段やらないアホみたいなことのほうがいいかもしれません。あるいは「これをしている時が一番落ち着く」というような行動に浸る。ただし、「1日やってみただけ」という中途半端はいけません。飽きるまで、とことん好きなことや気晴らしになることをし続けます。

すると「あ、自分は何してるんだろう」と思う瞬間が訪れます。人によりますが、きっと思っていたほどの時間はかかりません。その頃には、もうかなり薄ーい水割りになっているはずです。これまで原液に散々、水を足し続けてきたのですから。

4.道を歩けばつまづくこともある

野原を歩く少女

大事なことなので、もう一度繰り返します。

大きな苦しみに直面した時にあなたが意識すること。それは、心の傷という「原液」を薄める「水」を足すことだけ。「現実逃避」だ「不真面目」だと最悪感を抱く必要はありません。「問題の先送りだ」と自分を責める必要もありません。

より自分らしく、より良い気分で生きるために「コントロールできることはコントロールする」というのが、このサイトで伝えたいメインメッセージです。

でも人生にはコントロールしがたいことだってあります。その場合は次善の策として「傷を浅くする」という手法を取ります。

どうにもならないことを悲観して、人生に絶望することはたやすい。ともすれば人間の思考はそちらに流れがちです。

僕自身も過去に何度か大きく転んだ経験があります。しかし、その度に立ち上がってここまで歩いて来ました。「もうダメかな」と人生を投げそうになったことは1万回あります。でも実際に人生を投げて、死んでしまったことはまだありません(笑)

今これを読んでくれているあなたも、きっとそのはず。

5.汚れたら心も洗えばいいだけ

真っ白なシーツと女性

心も体と同じで一日過ごせば一日分の汚れがたまります。でも、一日の終りにお風呂に入って体を洗う習慣はあるのに、心を洗う習慣はありません。

だったら作ればいいんです。

心を洗う方法に決まりはないし、間違いもありません。その習慣は、いざというときあなたの苦しみを薄める「水」になります。

そして、「心が洗える」という認識を持つようになると、苦しみや悩みで「心が汚れる」ことに対する恐怖心が減ります。今まで洗えると思っていなかったものが洗えると分かった途端、遠慮なくガンガン使えるようになることってありますよね。たとえば、家庭用洗濯機で「洗えるダウン」なんかと同じことです。

「いかに汚さないか」を考えて、きれいな場所でじっとしている必要はないんです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
誰に遠慮することもない一度きりの自分だけの人生。もっと心のおもむくままにやっちゃえばいいんです。

  • 水割りになぞらえて心の傷を薄めること
  • その場合のウィスキーは心の傷、水は気晴らし行動
  • 心も体と同じように毎日洗う習慣を

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。