早とちり注意!親知らずの抜歯で小顔になれるのはこの4タイプ

親知らずの抜歯

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女性なら誰もが憧れる小顔。顔が小さいと、全身のバランスが8頭身に近づくので女子力もグンとアップしますよね。

そんな中で、まことしやかに囁かれている親知らず抜歯による小顔効果。もし本当に小顔効果があるのなら試してみたいけれど、小顔のために歯を抜くなんて危険はないのでしょうか?

今回は、小顔効果があるといわれる親知らずの抜歯のことを詳しく解説します。

親知らずは必ず生えてくるとは限らない

親知らずが生えない人もいる

親知らずは「知歯」とも呼ばれ、一番奥にある第三臼歯を指します。ただし、誰でも必ず生えてくるとは限らず、4本すべて備わっていない方もいます。

親知らずの名前の由来は、親が歯の生え変わりに気が付かない思春期から青年期に生えてくる歯であるためともいわれているそうです。

最近の日本人は昔と比べて食事の際にあまり良く噛まなくなったせいか顎が発達しておらず、親知らずがしっかりと生えてくるスペースがない人が増えているそうです。親知らずが4本全部あったとしても、少し顔を出すだけであったり、歯肉の中で横や斜めを向いて埋まったままの状態でいる場合もあるといわれています。

食事の際に必要な歯でもなく、変な形で歯肉に埋まったりしているだけだとしたら、親知らずは抜いてもそれほど影響なさそうです。

さて、そんな親知らずですが、抜歯後は必ず小顔になるのでしょうか?

親知らずの抜歯後は「必ず小顔になる」わけではない

小顔効果なし

では、親知らずの抜歯後は必ず小顔になるかといえば、そうとも限らない場合があるようです。

例えば、そもそも親知らずが小さく、しかも内側を向いていれば、抜いても小顔になるとは限りません。

また、親知らずがあったおかげで噛み合わせのバランスが取れていた場合には、「親知らずだから」という理由だけで抜歯をしてしまうと抜歯後に逆に噛み合わせが悪くなり、顔のバランスさえ悪くなる可能性もあるようです。

しかしそれとは反対に、親知らずの抜歯で小顔効果が期待できる場合もあります。それは以下の4つのケースです。

  1. 下あごが張っている人
  2. 頬骨が張っている人
  3. 4本の親知らずを使って、よく噛んで食べる人
  4. 親知らずがバラバラに生えて、噛み合わせが悪い人

上記4つのケースでは、親知らずの抜歯後に顎についていた筋肉が落ちることで、小顔になる可能性が高いといわれてます。

奥歯でよく噛んで食べることで顎の筋肉が発達して「小顔に見えない」と悩んでいる場合には、思い切って親知らずを抜歯することは効果的だと思います。

逆に、顎のバランスの悪さが親知らずだけの問題とは限らないケースもあります。そもそも顎関節のバランスが崩れている場合には、親知らずだけを抜いてもバランスが取れないことになります。


顎や歯の状態を知って、タイミングよく抜歯すると顔のバランスに良い影響も

親知らずの痛み

また、親知らずを放置しておくとこんな問題も引き起こす可能性があります。

  • 真横や斜めに生えて痛み炎症を起こす
  • 虫歯になりやすい。生える前から虫歯である
  • 噛み合うはずの親知らずが生えず、顎のバランスが悪くなる

親知らずが横向きに生えることで炎症を起こして顔が腫れる場合や、噛み合わせのバランスが悪く、顎関節症などを起こすこともあります。そんな場合には、親知らずを抜歯することで、顎や歯肉の炎症がおさまり、小顔になることもあります。

以上のことを踏まえて、小顔効果を狙って親知らずを抜歯する際に考慮すべきポイントは以下の3点です。

1.親知らずが生える10代後半から20代までのうちに抜歯する

10代のうちに親知らず抜歯

これは、親知らずが生えている期間が短いほうが、骨の回復も痛みも少ないためです。また、親知らずが生えている環境が長くなると、顎の筋肉が発達しバランスも悪くなることにつながるためです。

2.横向きに埋まっている親知らずを抜歯するリスクを考えてから決める

スケジュール

まだ、生えてきていない横向きの親知らずを抜歯するには、歯茎を切開したり、歯を砕いて取り出すなどの処置が必要になる場合もあります。小顔効果だけを期待してすぐに抜歯に踏み切るのではなく、抜歯後の痛みや炎症を考えあわせ、仕事や旅行の予定など時期を考えて抜くことも大切になります。

3.親知らず単体だけでなく、他の歯とのバランスを考える

他の歯とのバランスで考える

口腔外科できちんと写真を撮影し、他の歯とのバランスを評価した上で、抜歯後の小顔効果を考えることが大切です。

まとめ

親知らずがあることで、顎関節や筋肉のバランスが崩れている場合や、慢性の炎症を起こしている場合には、親知らずの抜歯後は小顔になる効果が高いでしょう。ですが、長年生えていた親知らずを抜くことで逆にバランスが悪くなる可能性もゼロではありません。

信頼できる口腔外科などに相談し、顎関節の問題を含めて評価してもらったうえで、タイミングも考えあわせて判断することが大切ですね。