旦那の浮気55のチェックリスト～離婚準備まで完全対応マニュアル

「旦那が浮気してる気がする」

「証拠を集めて浮気を確信した」

そんなあなたに、バツイチの私が一番初めにアドバイスしたいこと。

「怒りに突き動かされて、自分自身のコントロールを失ってしまってはいけません」

怒りの感情に突き動かされて衝動で行動した結果、後悔しているシンママは本当にたくさんいるのです。

旦那の浮気を疑った時にあなたに贈るアドバイス

「旦那が浮気しているかもしれない」

一度疑ってしまうと、その考えが頭から離れなくなり、旦那さんを許すことができなくなるかもしれません。

でも、次のことを忘れないようにしてほしいです。

一時の感情で突っ走ってしまうと後悔することもある

最も注意しなければいけないのは、一時の感情に流されて人生の選択を誤ってはいけないということです。

とくに、お子さんがいる場合には、十分に配慮する必要があります。いったん落ち着いて、これからどうするのがベストなのか冷静にイメージしてみましょう。

仕事や収入のこと、子供のこと、一人ぼっちの孤独な生活など、よく考えてみてください。

今後を考える中で、あなた自身にも反省点が思い当たったなら、少しずつ直していけばいいのです。

もう一度相手を信じられるかどうか

仮に、浮気が本当だったとして、旦那の謝罪を受け入れて、二度としないという約束を信じられるでしょうか？

時が経ち、また旦那さんを心から愛せるようになりそうでしょうか。

「一度裏切られたらもう信じられない。」

「いつかまた裏切られて傷つくかもしれない。」

「自分は浮気された犠牲者なのだ」という被害者意識を引きずったままだと、旦那を恨んで生きていくしかなくなります。

まるで他人事みたいに一歩引いた視点から冷静に現状分析する

浮気発覚直後はショックのあまり何も考えられないかもしれません。

落ち着いてからでいいので、ぜひ自分の現状を客観的に分析してみることをおすすめします。自分の幸せ、自分の将来を冷静に考えて判断してくださいね。

結論が見いだせなくて煮詰まったときには、たとえば別居して距離を置くと冷静さを取り戻し、「やっぱり旦那は大切な人だ」と思い直せることがあるかもしれません。

その意味では、結論を出す前の前向きな選択肢の1つとして「別居」という選択肢を持っておいてもよいですね。

次章は、「浮気の定義」です。

どこからが浮気になるの？浮気と不倫の違いは？

じつは、「浮気」も「不倫」も法律上の正式な用語ではありません。

法律用語では、浮気も不倫もどちらも「不貞行為」と呼びます。

つまり、不貞行為とは既婚者が自由意思にもとづいて、配偶者以外の異性と性的交渉を結ぶ行為であり、これは離婚の理由になり得ます。

一般的には、不倫は「結婚している人がするもの」というニュアンスになります。

それに対して「浮気」は、既婚者も未婚者も含んでいます。結婚していなくても、お付き合いしているパートナー以外の異性と性交渉がある場合は「浮気」といいます。

浮気って一体どこからなの？

そもそも、一般的な浮気の定義というものがあるのでしょうか？

浮気だと認める範囲については個人差が大きく、社会一般の共通認識というものはありません。

とはいえ、「肉体関係＝浮気」という図式は誰しも異論はないところでしょう。

では、

法律でいう「不貞行為」は性交渉が前提条件のようですが、一般的な感覚だとそれ以前の行為でも浮気ととらえますよね。

妻が不快に感じる行動を特定の女性と繰り返す行為は、すでに旦那の浮気と呼べるでしょう。

旦那の浮気を見破る55のチェックリストと証拠をつかむ5つの方法！

俗にいう「女の勘」の正体をご存知ですか？

これは、日頃、観察して無意識に記憶していることと何かが違う時に感じる違和感なんだそう。

つまり、女の勘というのは科学的に根拠のある脳の働きだということです。

それを、無意識のレベルから、意識的に観察する行動に変えてください。そうすると、今までは気にしていなかった、たくさんの事実が見えてきます。

• 行動や持ち物でわかる55のチェックリスト
• 浮気の証拠をつかむ5つの方法

この順番でまとめていきますので、観察して照らし合わせてみてください。

行動や持ち物でわかる55のチェックリスト

浮気の証拠をつかむ5つの方法

もう少しだけ詳しくみていきましょう。

1.カマをかける

会話の中で「カマをかける」方法です。いわゆる誘導尋問というやつです。意図的な話題を振って、旦那の反応を観察します。

あなたは、何も知らず気にもしていない素振りを貫いてください。そのうえで、浮気の核心に触れるキーワードをちらつかせて、旦那を動揺させるのです。

すると、案外カンタンに浮気のボロを出すかもしれません。

カマをかけるのに最適なタイミングは、旦那がリラックスして無防備な時です。帰宅直後などは、バレないように緊張しているのでNGですね。

お酒に酔って機嫌のよい時や、お風呂上がりにくつろいでいる時、休日の朝起きてすぐなどがチャンスです。

旦那のしどろもどろの説明には、そっけない返事で放置しましょう。

心の中でガッツポーズしつつも、顔や態度に出してはいけません。

2.証拠のデータは写真で記録する

スマホやパソコンのデータ、手帳やスケジュールなどは直接写真を撮って画像データで保管しておきます。

3.ICレコーダーを使う

より決定的なもっとはっきりした浮気の証拠を積極的につかみたい時に、ICレコーダーを旦那の車にしかけてみては？

会話など物音を感知した時だけに録音される機能や、録音時間の長いものがあります。

4.GPS端末を使う

本来は、高齢者や子供の安全管理用GPS端末を使って行き先を調べるためのものです。プライバシーの問題から、使用する本人の同意が必要なシロモノです。

docomo Business Online かんたん位置情報サービス
位置情報検索サービス　おさんぽさん

こうしたサービス以外で発信機の移動履歴を知りたいならAmazonでも買える「GPSロガー」があります。

位置だけでなく、端末を利用しての遠隔録音・写真撮影・動画撮影をしたい場合は「浮気調査アプリ」を使う手もあります。

GPSロガー、浮気調査アプリの詳細はこちらの記事をどうぞ。

旦那・彼氏の浮気調査に使えるアプリ9選！ガチ過ぎて怖い？

浮気の決定的な証拠はないけど、なんとなくいつもと違う気配がある。 実際、オンナの勘は高い確率で当たるものです。 しかし、パートナーを問い詰めて白状させるには、まずは証拠をおさえる必要があります。 そこで、この記事では浮気調査にも使えるガチなアプリを5つご紹介します。 「真実を知ることが、必ずしも幸せな結末につながるとは限らない

5.予定外の行動でフェイントをかける

「今日は残業で遅くなるわ」といっておいて早く帰るなど、予定外の行動に対する旦那のリアクションをみることも効果的です。

多少勇気がいりますが、抜き打ちで会社まで迎えに行ってみるのも、相手の反応を試す意味では効果的かもしれません。

もしかすると、浮気の決定的瞬間に遭遇することになるかもしれませんが…

常習化してチェック依存にならないよう注意

しかし相手に気づかれずに尾行するのは慣れない素人にはとても難しいものです。浮気現場に遭遇して逆上し、思わぬ行動に走ってしまうことだって考えられます。

そして、ストーカーのような行動をすることで自分自身が精神的にまいってしまう可能性もあるため、これを続けることはおすすめしません。

浮気した旦那と「離婚する」と決める前に知っておくべきこと５つ

いきなり離婚に突っ走るのではなく、必要な手順やかかる費用の目安を先に理解しておきましょう。

1.浮気の証拠の集め方

浮気の事実を立証して、裁判で離婚を勝ち取るには、法的な効力のある確かな「証拠」が必要になります。

そうでなくとも、旦那に自白と謝罪を求めるには、それなりの動かぬ証拠が不可欠です。しかし、素人が法的効力のある証拠を集めるのはカンタンではありません。

こちらの動きを勘づかれたらそこでアウト。

なにはともあれ、疑っていることや証拠を集めていることを絶対に旦那にバレないようにしてください。

あなたの行動を知った旦那が逆上して、本来なら円満に解決できたかもしれないのに、一方的に不利な離婚に追い込まれることもあります。

また、必死になるあまり、スマホなどの「証拠チェック依存症」になってしまうこともあります。これは、絶対に避けたい非常に危険な状態です。

旦那のスマホをチェックできない日が続くと、ストレスでイライラして妄想が止まらなくなったりすることも。

そんな状況に自分を追い込んでしまわないよう、セルフコントロールが必要です。

ところが、そんな思いまでして、あなたが苦労して集めた浮気の証拠なのに、裁判では取り上げてもらえない場合があります。

旦那のスマホに保存されていた浮気相手とのメールやLINEの履歴、ラブラブのツーショット写真、シティホテルのダブルルームの宿泊領収書などは、証拠として採用されません。

メールや写真は、明らかに「性交渉」を表しているもの以外は、裁判では証拠能力がありません。

単に、会った、お酒を飲んだ、遊んだという状況証拠でしかありません。

シティホテルのダブルルームの宿泊領収書も、ダブルルームの広いベッドに一人で泊まったと主張されると、取り合ってもらえません。

ですから、裁判を念頭において浮気の証拠を集めるには、素人には限界があります。

ましてや、証拠集めをしていることを旦那に気づかれてしまったら、証拠を隠滅されてますます不利になってしまいます。

やるのであれば、やはりプロに依頼するのがリスクも少なく勝負も早くて確実です。

コストはかかりますが、（1）あなたの精神衛生の悪化を防ぐため（2）あなたの再スタートを少しでも早めるためにも「人生の時間をお金で買う」という意識で賢く利用することをオススメします。

「賢く」という点が重要です。

調査の依頼先の選択を誤ると、あなた自身がトラブルに巻き込まれる可能性もあり得るからです。

興信所や探偵社に浮気の証拠集めを依頼した場合の相場をご存じでしょうか？

一般的に浮気の調査を依頼した場合、まず基本料金（調査プランを立てる費用等）で4万円ほどかかります。その他に1日当たり8万円前後の調査費用が必要です。

悪質なところでは、これ以外にも高額な追加料金を要求するところがあります。

浮気の証拠をつかむのに1週間かかったとしら、最低でも60万円は支払う計算になります。

ムダな浮気調査費用を抑えるために必要な4つのこと

実際に依頼する際は、負担を最小限で抑えるためにもここまでしておいて依頼するようにしましょう。

最小限の投資で最大の効果を狙うならこれぐらいの準備は必要です。情報を集めるだけ集めておき、最後のツメはプロに任せる。

「浮気調査をプロに依頼すると高額な費用がかかるから…」といっているうちに、相手が妊娠してしまい取り返しがつかなくなった例もあります。

費用はやり方次第でグッと圧縮できるものです。次の記事が参考になるでしょう。
 関連記事 不倫の証拠をつかむには？知っておくべき5つの選択肢

プロの仕事なので確実ではありますが、くれぐれも依頼先の選び方と費用については慎重に考えてください。

初回の相談だけは無料というところもあるので、実際に話を聞いて確かめてみるのもよいでしょう。

裁判で浮気を立証できる証拠には、次のようなものがあります。

まず、3回以上のラブホテルへの出入り写真です。1回だけでは、「ちょっと魔が差しただけだ」と言い訳されると、「不貞行為」とは認められません。

次に、最低でも40分以上のラブホテルでの滞在時間を証明できるもの。短時間では「性交渉」が営まれたと判断されません。

最後に、密会場所が浮気相手の家（部屋）だった場合は、5回以上そこへ出入りしている写真が必要です。

アパートなどの部屋は、ラブホテルとは違って肉体関係を目的としていないため、より親密な関係であることを証明するには、それなりの訪問回数がないと説得力がありません。

2.旦那と話し合う協議離婚

浮気の証拠がはっきりしている。旦那も浮気を認めた。そして、あなたは旦那のことを絶対に許せない。離婚しかないと思っている。

そういう場合はまず、離婚に向けて、あなたと旦那との話し合いになります。

この段階で、離婚に合意したなら、余分な費用や時間をかけずに離婚することができます。

この時に、合わせて確認しておくことがあります。慰謝料のことと、子供がいれば養育費のこともきちんと話し合って決めておきましょう。

話し合いの結果を口約束で終わらせないためには、「公正証書」を作成します。支払いが滞った場合には、差し押さえなどの法的効力を持っています。
（参考：離婚協議書を公正証書にする方法とその書き方）

3.旦那と第三者を立てて話し合う調停

当事者間で、話し合いが決裂した場合には、第三者を交えて更に話し合います。

調停は、旦那の居住地の「家庭裁判所」か、夫婦で合意した「家庭裁判所」に申し立てをします。

収入印紙1200円分と通信用の切手（合わせて2000円程度）を支払います。必要な書類は、「申立書」と「その写し1通」です。

標準的な申立添付書類は、夫婦の戸籍謄本（全部事項証明）です。年金分割なども行う場合は、年金の情報通知書が必要になります。

調停の内容は離婚だけでなく、離婚後の子供の親権、親権者ではない親と子供の面会について、子供の養育費・財産分与・年金分割の割合・慰謝料についても協議できます。

あなたが「旦那の顔も見たくない」という場合には、弁護士に依頼すると代理で調停に出てもらえます。ただし、依頼料として平均して約40万円の実費がかかります。

この調停が不成立になると、次は裁判ということになります。調停なしに、いきなり裁判はできません。

4.裁判で「浮気」の決着をつける

話し合いも決裂、調停も不成立。それでも、どうしても離婚したい場合は、裁判ということになります。

裁判は、弁護士を依頼せずに自分で行うと、離婚と160万円以下の慰謝料については、収入印紙13000円と雑費等合わせて約2万円で済みます。この他に、証人や鑑定人を呼んだ場合は、日当と旅費を支給します。

裁判所へ「訴状」と「離婚調停不成立調書」「法的証拠」を提出します。

この「訴状」で裁判所が裁判に値するかどうかを判断するので、専門的な知識がなければ素人が簡単に書けるものではありません。

ここで受け付けてもらえなければ、裁判は開けないのです。

また、160万円を超える金額の慰謝料の請求や財産分与、養育費などについては、費用が変わってきます。

ただでさえ精神的にも肉体的にも疲れ切っているのに、難しい書類を作成して長期の裁判に一人で臨むのは、おそらく無理でしょう。やはり、弁護士に依頼することになります。

弁護士に依頼すると、あなたは裁判所へは行かなくて済みます。何度も仕事を休んだり、子供を預けたりしなくてもよくなります。すべての書類を任せられます。

しかし、一番の問題は「費用」ですね。初回の相談は、無料で行っている弁護士事務所が多いので、まずは相談してみてください。

法テラス（日本司法支援センター）というサイトがあるので参考にしてみてください。
（参考：離婚裁判でお困りなら 法テラス）

では、一般的な離婚裁判の費用の相場を見てみましょう。

ざっと試算してみましょう。初回の無料相談だけで依頼したと仮定します。

着手金40万円、離婚の成功報酬40万円、親権の成功報酬20万円、慰謝料を300万円獲得した場合の成功報酬60万円、養育費毎月5万円を獲得した場合の成功報酬6万円。

財産分与や年金分割を行わない場合で、少なく見積もっても166万円に実費とその他が加算されます。

離婚だけの裁判でも、80万円～100万円以上かかります。浮気の証拠集めに興信所などを利用すると、更に50万円前後かかります。

旦那の浮気の清算のために、あなたが200万円も300万円も支払うなんて。もし、慰謝料が100万円しかもらえなかったら、大赤字です。しかも、慰謝料の支払いが一括ではなく分割支払いだった場合は、あなたが全額先に払わなくてはなりません。

法テラスでは、収入と資産の要件を満たした場合に、裁判費用を一時立て替えする制度があります。立て替えなので、毎月の返済が発生します。
（参考：弁護士・司法書士の費用を立て替えてもらいたい 法テラス）

5.旦那と浮気相手への慰謝料の請求

旦那が浮気をして「不貞行為」が認められた場合に、旦那とその浮気相手に対して、貞操権侵害による精神的苦痛の慰謝料として損害賠償を請求できます。

浮気相手がすんなり認めて応じてくれればいいのですが、離婚の場合と同様に「法的証拠」が必要になります。専門家に浮気の証拠集めを依頼すると、前述のように30万円～60万円は必要になります。

請求方法は、まず当事者での話し合いになります。この段階で話がまとまったら、両者で「示談書（和解契約書）」を作成します。浮気相手が話し合いに応じてくれない時には、「内容証明郵便」で請求します。
（参考：郵便局　内容証明郵便）

この場合、文面によっては請求できなくなる可能性があるので注意が必要です。できれば法律家に相談することが望ましいですが、やはり料金がかかってきますね。
（参考：不倫慰謝料の内容証明雛形・サンプル・文例｜行政書士あいち三河法務事務所）

内容証明郵便でも折り合いがつかなければ、浮気相手の居住地の「簡易裁判所」で「調停」を申し立てます。

調停で話し合いがまとまったら、「調停調書」が作成されます。これは、裁判と同じ効力があり、浮気相手が従わなければ強制執行も可能です。

調停も不調に終わったら、「地方裁判所」へ提起することになります。また、旦那との離婚裁判と一緒に「家庭裁判所」へ提起することもできます。

いずれにせよ、裁判となると、それなりの費用がかかります。

慰謝料の請求期間は3年で時効となり、請求権がなくなります。3年以内に請求して、判決が確定した場合は、時効期間が10年になります。

旦那の不貞行為が、浮気相手の誘惑によるものか、自然な愛情によるものか、発生の状況には関係ありません。不貞行為そのものが対象になります。

ただし、旦那の浮気以前に夫婦関係が破たんしていた場合は、慰謝料の請求が認められないことがあります。

また、旦那が結婚していることを相手に隠しており、浮気相手に過失がなく結婚の事実を知ることができなかった場合には、慰謝料の請求は難しいでしょう。

そして、旦那が交際相手に対して暴力や脅迫で関係を迫った場合も、浮気相手への慰謝料は請求できないでしょう。

慰謝料の金額に「算定基準」はありません。不貞行為による損害の程度や、個々の事情を考慮して決められます。

必ずしも離婚をしなくても慰謝料は請求できますが、離婚した時の方が高額になるようです。

考慮されるのは、以下のような項目です。

過去の判例では、50万円～400万円が多く、一般的には200万円前後がもっとも多くなっています。

法的証拠の調査、調停、裁判、長い時間と数百万円のお金をかけて、差し引きゼロやマイナスの結果も十分ありうるのが現状です。

旦那や浮気相手の経済力にもよりますが、そこまでして制裁を加えても、あなたのダメージの方が大きいと思いませんか。

「慰謝料をとってやる！」というのは口で言うほど簡単ではありません。

ちなみに、記事には書けない筆者の経験談はこちらで配信中です。
 ライター体験談 サレ妻が夫を取り戻すまでの全軌跡【裏メルマガ】

浮気した旦那を「許す」ことで夫婦の絆を深める

最後に、ある夫婦の話をご紹介しましょう。

ある時、妻の過去の浮気を知った旦那が逆上し、出て行けと連日連夜迫りました。

子供がいるのですぐには出て行けず、妻は罵倒に耐えて頑張っていました。けれど、ついに雨の夜、旦那の執拗な責めに負けて出て行こうとしました。

すると、旦那は泣きながら妻の腕をつかんで言いました。

「浮気したくなるような寂しい思いを二度とさせないように大事にする」と言って仲直りの握手をしたのです。

愛しているからこそ、傷つき怒りがこみあげてくる。その思いを何日も妻にぶつけて、ようやく妻を許す気持ちになれたのでしょう。

あなたにとって旦那さんの浮気は、人生最大のショックな出来事です。

失いたくないかけがえのない存在だからこそ裏切られて傷つき、悲しくて苦しくて辛いのです。

しかし、起きてしまった事実を、消してしまうことはできません。

それは、今一度、おたがいのことを真剣に考えて、あたたかい家庭を作り直すチャンスだと考えられないでしょうか。

もし、あなた自身にも反省すべき点があったなら、この機会に素直に歩み寄ってみましょう。

また、浮気の再発防止のために、夫婦で新しいルールを決めておくことも大切です。

スマホにロックをかけない、帰るコールやメール、LINEなどで連絡をする、夫婦で共通の趣味の時間を持つ、月に1回は夫婦で食事に行くなど、確実に守れる楽しいルールを作るのがコツです。

さいごに

ストナビ編集部では「浮気」を肯定や助長するつもりはありません。

しかし今の時代、様々な癒しの方法や夫婦間の愛の形があることも事実です。

旦那さんの浮気を疑った時点で、信じて気にしないのか、無関心でどうでもいいのか、腹が立って白黒つけて罰を与えたいのか、あなたはどう感じるでしょう。

できることなら旦那さんの浮気をやめさせて、出会ったころのラブラブの関係に戻りたい。

そう考えて前向きに話し合えたら素晴らしいと思います。

浮気した旦那さんに罰を与えるというネガティブな感情は、やがてあなたにそのまま返ってくるかもしれません。

仕返ししたいと思う執着は、手放すことでしか楽になれないのです。

旦那さんの浮気を「不幸な出来事」にするか、「幸福へのステップ」ととらえるかは、あなた次第です。

いずれにせよ、不貞の証拠がないことには始まりませんから、以下の記事もあわせて読まれることをおすすめします。
 関連記事 不倫の証拠をつかむには？知っておくべき5つの選択肢

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。