悩みごと専用の時間を確保!脳のリソースを解放する時間割り作戦

悩む老人男性

「悩みごとが全部片付いたら皆でゆっくり温泉でも行こう」。いつもそんなことをいいながら、家族での時間は先延ばしにして目先の仕事に追い立てられていました。

やるべきことを続けていれば悩みごとはいつかきれいに片付く。そして、その時やっと本当の自分の人生が始まるのだろう。僕はそんなふうに思っていました。でも実際には、心配も悩みごとも尽きることはありません。あなたはどうですか?

悩みごとに人生を支配されていた

ヤケ酒で酔いつぶれた男性

仕事に関する悩みごとが無くなるとしたら、それは退職したとき。人生に関する悩みごとがなくなるとしたら、それは死んだとき。それまで膨大な時間を心配ごとで浪費したあげく、僕は数年前やっとそんなことに気づいたのです。

これまで仕事上の心配ごとのせいで、大切な家族との時間を犠牲にしてきました。

会社から帰宅しても、家族の話にはいい加減な生返事をするばかり。それどころか、イライラして八つ当たりをしてしまったり。家族の話に耳を傾けたり、一緒に笑い合ったり、いたわり合ったり。そうしたことは、職場においてくるべきだった日々の悩みごとによって忙殺されていました。

「きっとこのままでは、死ぬ間際になって後悔するんだろうな」。そう感じていながらも、そうした気持ちに気づかないふりをして職務を果たすことで精一杯の自分がいました。

悩むときも「時間を区切る」という発想をもつ

ストップウォッチ

仕事上で困難な問題を抱えると、四六時中そのことを考えてしまいそのせいで他の仕事がうわの空になってしまいます。

それだと、悩む時間を「最大化」していることになります。この、慢性的にストレスを感じている状態はよくありません。それどころか下手をすると、他の仕事にも集中していないせいで更なる問題が発生する可能性もあります。

考えてみてください。学生時代には時間割というあらかじめ区切られた時間の枠内で、個別の課題に取り組んでいたはずです。1日の仕事も、時間で区切られた複数のタスクやアポイントで構成されていることでしょう。

つまり、「時間を区切る」ということはごく自然なことなのです。人生を支配されないためにも、「悩みごと」も決まった時間帯に閉じ込めてしまいましょう。

悩みごとをするためだけの時間をとる

屋上からの景色を眺める男性

自己発見の世界的権威であるロビン・シャーマ氏の著書「3週間続ければ一生が変わる」から学んだ習慣を紹介します。それは、1日のうちに「悩むこと」だけに充てる時間を作ることです。

時間割のように「悩む時間」をスケジュールに組み込むのです。人によって最適な時間帯や必要な長さは違うでしょうが、たとえば、夕方17:30からの30分間とかいうふうにするのです。あるいは13:30からの15分間と21:00からの15分間とか。

シンプルな方法ですが、これを実践し始めて僕は四六時中ずっと悩み続けて1日を台無しにするということがなくなりました。そして悩みをキープしたままでも「悩みごとタイム」以外の平常時には生産的な活動ができるようになりました。

「クヨクヨ悩んではいけない」と思うから逆にその思考が止まらなくなるのであって、あなたはただ「今はダメだけど後で悩もうね」と自分に言い聞かせるだけでいいのです。

そしてその時間内は、どっぷりと悩みに浸り思う存分クヨクヨと考えればいいでしょう。その代わり、その時間が終わったらまた心配ごとを忘れていつもの生産的な活動に戻るのです。

時間内で悩み足りない悩みごとは次の「悩みごとタイム」まで持越しです。あるいは、あなたにはその時間では短いのかもしれません。その時間以外に悩みたくなったら、頭に浮かんだその心配ごとを手帳やアプリにメモしておき次の「悩みごとタイム」に持ち越します。

まとめ

いかがだったでしょうか?
「悩む時間も子供のTVゲーム時間と同じように時間を決める」。これを1つの習慣にしてみてください。

砂漠を行く旅人が疲れたからといってオアシス以外で立ち止まって休憩していたら、そのうち脱水で死んでしまうのと同じように、あなたも悩むのは「悩みごとタイム」まで辿り着いてからにしましょう。

もしも、あなたの悩みが「対象を特定できない漠然としたもの」である場合はこちらの記事を読んでみてください。
「漠然とした不安や悩みを抱えた時に有効な2つの方法論」

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。