使う言葉の力が方向づけるのは自分の行動と習慣と○○だ

言葉を選ぶ男

人間には言葉グセというものがあります。それには良いものと悪いものがあるのですが、悪い言葉グセは気づいたら排除していきましょう。

悪い言葉グセがついていないか

燃え尽き症候群の男

あなたは自分の子供に対して次のような言葉を使っていませんか?

「こんな簡単なテストでどうして100点が取れないんだ?」
「何でお前はいつも部屋を片付けられないんだ?」
「何でゲームは1日45分までっていう約束を守れないんだ?」

あなたは自分の部下に対して次ような言葉を使っていませんか?

「なんで君はいつもいつも商談のツメが甘いんだ?」
「どうして君の顧客だけクレームがこんなに多いんだ?」
「だいたい君はなんでもっと早く出社できないんだ?」

あなたは自分自身に対して次のような言葉を使っていませんか?

「どうして俺はこの程度の仕事しかできないんだ?」
「資料ひとつ作るのに何でこんなに時間がかかるんだ?」
「何でいつもやると決めたことが続けられないんだ?」

全否定してはいけない

泣いている赤ちゃん

これらの言葉のどこがいけないのか、お分かりでしょうか。言葉を受け取る側が抱く感情を考えればわかるはずです。自分自身に対する言葉は受け取る自分の感情です。

言葉の受け手はどれも「自分が否定された」と感じるはずです。そして否定された相手は思考停止状態に陥ります。自らの頭で考えることを放棄してしまうのです。

これでは「良くなるように」と注意したつもりが逆効果です。言葉を発することで事態は好転するどころかその反対で、むしろ何も言わないほうが良かったくらいです。

これを回避するには、言葉の中のWHYを減らすことです。会話における“WHY”には対象者を否定する効果があります。そしてそれは同時に、相手の理屈・言い訳を呼び起こさせます。そうなると必然的に両者を共感から遠ざけてしまいます。

言葉のプチ・リフォームをしよう

失敗しても爽やかな男性

ではどうすればよいのでしょうか。…簡単なことです。“WHY”から“HOW”に言葉を入れ替えればいいのです。そうすると、上記の言葉は次のようになるはずです。

子供に対しては

「どうしたら今度は100点が取れるかな?」
「部屋を片付けるにはどうしたらかいいな?」
「ゲームの時間を守るにはどうしたらいいかな?」

部下に対しては

「確実に契約をとるにはどうしたらいいだろう?」
「どうしたらクレームを減らせるだろう?」
「どうしたら君はもう少し早く出社できるだろう?」

自分自身に対しては

「どうしたらもっといい仕事ができるだろうか?」
「どうしたらもっと効率よく資料が作れるだろうか?」
「どうしたら自分で決めたことをやり通せるだろうか?」

いかがでしょうか?ずいぶん言葉を受け取る側の印象が違うと思いませんか?

小さな2つの言葉の大きな違い

考える子供

“WHY”を使うと相手が「否定された」と感じて思考停止や言い訳につながるのに対して、“HOW”を使うと相手が「気分よく」「能動的に」問題の解決策を探し始めるのです。自分自身に対して“HOW”を使った場合でも同様です。自分を責めることなく、解決のためのプロセスを真剣に考えるようになるのです。

このように「どうして」「なぜ」という小さな言葉を封印するだけで、子供や部下そして自分自身をも望ましい方向へと導くことが出来るのです。

言葉には人生すら変える力がある

言葉が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人生が変わる。

繰り返し言ってることですが、これが本質です。これを逆算してみましょう。

人生を変えたいと願うなら、習慣を変えることです。
習慣を変えるには行動を変えることです。
行動を変えるには「言葉」を変えることです。

本来はもう一つ、「言葉を変えるには思考を変える」という段階があるのですが、この記事をここまで読んでくれたあなたは、もうほんの少し思考が変わっているはずです。

言葉を少しだけ変えることは難しいことではありません。このページを閉じたらすぐに、使う言葉を変えてみてください。新しい言葉を使い続けるうちに、新しい感情に気づくはずです。何かうれしい変化があれば、ぜひ教えてくださいね。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。