どんなストレス解消法であれば実際に役立つのか考えてみた

ストレスためない

ストレス社会を反映して、世の中には様々なストレス解消法・グッズがあります。今回はその「ストレス解消法」について考察してみたいと思います。ストレス解消法となり得るものの条件ですが、これには3つあります。

1.心身に無害なものであること

こちらを指さす男

つまり、ヤケ食い・ドカ食い・ヤケ酒などは避けたほうが良いです。こういったものは新たなストレスの原因になりかねないからです。

また、買い物についても注意が必要です。限度をわきまえた買い方が出来れば良いのですがストレスのせいで正常な判断ができなくなっている場合には一人では買い物に行かないほうが無難です。

このことはパチンコなどのギャンブルについても同様です。衝動買いにより散財し、自責の念や自己嫌悪といった新たなストレスを抱えるようなことになっては本末転倒です。

そういう事態を防ぐために、たとえば次のような工夫をします。

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  • ネットショップで好きなものを好きなだけ「買い物カゴ」に入れて放置する
  • 100円ショップで好きなものを買いまくる(せいぜい1500円以内で済む)
  • 2.手軽にできること

    お風呂の赤ちゃん

    その行動をするハードルが低いこと。準備が簡単であること、多額のお金がかからないことが条件です。

    ただし、例外的に「旅行」という解消法は良いと思います。医師がうつの患者に勧めるほど、旅行は精神衛生上の良い効果があるようです。

    3.複数用意できること

    プランの選択肢

    自分なりに解消法を決めていても、それをできないこともある訳です。たとえば、ジョギングしか解消法がなかったら雨が降っていたらそれを実行することができません。実行できなければストレスは解消されないままです。

    その場合は2つめの「友人とカラオケ」という解消法に切り換えます。友人が忙しくてそれもできなければ、3つめの「DVDで泣ける映画を見る」あるいは4つめの「半身浴」という解消法に切り替えるのです。

    このように複数の解消法を持っておくことは大切です。

    ストレス解消法の種類

    草むらに寝そべる女性

    具体的にどのような解消法があるかということです。ストレス解消法には大きく分けて「身体へのアプローチ」と「感情へのアプローチ」そして「心へのアプローチ」の3系統があります。

    身体へのアプローチ

    ランニング・ウォーキング・ジム・水泳・ゴルフの打ちっぱなし、バッティング・ボーリング・サイクリング・サンドバック叩きといった「身体」を動かすものです。

    感情へのアプローチ

    映画・DVD・TVドラマ・小説などで思い切り泣く。お笑い番組・漫画などでゲラゲラ笑う。友人とカフェや電話でおしゃべりする。景色の良い場所へドライブする。大好きな音楽を大音量で聴く。といった「感情」を動かすものです。

    心へのアプローチ

    アロマ・半身浴・ヨガ・呼吸法・瞑想・睡眠といった、いわゆる「癒し」といわれるものです。意外なことに「食べる」という行為もここに入ります。

    リラックスするためには、自律神経のうち「副交感神経」を優位にする必要があります。そのために一番手っ取り早い方法が「食べる」という行為なのです。ストレスの多い30-40代の男性が太りやすいのにはこうした理由もあるのです。

    ストレス解消法と感情との相性

    ハンモックに腰掛ける女性

    ストレスのもとになる感情には怒り・焦り・恐怖・不安・緊張など様々なものがあります。もとになる感情によって最適なストレス解消法は変わってきます。その感情と相性のいい解消法を実践することが大切です。

    怒りであれば、友人とおしゃべりするより身体を動かした方が良いし、不安であれば、買い物するよりゲラゲラ笑い飛ばした方が良いでしょう。

    ストレス解消法の意義

    髪を振り乱すミュージシャン

    ここまできて今さらなのですが、ストレス解消法は“根本治療”ではありません。あくまでも降りかかったストレスに対する“対症療法”です。もっと身も蓋もなく言ってしまえば“一時しのぎ”です。

    しかし、ストレスとは「そういうもの」なのかもしれません。僕はそれを一種の生理現象としてとらえています。

    昼に腹いっぱい食べたとしても夜になればまたお腹が減ります。昨夜ぐっすり眠ったとしても今夜になればまた眠くなります。トイレに行ってもまた行きたくなります。それと同じことではないでしょうか。

    多くの場合、問題を根本的に解決するということは簡単ではありません。もしかすると、不可能なことのほうが多いかもしれません。そこに、ストレス解消法の存在意義があると思うのです。

    ギリギリの限界までストレスをためて潰れてしまわないためにも日々のたまったストレスを小出しにしていくことはメンタルヘルスを保つ上でとても重要なことです。

    自分なりのストレス解消法を持つことは自分のため、家族のためひいては自分の属する組織のためにもなります。それはストレスの多い現代社会を上手く生きる技術なのです。

    あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。