辞めたいけど切り出せない。でもこのままいたら潰れそう。どうにか円満退社する方法は…? 〉〉

同僚へのねぎらいと感謝の言葉が職場の人間関係のキモ!

ありがとう

組織で働いていると、ときどき残念な人がいます。周りと比べて決して仕事ができないわけじゃない。上司からみても使えない社員なわけじゃない。

むしろ、仕事の能力も成績もデキル系。上司からの評価も、お客さんからの評判も良い。だけど、会社の同僚からの評判は今一つ良くない。仕事はデキるのに、なぜかさっぱり人望がない。

あなたの周りにもそんな人はいませんか?もしくはあなた自身がそういう人ではないですか?もしそうだとしたら、あなたは大切なことを忘れている可能性があります。でも大丈夫。気づきさえすれば直せることですから。

自己中心的エース社員!

デキる系営業マン

仕事をバリバリこなし、契約をとりまくるエース社員でもビックリするほど、社内の同僚に人望がないことがあります。でも、それは一体なぜなのでしょうか?

答えは「自分の目先の仕事にしか目がいかない」からです。つまり、自分の都合だけで周りが見えていないのです。今回はそれを象徴するような僕のイケメン後輩の話をします。

ピンチの時にだけ必死にすがる

落ち込むインド人男性

僕の職場の2年後輩Iは、見た目や能力のスペックも相当高く、仕事においても、かなりデキる系の腹立たしいヤツです(笑)

先日Iが2年越しで営業をかけていた大口法人の担当者から突然「明日の昼までに見積もり持ってくるならみてやるよ」と言われて帰社してきました。

しかし、見積もり作成には自分たち以外の部署の協力が必要。時刻はもうすでに19時を回ったところで戦闘終了の和やかムード。他部署のスタッフは皆、いそいそと退社の準備をしています。

Iは慌てて関係部署を回り、頭を下げまくって協力を求めます。しかし当然、「急にいわれても無理だよ!!」と怒鳴られます。

それでもIはさらに食い下がって必死に頼み込んでいました。彼も千載一遇の契約チャンスを逃すわけにはいきませんから。

最終的にはIの熱意に負けて、他部署のスタッフも今日の予定をキャンセルし、見積もり作成のための残業を承諾してくれました。

そうして午前1時を回った頃、何とか見積もりが完成しました。僕も居合わせましたが、「やっと出来た!!」「皆よく頑張ったな―!」と社内に不思議な一体感・仲間意識がありました。

翌日、その甲斐もあってIは無事に契約を獲得することができました。「いやーよかったね!」というハッピーエンドになるはずが…。

都合の良い同僚扱い

電話をかける男性

周りの協力のおかげでいざ商談がまとまったIは慌ただしく契約に伴う付帯業務や次の契約獲得に奔走しています。上司だけは目を細めて彼をみていますが、社内は彼のKYぶりにピリピリしています。

「おいおいおいおい!こっちにはひと言もなしかよ?」というピリピリした不穏な空気が同僚の間には充満しています。

自分のために予定変更して残業をしてくれたスタッフに対して感謝の言葉一つもないのですから怒りはごもっとも。

Iはまったくツワモノで、僕を差し置いて会社のエース格です。だけど、職場の同僚からの支持率は圧倒的に僕のほうが上です。僕とIの違いを理解していないIは、僕が同僚に媚を売ったり差し入れで買収して味方を増やしていると思い込んでいます。

勿論、僕もそんな面倒くさい社内営業をもするはずがありません。ただ、「僕も相手もお互い自分の仕事や予定を抱えているのだ」という意識を忘れていないだけです。だから、自分の用件で相手の時間をとらせておきながら、ひと言のことわりもないIの態度というのは考えられません。

あの時は頭を下げまくって猛烈に熱意を込めて頼んでいたのに今では「そっちも仕事なんだから当然だろ」と言わんばかりのI。

これではこの次にまた同じような状況があったとしても、協力してやろうとは誰も思いませんよね。きっと、あなたが同僚の立場でもそうではないですか?

社内の人間にも筋を通す

仕事仲間で会議

大切なのは、契約の成立・不成立時にかかわらず協力者への報告やフォローを忘れてはいけません。

「ありがとうございました!おかげさまで契約が取れました!」「せっかく皆さんに協力していただいたのに、本当にすみません!」「今回は残念でしたが、次回は頑張ります。ありがとうござました」と協力者に対する感謝の気持ちを伝えるだけで良いのです。

極論、それが単なる社交辞令であっても問題ありません。

そうすれば自分に対する同僚のリアクションも「まあ、そう気にするなよ。今回は残念だったな!」「また頑張ればいいさ。俺らも協力するから!」と好意的なものになることが、僕の経験上ほとんどでした。

他人は眼中にないらしい

商談がまとまった後は、付帯業務や次の商談に奔走しながらも「顧客へのフォロー」だけは怠らない。しかし「身内へのフォロー」という、簡単にできることを軽んじているために、職場の仲間からの評価は下がる一方。

商談がダメだった時は、自分だけ凹んで「どうしよう」と焦る。結局どこまで行っても、我・我・我…我ばかり。

その商談の準備に協力してくれた周囲の労力に対するねぎらいなどはすっかり頭から抜け落ちている。組織の中でこんな自己中心的なIは今日も和を乱し続けます。

まとめ

チーム

いかがだったでしょうか?
あなたは僕の後輩Iのようになってはいないでしょうか?周りのフォローを当たり前だと思ってはいませんか?

当然ですが、チームメイトがいないと野球の試合はできません。仕事も同じことで、一人の力でできることは小さいのです。チームで長くプレーしたいのなら、まずはホームを固めること。そのことを今一度、再認識したいものです。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。